好き過ぎるモノへの情熱が熱すぎると? 変人扱いになる!
人は、少しぐらい人と違ってもいい。
だけど? 違い過ぎると人はその人を嫌う。
どうしてなのかな?
人と違う事は“長所”だとワタシは思うのに...。
人は、そうは見てくれないという事がよく分かった。
ワタシの名前は、“ハルカ”
大の本好きで“ブックオタク”だ!
仕事が休みの日は、ずっと家でまったりと本を読む。
だから、仕事も【本屋さん】でバイトをしている。
本が好きだから、ワタシは電子書籍が嫌いだ!
実際に、本屋さんに足を運んで手に取って本を買ってほしい。
そうすれば? 本の良さがよく分かるはずだ。
だから、職場でも本の見せ方に拘っている。
どうやったら? お客さんが簡単に本を手に取ってくれるのか?
そして、レジに本を持ってきてくれるのか?
作品の良さを、どうお客様に伝えるのか?
ワタシは、いつも“本”のばかり考えている。
朝から晩まで、毎日24時間ずっと本の事を考えている。
寝ている時も、夢の中でも本の事ばかりだ。
その事を、他の人に話すと? “変人扱いされた。”
不思議なモノだな? 趣味や好きな事と一緒なのに、、、。
熱が人より強いと? 変な目で見られる。
他の人が、ワタシを見る目が得体の知れないモノでも見るよう
な目で見ること。
以前も、女友達から人数が足りないから飲み会に参加してくれ
ないかと誘いがあり、ワタシは参加した。
そこに集まっていたのは? 若い男性が3人と女性もワタシを
入れて3人で合計男女6人の飲み会になった。
初めは、自己紹介からはじまりそのうち男女2人で話し出した。
ワタシも横にいた、男性と二人で話しはじめる。
最初は、他愛のない話で盛り上がっていたがワタシが本の話を
熱く語りだすと、彼は少しムッとしてワタシの横の席から離れ
ていった。
ワタシは、一人になったので、序にそのままトイレに行った。
そこでは、他のカップルになった男女がトイレでキスを交わして
いるところだった。ワタシは見て見ないふりをして、またみんな
の所に戻る事にした。
トイレから戻って来ると? 既に誰もいなくなっていた。
ワタシを一人置いて、みんなバラバラに出て行ったのだ。
ワタシの女友達からLINEが入っており先に帰っていいと
いう内容だった。
ワタシは、一人歩いて家に帰る事した。
久しぶりに夜空を見上げながら家に帰る。
今日は、まん丸な満月だった。
たまには、こんな日もいいだろう。
ワタシは、昔からそうだ。
本の事になるとワタシは、話が熱くなる。
だから、男性が引いてしまうというか?
恋愛に発展しない。
好きな男性も付き合った男性もいないし。
本よりも好きな男性に出会った事がない!
でも、ワタシも今年で28歳になる。
いい加減、ワタシの両親からも結婚の話をされる事が増えた。
ワタシと仲がよかった女友達も、ほとんど結婚して幸せな家庭
を持っている。
それなのに、ワタシは未だ好きな人も彼もいない。
それどころか、本の事ばかりしか考えられない。
ワタシは一生このままだと、結婚できないと思っている。
きっと、ワタシと同じ考えの人も同じ悩みを持っているのだろう。
ワタシと同じぐらい本の事を好きな人か?
ワタシの本好きを理解してくれる人じゃないと上手くいかないと
ワタシ自身が思っている。
でも、そんな人は現れない。
だから、このまま独身でもいいと思っている。
その方が、私が私でいられるから。
ワタシはワタシの本能のままに生きていきたい!
だって! ワタシが一番好きなのは、“本”なのだから。
最後までお読みいただきありがとうございます。




