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スファレライト・キャッツアイ

挿絵(By みてみん)

スファレライト・キャッツアイ

3.00ct

スペイン産


SPHALERITE

スファレライト

別名ジンク・ブレンド

和名:閃亜鉛鉱

硬度:3.5~4.0

分類:硫化鉱物/硫化亜鉛

晶系:等軸晶系/三角4面体、6面体、12面体など

化学組成:(Zn,Fe)S

劈開:極強(6方向に完全)

比重:3.90~4.10

屈折率:2.37~2.43

副屈折率:なし

分散度:0.156

蛍光:長波・短波ともにオレンジまたは赤

条痕:黄色~赤茶色

主な色:無色(極稀)、黄色、オレンジ、褐色、緑、白、灰色など

多色性:なし


このスファレライトの名の由来は鉛が硫化した鉱物

方鉛鉱ガレナ」とそっくりで、混同しやすいことから、

予想を裏切るという意味の「SPHALEROS」というギリシャ語からつけられました


そしてこのスファレライトの別名の「ジンク・ブレンド」は

ジンクは言うまでもなく亜鉛の英名ですが

ブレンドは混ぜるという意味の英語ではありません

このブレンド(BLENDE)はドイツ語に由来していて意味は「見えない」または「出てこない」です


なぜこのドイツ語のブレンドなのかというと

昔錬金術の流行った頃、このスファレライトから鉛を抽出しようとしたが

どうやっても抽出できなかったことから皮肉をこめて名付けられたそうです

ちなみに琥珀色のものはハニーブレンド、

赤い変種はルビーブレンドなどとも呼ばれることがあるそうです。


スファレライトを語る上で

なにより言うべきはそのファイアの強さ。

ダイアモンドの約4倍にもなりブリリアントカットを施されれば最強の宝石となるでしょう


しかし残念ながらこのスファレライトの硬度は約4。

しかも劈開も強くカットは非常に困難

ジュエリーにもおよそ耐えれるものではないので

コレクターの目を楽しませるのみのコレクターストーン。


ファイアが非常に強くファセットを刻むことこそ良さという

特性があるがゆえにカボションにされることは皆無に等しく、

スファレライト・キャッツアイは見ることすら難しい一品となっている。

この子以外は見たという話もあったという事も聞いたことがなく、

相当にレアになるだろうと思われます。


またスファレライトは日本国内でもあちこちで採れており

国産のスファレライトも海外産に負けない綺麗さをもっています。

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