シリマナイト・キャッツアイ
シリマナイト・キャッツアイ
2.7ct
産地不明
SILLIMANITE
シリマナイト
別名ファイブロライト
和名:珪線石
硬度:6.0~7.0
分類:珪酸塩鉱物(ネソ珪酸塩)/アルミニウム珪酸塩鉱物
晶系:斜方晶系/柱状
化学組成:Al2SiO5
劈開:完全(1方向に完全)
比重:3.23~3.27
屈折率:1.654~1.683
副屈折率:0.020
分散度:0.015
蛍光:長波・短波ともに基本ない。しかしミャンマー産の青いものは長波で薄く赤蛍光
条痕:白
主な色:無色、帯黄色、帯褐色、帯緑色、白、灰色、青、青紫色など
多色性:強3色性(黄色・青色・緑色)
通常の結晶のものにはシリマナイト。
そして繊維状の塊のものは別名のファイブロライトと呼ばれる。
なので上のキャッツアイはファイブロライト・キャッツアイと呼ぶべきだが
最近は明確に分けられておらずどちらの名も見られるようだ
ちなみにファイブロライトの名は繊維状構造からファイバーからつけられ、
シリマナイトのほうは発見者のアメリカ人ベンジャミン・シリマンの名からつけられた
アンダルサイト、カイヤナイトとは同質異像の関係にあり、
多色性を持つアルミノ珪酸塩トリオを形成してます
またとんでもない種類に及ぶ珪酸塩鉱物にあって
唯一珪素の「珪」の字が和名に入っているものでもあります
なおシリマナイトがアンダルサイトとカイヤナイトこれらとの違いは、
シリマナイトは別名にもなった繊維状構造から絹糸状光沢をもつことがあること。
それとカイアナイトの項でも紹介したように比重が大きく異なり
アンダルサイト3.16、シリマナイト3.25、カイアナイト3.68となっています
このシリマナイトは同質異像の他の二つと同じく
多色性が強く顕著で黄色・緑色・青色と確認することができます。
ただし繊維状構造のファイブロライトでは少し弱いかもしれません
シリマナイトは透明で綺麗な柱状結晶は少ない上に
小さくそこからとれる透明なファセットカットのルースも大半は小さいものが多い
主な産地はミャンマー、スリランカ、ブラジルが主だが
ほかにもインド、ケニア、アメリカ各州、カナダ、イギリス、
フランス、ドイツ、マダガスカル、韓国など世界中で採れます
シリマナイト・キャッツアイ(ファイブロライト・キャッツアイ)
1.5ct
ミャンマー産
最初のと比べると色の濃い物
シリマナイト・キャッツアイ
2.99ct
インド・オリッサ産
極めて珍しいファセットカットされたものに
シャトヤンシーが出る物。




