ダイアスポア・キャッツアイ
ダイアスポア・キャッツアイ
4.01ct
トルコ産
Diaspore
ダイアスポア(ディアスポール)
和名:不明
硬度:6.5~7.0
分類:水酸化鉱物
晶系/産状:斜方晶系/薄板状、柱状、扁平状、針状、塊状など
化学組成:AlO(OH)
劈開:1方向に完全
比重:3.3~3.5
屈折率:1.680~1.750
副屈折率:0.048
蛍光:長波なし、短波・微黄濁
条痕:白
主な色:白、灰白色、無色、帯緑灰色、淡緑色、黄、薄紫色、ピンク
多色性:強い三色性(紫青:淡緑色:暗赤色)
透明でカットに向く結晶が出るのは非常に稀ではあるが、
硬度もあり、カットを施されたルースは綺麗で人気も高い。
石のコレクター内では
ダイアはダイアでもダイアスポアというのは定番のネタ。
(キャラアップのダイア買った~。あダイアスポアねというネタ)
組成のアルミニウムの一部がマンガンに置換されたものが
稀に発見されることがあり
そういうマンガン含有の物をマンガノ・ダイアスポアと呼ぶ場合もある。
マンガノ・ダイアスポアは赤色を示すが
大きな結晶にはなりにくいらしくルースはまずない。
ダイアスポアのうち、
トルコでカラーチェンジを示すものが採れることがあり、
一流の職人の手によるカットを施された物には
特別な宝石名として「ズルタナイト」という名称がつくことがある。
このズルタナイトという名称は
しっかりとしたカラーチェンジの変化を持ち、
なおかつ最上のカットが施された物だけに与えられるものらしく、
単なるダイアスポアの宝石名というものではないようではあるが、
ここ最近はズルタナイトの名称もある程度浸透したために
黄緑→ピンク程度のカラーチェンジでも
ズルタナイトとして流通名が付けられる場合があるが、
ここ最近はその品質を保証する名称とはなっていないのが実情。
変化の具合は写真のようなアレキサンドライトとは違う
少しくすんだ様な淡い色調である場合が多く、
独特の雰囲気があるが、
残念ながらトルコ以外の産地ではこの変色性は弱く、
光源の違いによるカラーチェンジはあまり見られない。
トルコ以外ではアメリカ、イギリス、ノルウェー、
スウェーデン、スイス、ハンガリー、
ポーランド、ロシアや
日本でも広島の勝光山鉱山の物が有名。




