ヘリオドール(イエローベリル)・キャッツアイ
ヘリオドール・キャッツアイ
(イエローベリル・キャッツアイ)
1.2ct
産地不明
Heliodor
(Yellow Beyrl)
ヘリオドール
和名:緑柱石
硬度:7.5~8.0
分類:珪酸塩鉱物(サイクロ珪酸塩)/アルミニウムとベリリウム珪酸塩
晶系/産状:六方晶系(三方晶系)/六角柱状、多角柱状
化学組成:Be3Al2Si6O18
劈開:不明瞭
比重:2.60~3.00
屈折率:1.577~1.583
副屈折率:0.006
分散度:0.014
蛍光:長波・短波ともになし
条痕:白
主な色:黄、黄緑、金色など黄色系
多色性:中~強(二色性)
ヘリオドールという名称はここ数年あまり使われず
トルマリンもそうなのだが
別名を使わずに色名+元の鉱物名にしていることが増えてはいる。
ヘリオドールという名称自体は
ベリルグループの仲間で黄色の物を指すが、
ややこしいことにヘリオドールという名称以外にも
イエローベリル、ゴールデンベリル、など色名をつけたものがあり
基本的には別名だとされているのですが
人によってはそれぞれ別の宝石の事だと言う人もいます。
ヘリオドールは黄緑、
イエローは3価鉄着色のくすんだ黄色、
酸化ウランを含んだ明るい色の物をゴールデンだと分けるようですが
単純に見た目だけでは判別できず、
詳しい検査が必要になるために普及はしていません。
発見は1910年(1913年説あり)とそこまで歴史の古い宝石ではなく、
最初に発見されたものが金色に近い見た目の物だったのもあり、
ギリシャ語の太陽を意味するヘリオスと、
贈り物を意味するドロンという言葉を組み合わせ、
太陽の贈り物という意味も持たせた由来があります。
ヘリオドールは加熱を施すと青くなるものがあるため
より人気のあるアクアマリンにしてしまうことも多く、
ベリルグループ内では流通量はそれほど多いとは言えない部分もありますが、
目の覚めるような明るい黄色のものは非常に輝き
目を惹くのもたしかです。
ヘリオドールも大きな結晶になることがあり
世界最大のカット石はアメリカ自然史博物館に所蔵されている
2054ctの物だと言われています。




