パライバトルマリン・キャッツアイ
パライバ・トルマリン・キャッツアイ
左0.120ct 右0.11ct
ブラジル産
Paraiba Tourmaline
パライバ・トルマリン
和名:含銅リシア電気石(リチア電気石と読む場合もあります)
硬度:7~7.5
分類:ケイ酸塩鉱物(含む元素は種類によって変化)
晶系:六方(三方)晶系/長柱状
化学組成:Na(Li,Al)3Al6(BO3)3Si6O18(OH)4
(リシアトルマリンの化学組成となります)
劈開:不明瞭
比重:3.0~3.2
屈折率:1.624~1.644(ルベライトなど)
1.60~1.65(インディコライト、グリーントルマリンなど)
副屈折率:0.020
蛍光:なし(まれに弱いが持っていることも)
条痕:無色
主な色:赤、青、黄、ピンク、褐色、緑、黒、バイカラーなど多彩
多色性:あり(弱~強)
すべてのトルマリンの中で最も高評価を受け、
独特のネオンカラーが大人気な1石。
ずいぶん以前から世界各地で発見されてはいたものの、
小粒ばかりで宝石質の物が少なく、
あまり評価されていなかった。
ところが1989年頃にブラジル・パライバ州から
採れる良質で大きな宝石質の物が供給されだして
一気に人気があがった。
ただあまりのも人気が上がりすぎてしまい、
採掘権で揉めることが増え
鉱山所有者が襲撃される事件も発生するほどになり
2000年頃までまともに採掘が出来ていない状態となり
需要と供給が釣り合わずさらなる高騰を招き、
あまりにも供給が少なかった上に
すでに枯渇したという情報が出回ったために
さらなる高騰を招いてしまいました。
その後ようやく落ち着いた2000年前後は採掘も再開され
ある程度の量が出回りだしたのですが、
ネオンカラーを発色する銅含有のトルマリンの産地が
パライバ州でもごく限られており瞬く間に枯渇。
同じブラジルの他の地域でも出たもののこちらも
大きな鉱床ではなくあっという間に枯渇。
その為現在では元々の名称由来であったパライバ州以外でも
銅とマンガンを含有していると、
パライバトルマリンを名乗っても問題がない状態です。
ただパライバ州産はそのままの色で産出されていたのですが、
他の産地では加熱処理して初めてあの色になる物もあり、
パライバ=非加熱未処理とは言えない状況になっている点は注意。
主な産地はブラジル・パライバ州、ブラジル・リオグランデノルテ州、
モザンビーク、ナイジェリア、スリランカなど




