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Chain --世界に向けた大望--  作者: なっち
1/6

第1話 --新たな歴史の幕開け--

始まり-----

これから火の海にかわるであろうこの場所で

鎖のようなブレスレットを付けた5人の右手が重なっていた。


「 C ! 」

「 H ! 」

「 A ! 」

「 I ! 」

「 N ! 」


「 GO! CHAIN ! 」


いまだによくわからないセンスのこの円陣。


私たち5人はそれを合図に


ゆっくり堂々、敵陣へと足を進めた。



-----------------------------------------------------------





2/16 とある少女宛てに一通の手紙が届いた。

 (変わった手紙だな。)

黒と赤の封筒に白のロゴのような形をしたシールで止められている。

表には耀みさと様。裏には「私立アルマトシア学園 学園長 浅野橙子(とうこ)」と書かれていた。

(アルマトシア学園!?!?)

アルマトシア学園は戦、魔法に特化していて、実力だけを必要とする学校だと聞いたことがある。

驚きながらその場で破るように急いで封を開けてみた。

そこには一枚の紙が入っていた。


「 耀みさと様、あなたの私立アルマトシア学園への特別推薦が決定したことを報告します。」


(は?)


「え、待って。うちがアルマトシアに入るってこと?半分軍事施設みたいなところに?しかも推薦で?」


どうして今まで自分と無関係といってもいいほどの学園からいきなり特別推薦が決定したと報告されたのだろう。視線、しかも特別ともなれば入学も拒否できないのだろうか。もし、入学したとしてじぶんは誰かと戦わなければいけないのだろうか。どれだけ頭をひねってもクエスチョンマークが増える一方だった。


「あら、みさとどうしたの?」


玄関で慌てる娘を見て母が気にかけて声をかけてくれたようだ。


「ねえ、これ..」


そっと封筒と中に入っていたわけのわからない紙を一緒に見せると


母の目の色が変わったように見えた。


「みさと、ちょっとこっちにきて。」



そう言われ連れてこられたのは物置部屋だった。

私は今までくる用事もなかったので入るのは今日が初めてだ。

母はとても分かりやすいとは言えない一番奥の棚から一冊のアルバムとまたもや一通の少し古ぼけた手紙を手渡してくれた。


私は古ぼけた手紙を埃っぽさを感じながら開けてみた。

なかにはシンプルな便箋に書かれた手紙が1枚だけ入っていた。


「みさとへ。これを読むということはずいぶんと大きくなったんだろうね。

そして、アルマトシア学園から推薦決定の手紙が送られてきたんだろう。

あの学園には私たちの女系の先祖が代々入学している。


しかし、みさとが生まれる約10年前、憲法が改正されこの国は戦争、争いに特化するようになった。

それでも国の全てを戦争に注ぎ込むということはせず、

全国の学園の内6か所に、武力、魔法などを専門とした学科を配置したそうだ。

そのうちの1つがアルマトシア学園。


入学するがどうかはみさとの自由だ。


みさとは覚えてくれているかわからんが、

「私もおばあちゃんと同じものが見たい。」

といってくれたね。

もし今もそう思ってくれているのなら、

入学するのが一番だろう。



最後に、


チャーハンに入っているグリンピースはちゃんと食べるんだよ。」




「ずいぶんおばあちゃんらしい終わり方なのね。」


くすっと笑いながら母はいった。


「ってことはお母さんもアルマトシア学園に通ってたの?」


「そうよ。おかあさんのときは魔法科、なんてなかったけどね。

面白そうではあるけれどやっていることは戦争。

母親の立場からしたら反対ではあるけれど、

この学園への入学はみさとにとって人生の大切なものになるっていう確信もあるの。

それにあなたなら大丈夫だと思ってるわ。」


「お母さんは賛成なの?それとも反対?」


「あなたがいきたかったら賛成。

いきたくなかったら反対。」


「なにそれ変なの。」


そういいながらアルバムを開いた。

少し埃でせき込みながらアルバムに目をやると、そこにはお母さんに似たアルマトシア学園の制服をきた少女の写真が貼ってあった。

そのページの隅には、「2018/5/26」と書いていた。

ちょうど50年前の日付けだった。


「ってことはこれはおばあちゃん?」


「この頃も制服は変わってなかったのね。」


「へえ..」


(真剣な顔に笑顔、それに悔しそうに泣く顔とうれしそうな顔..)

ページをめくるたび違う表情をみせる祖母の写真。

私は次第になぜこんな表情をしてるのか、どういう思いを抱いていたのかものすごく知りたくなった。


「どうしてこんな表情してるんだろう。」


そうぽつりとつぶやくと


「入学したらすべてわかるわ。

お母さんもそうだった。」


そのときある言葉が脳裏よぎった。


「私もおばあちゃんとおなじものが見たい!」

それは幼い少女の声だった。



「うち入学する..!」




これが新たな歴史の始まりだった。

もうなんか勢いで書いたものです

生ぬるい目でみてやってください。。


ある程度進めて続けたいと思ったらか、いい感じにのびたら頑張ってかんけつさせます。。!!


Twitter☞@natti_25dance


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