表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

あーくんの1日 2話

作者: あーくん

楽しんでよんでね


やばいっ あー

また負けた。今日モンストで負けるのは5回目だ。

ついてない。

僕は思わずため息が出る。

ピンポーン

インターホンが鳴った。

来たのはきっと、女友達のリカちゃんだろう。

この前学校で、彼女にマンガを今週の土曜日に貸して欲しいと頼んでいた。

ワクワクしながら僕は玄関に向かう。


「あーくん、やっほー」

彼女の声はいつも明るい。

彼女といるといつも元気が出る。

しかし、彼女を見ると何かが変なことにすぐ気がついた。

「あれ?お前、マンガは?」

リカは手ぶらで玄関の前に立っていた。

「あっ。ごめん。自転車に置き忘れちゃった。てへっ⭐︎」

いや、何しに来たんだよ。

ていうか、てへってなんだよ。

まあかわいいから許すけど。


そして、リカはパンパンのバッグを持ってきた。

「なんでそんなパンパンなの?何入れてきたの?」

そのバッグは、今にも壊れそうなほど、身が詰まっていた。

その時、リカはバックのチャックを開け、逆さまにした。

ドドドドドド…

マンガの山を見て僕は唖然とした。

そこには大量のマンガがあった。

ざっと見、30冊。

「いや、そんなにいらないって。3冊ぐらいでいいんだよ?」

「え?嘘?このくらいでも少ない方かと思ってた。てへっ⭐︎」

今日もリカは安定のバカだ。

「と、とりあえず、1巻から3巻まで借りるね?」

そう言って、3冊拾った。

「うん!オッケー!来週にはちゃんと返してねー!」

「はーい」

そう言ってリカと別れた。


目の前には、大量のマンガが散らばっていた。

いや、持って帰れよ!

とりあえず、僕はそのマンガを綺麗に片付けて借りた1巻を読むことにした。

表紙には「鬼滅の刃」との文字。

今、一番日本で流行ってる人気マンガだ。

このマンガずっとよんでみたかったんだよな。

絶対面白いんだろなあ。

僕はマンガを開いた。

ページには、麦わらぼうしの少年をはじめとする海賊たちが載っていた。

え?マンガのカバーと中身違うやーん。

今日も悲しい1日であった。

読んでくれてありがとうだお

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ