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ルビー・キャッツアイ

挿絵(By みてみん)

7.13ct

マダガスカル産

鉛ガラス含浸処理石


RUBY

ルビー

和名:紅玉

硬度:9.0

分類:酸化鉱物(酸化アルミニウム)

晶系/産状:六方晶系/六角柱状(六角板状、斜方12面体)

化学組成:Al2O3

劈開:なし。ただし面に対しての角度によってはできることもある

比重:4.00~4.05

屈折率:1.762~1.770

副屈折率:0.008

蛍光:あり(赤・ピンクなど)

条痕:白

主な色:赤、赤紫、ピンク、赤褐色

多色性:2色性をもつことがある


サファイアと同じ鉱物コランダムの内、

クロムによって赤い物をルビーと呼ぶ。

鉄が要因によって赤い物は

「レッドサファイア」として売っていることもある。


ルビーもサファイア同様スター(アステリズム)が、

発現しやすい宝石でスタールビーは比較的よく見られるが、

サファイア同様スターの方が価値が高い為に、

ルビー・キャッツアイは皆無に等しいほど見つけることは

出来ないものになっている。


昔(1800年ごろまで)はスピネルやガーネットが誤って「ルビー」と表記されていたほどで、

このルビーはコランダムグループとは思われていなかったためだろう。

実際に英国王室所有の「黒太子のルビー」と呼ばれる

現在ロンドン塔に展示されている140ctの物は

18世紀ごろまでずっと本当にルビーと信じられていたが

後に分析を行った結果スピネルであったことが判明しています。


色合いは赤色から紫をかんだもの、

ピンクっぽいものや褐色に近いものまで様々で、

この原因はクロムと鉄の含有量によるもの

このうち「ピジョン・ブラッド」と呼ばれる少し青みを感じるような深紅のものが最上とされていて、

ダイヤ以上の値段がつくこともあります

またタイ産のより赤みの強い、

一見アルマンディン・ガーネットのような真紅のルビーは「ビーフ・ブラッド」と呼ばれもします

しかしタイ産は産出量が皆無になっておりすでに枯渇したとも言われ、

最近は市場であまり見かけなくなったためにあまり聞かなくなりましたね


このルビーはインクルージョンは珍しくなく、

よく目にしますがそれは=低品質ということではなく、

絶妙に入ったときにそれは「スター・ルビー」となりまた神秘的なものに変わります

なおこのスター・ルビーのスターになる原因は、

乳白色のルチルによる「シルク・インクルージョン」と呼ばれる針状物質によるものです


さてこのルビー、人類史上初めて人工宝石の作成に成功した宝石でもあります

1904年にフランスの科学者A・V・ベルヌイにより確立され、

今日でも多少の改良を行いながらも残っていて、

ベルヌイによって確立されたこの方法は「ベルヌイ法」(またはベルヌーイ法)と呼ばれている

ちなみにこのベルヌイ法で作る合成宝石は

約4時間ほどで200ct~500ctほどになるそうです

しかも全部が同じ品質と色。

工業用のみならず宝飾用としても利用されています。

実際の話として祖父母の遺品で大きなルビーだと思っていたら

検査したら合成ルビーだったというのもよくある話です。

合成石は合成石として売っているのであれば

大きな問題ではないとは思っています。


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