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オブシディアン・キャッツアイ

挿絵(By みてみん)

オブシディアン・キャッツアイ

(黒曜石)

0.84ct

東京都・神津島村産


OBSIDIAN

オブシディアン

和名:黒曜石

硬度:5.0~5.5

分類:珪酸ガラス質/火山ガラス質の岩石

晶系:非昌質

化学組成:主に珪酸と酸化アルミニウム

劈開:なし

比重:2.35

屈折率:1.480~1.510

副屈折率:なし

分散度:0.010

蛍光:なし

条痕:薄い黄色~白

主な色:黒・褐色・灰色、まれに赤、白

多色性:なし


英名のオブシディアンでは分からないが

和名の黒曜石と言うと日本人には伝わることが多い、

石に興味がない人でも分かる石種。


オブシディアンは

火山の多い地域から採れる天然のガラスで

火山性の溶岩が冷えるときの速さが

結晶化できないほど速い場合にできる。

そのため非昌質で劈開がなく断口は貝殻状になる

この割れた断面が極めて鋭利になるために

古代では矢じりや刃物として利用されており、

宝石に詳しくない人でも

名前だけは小学校の教科書で見たことでしょう。

またこういった刃物などのほかにも

古代エジプトではスカラベをかたどったものや、

印章として利用したほか、

古代メソポタミアの遺跡からも

オブシディアンで作られた様々な道具も見つかっている


このオブシディアンは

含むインクルージョンで大きく姿を変えるのも特徴でしょう

気泡や結晶(晶子と呼ぶ)を含むと

「スノーフレーク・オブシディアン」のような名前の通り粉雪がくっついたような斑点のあるもの、

「レインボー・オブシディアン」のようなイリデッセンス(虹色)を示すものまである

またインクの種類によっては

金属的なシーンを現す変種もあり、

その色によってゴールデン・オブシディアンや

シルバー・オブシディアンと呼ぶ。

世界的に見るとごく希に赤いオブシディアンや

白いオブシディアンもあるようだが

日本国内の北海道産の花十勝石と言われる黒曜石や

ホワイト・オブシディアンは大分県姫島で採れるそう



そしてオブシディアンで忘れてならないのは「アパッチ・ティアー」であろう

アメリカ・アリゾナ州やニューメキシコ州に産する

団塊状のオブシディアンは、

アパッチ・ティア、アパッチの涙と呼ばれるものでこれは半透明である

アパッチでわかる方もいるかもしれませんが

この言葉のとおりアメリカ・インディアンのアパッチ族の居住地から採掘されるものです

ここ数年滅多に見ることがなくなりつつありますね。

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