スピネル・キャッツアイ
スピネル・キャッツアイ
1.95ct
スリランカ産
SPINEL
スピネル
和名:尖晶石
硬度:7.5~8.0
分類:酸化鉱物(マグネシウム、アルミニウムの酸化物)
晶系:等軸晶系/八面体
化学組成:MgAl2O4
劈開:なし
比重:3.59~4.12
屈折率:1.71~1.73
蛍光:強蛍光のものもあり(主に赤系の石)
条痕:白
主な色:赤、青、紫、ピンク、オレンジ、緑、黒など多彩で
基本的に黄色以外すべて
非常に色のバリエーションが豊富ですが、
黄色だけは「幻の宝石」とまで言われるほど
見つからないもので、
残念ながら1鉱物種だけでの色相環はほぼ不可能。
過去ソーティング付きでイエロースピネルと出たものは
1度しか見たことがないです。
ただし鉄のインクルージョンが内部にあり
濁った黄色っぽいものは稀に存在はしていますが、
インクルージョンが多すぎてカットできないらしく
ルースになったものは見たことがないです。
またルーペ必須な微小結晶であれば
透明な黄色い結晶も存在はしています。
上記のような状態ですので
最低限ソーティングレポートが付いていないものは
別の鉱物の可能性が非常に高いと思って
覚悟が必要になります。
知人数人で一時期巷にある「イエロースピネル」表記の
ルースを見つけたら購入し
ソーティングに出すのを繰り返しましたが
結果はトルマリン、ジルコン、ヘッソナイトガーネット、
トパゾライト(イエローアンドラダイト)、
クリソベリル、シトリンと散々な結果でした。
とある場合には某有名鉱物系ショップさんが
屈折率や熱伝導率を図って
スピネル間違いなしとまで言い切ったものも
別鉱物だったという事もあったほどです。
さて話をキャッツアイに戻すと
スピネルのキャッツアイというのはあまり見つからないです。
あっても大抵はかなり濃い赤系統の地色に
シャープな目が出る物ばかりで
人気のコバルトブルーのものなどでは見たことがないです。
これはスター石も同じで濃い赤系統に出る物しか
過去見たことがありません
もし赤~紫系統以外の色であれば
確保するのをおすすめしますが
イエローと同様に別鉱物の可能性も否定できないことは
覚えておきましょう。




