ロードクロサイト・キャッツアイ
0.56ct
北海道・十勝産
RHODOCHROSITE
ロードクロサイト
別名インカ・ローズ
和名:菱マンガン鉱
硬度:3.5~4.0
分類:炭酸塩鉱物/カルサイトグループ
晶系:六方晶系(菱面体晶系)/菱面体、塊状、粒状、鍾乳状
化学組成:MnCO3
劈開:完全・強(菱面体方向(3方向)に完全(73°))
比重:3.4~3.7
屈折率:1.786~1.840
副屈折率:0.201~0.220
分散度:551nmと410nmに吸収バンド、535nmと565nmに吸収ラインを持つ
蛍光:長波・短波ともになし。稀に長波ピンク短波赤
条痕:白
主な色:ピンク、濃ピンク色、黄灰色、褐色、各色の縞状など
多色性:中~強(二色性)
ロードクロサイトのキャッツアイは非常に稀で
探してもそうは見つからない石種の一つ。
通常のルースであれば人気も手伝ってかなり多く存在するのと
脆さもあってカボションにされることも多いんですが
滅多に見つかりません。
また写真を見ても分かる通り
そこまではっきりとしたシャトヤンシーが出る石種ではなく
はっきりと出ている物は極めて稀になります。
数度見たことはあるので存在しないわけではないですが
予算的に厳しくかなり弱めの物を入手となりました。
硬度的に非常に脆いので宝石には不向きではあるが、
非常に人気のある宝石の一つ。
薔薇の花を意味する「Rhodo」を冠する3大ピンクストーンの一つ。
ちなみに他の2つはロードライト・ガーネットとロードナイトです
別名のインカ・ローズのほうは元々の主産地が
インカ帝国のあったアルゼンチンなため呼ばれる。
市場に出回るルースの大半は酸に対する補強の意味と、
ヒビを埋め目立たなくする目的でエメラルドと同様、
オイルや樹脂による含浸処理およびコーティング処理をされていることが多い。
さてこのロードクロサイトは少し上でも触れましたが
硬度も約4で劈開性も強く、
なおかつ炭酸塩鉱物特有の酸に弱いという性質もあります
このため市場に出回るルースの大半は酸に対する補強の意味と、
ヒビを埋め目立たなくする目的でエメラルドと同様、
オイルや樹脂による含浸処理およびコーティング処理をされていることが多いです
よほどナチュラルにこだわる方以外は気にしなくてもいいとは思いますけど一応記しておきましょう
この脆さがあり本来ならファセットには不向きだというにも関わらず
その愛らしさゆえに愛好家が絶えず多面体カットをほどこされ続けています
なおジュエリーになっているものもありますが、
くれぐれも超音波洗浄機には入れないよう注意してください。




