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ダイヤモンド・キャッツアイ

挿絵(By みてみん)

0.284ct

産地不明


Diamond

ダイアモンド

和名:金剛石

硬度:10.0

分類:元素鉱物

晶系/産状:等軸晶系/8面体、立方体

化学組成:C

劈開:8方向に完全

比重:3.4~3.5

屈折率:2.417

蛍光:なし~あり(弱~強蛍光。石によって様々)

条痕:条痕板に傷がつくため条痕色の観察不可能

主な色:ほぼすべての色が存在

多色性:なし


言わずと知れた宝石の代表格とも言えるダイヤモンド。

ほぼすべての色が存在し一種の石種で色相環が完成する数少ない石種の一つ。

炭素だけで構成される元素鉱物に属し、最も硬い宝石。

ただしよく勘違いされていることですが

硬いというのは言うなれば擦り傷に対する強さであり

割れにくさではありません。

ハンマーでたたけば割れます。


ただこの割れにくさも兼ねたものがあり

某アニメでも紹介されて昔に比べて知名度があがりましたが

微粒結晶の集合体であるボルツダイヤモンドと称されるブラックダイヤは

硬度(傷つきにくさ)と靭性(割れにくさ)を兼ねたものも存在します。

ただしダイヤモンドの名はついてはいるものの

不透明なのでキラキラ感はまったくなく

ダイヤらしさはなくなります。

ただこれもブラックダイヤとして売られている物も

改変して作られた物が多く本来のボルツとは言えない物も存在しています。


そんなダイヤモンドはキラキラと煌めく事に価値を見出される部分と

硬度の高さから研磨が大変という事もあり

基本的にファセットが施され、

カボッションにされることが皆無に近く、

必然キャッツアイも出てこなくなります。

その為写真のダイヤモンド・キャッツアイもコレクター歴20年をかけて

ようやく見つかったもので探して簡単に見つかる石ではありません。

※以下訂正がありますので最後もお読みください※

またキャッツアイというのは内部に1方向にインクルージョンが存在し

その為にシャトヤンシーが発現するのが常なのですが、

どうもこのダイヤモンド・キャッツアイに関しては

インクルージョン由来の物ではなく、

類まれな分散度の高さと屈折が

うまく組み合わさった結果発現するようで

※ここまで※

球体ダイヤモンドを扱っている業者さんですら

今まで一度も見たことがないと言うほど稀な事のようです。

なおこのダイヤCEは球体ダイヤを半分にカットして分割したため

もう片方もシャトヤンシーを確認する事が出来たため

最低限世の中に2個、

聞いた限りではトリートのブルーダイヤでも

出来上がったとのことなので

世界に1個という希少性ではありませんが、

それでも世界中で10個に満たないのではないか?と思えるほど

希少なものになってきます。



※追記22年7月11日

つい先日GIAのレポートでアステリズムを示す

カボションのダイヤモンドのレポートがあると教えていただきました。

(Gems&Gemology、Spring 2021、Vol。57、No.1)

それによると(全英文の為間違った解釈ありましたらご容赦願います)

天然ダイヤのタイプⅠaに見られる特徴があり、

高倍率の顕微鏡で見ると

白いインクルージョンが密集しており、

なおかつ針のような細い線状になっている部分もあったため

これがアステリズム発現の要因だと明記されていました。

10倍や30倍程度のルーペでは確認できず

無色透明に見えるのですが

自然というのは非常に面白いですね。

レポートに使用されたダイヤモンドは

ジンバブエ産のダイヤモンドに多く見られる特徴があるとのことなので

固定産地だけで出現するのかは

そもそもカボションにされることが少ないため

まだはっきりとは断定はできませんが、

解明されれば

今後ダイヤモンド・キャッツアイや

スター・ダイヤモンドも普通に見られることになるかもしれませんね

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