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初めての迷宮

スマホのチュートリアルが終わり、俺が決意を固めたと同時にスマホが消えた。まあ、電波届かないだろうから別にいいんだけどね。そんなことよりもステータス確認しよう、確か念じるんだっけ?むむむっ。おっ、出てきた。


ステータス

名前 マサムネ

種族 獣人(狼)

性別 男

年齢 15

レベル1

HP 100/100

MP 100/100

力 700

防御 50

敏捷 800

魔力 50

器用さ 50

運 60(MAX100)


スキル

鑑定 怪力 神速 魔拳


力と敏捷が狂ってる・・・。これってスキルの恩恵なんだろうか、それにしてもおかしいよな。


「考えても仕方がない、とりあえず街に向かおう」


ただひたすらに果てしなく続く草原を歩いていると、地面に階段のようなものを見つけた。これが迷宮なのかな?普通は森の奥深くとか火山の近くとかにあるものではないのか?とにかく入ってみるか。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

階段を下りていくとだんだん蒸し暑くなっていき、最後には服を着ていられないほど熱くなった。たまらず服を脱ぎ、階段を下っていく。


どのくらい降りてきただろうか、時間が分からなくなるほど階段を下ってきた。そして、ようやく階段を下りきった。そこは岩で出来た地面と岩肌で包まれた洞窟だった。その洞窟をすすんでいくと、そこには青竜刀のような剣と、ラウンドシールドを持った骸骨が歩いていた。


「なんだ・・・こいつ・・・」


俺が呟きながら後ろに一歩下がると、骸骨はこちらに気づいたようで、手に青竜刀を掲げながらカタカタ骨を鳴らしながら走ってきた。

俺はすぐに鑑定のスキルを使った


ステータス

名前 スケルトンウォーリアー

種族 魔物

レベル38

HP 4800/4800

MP 30/30

力 478

防御 20

敏捷 358

魔力 10

器用さ 20

運 10


スキル

剣術 1

盾術 1


とでた。あれ?弱くね?レベル38だよね?なんでだ?

もしかして俺ってめちゃくちゃ強いのではないだろうか。チートって怖いな・・・。

そうこうしているうちにスケルトンウォーリアーは迫ってきていた。先にこいつ倒すか。

足に力を籠め、一気に相手との距離を詰める。スケルトンウォーリアーは俺が突っ込んだところに剣を振るが、難なく躱し、腰のあたりを思いっきり蹴り飛ばす。スケルトンウォーリアーはばらばらになり、衝撃で体から頭が外れ、地面に転がった。顎をカタカタ言わせているが、関係なしに頭を踏み抜き、粉々にする。頭の中でピコンと言う音が鳴ったと同時にスケルトンウォーリアーの骨が消え、一本の骨が残った。鑑定してみると


名前

スケルトンウォーリアーの骨


と出た。これが素材かな?一応回収しておくか。そういえば魔物を倒したんだからレベルが上がっているはずだよな、ステータス。


ステータス

名前 マサムネ

種族 獣人(狼)

性別 男

年齢 15

レベル26

HP 2100/2100

MP 870/870

力 1470

防御 160

敏捷 1980

魔力 120

器用さ 50

運 60(MAX100)


スキル

怪力 魔拳 神速 鑑定


になっていた。やっぱりあの音はレベルアップの音だったのか、にしてもレベル上がるの早いな。いや、俺のレベルが1だったからか。

考えてる時に、洞窟の先の方からカタカタと音が聞こえてきた。また来たのかと思ったが、今度はスケルトンウォーリアーが20体くらいいた。もしかして最後にカタカタ言ってたのって仲間を呼び寄せてたのか?これはやばいな・・・。でもまあ、あいつもほぼ一撃だったから問題はないかな。


「そんじゃあ、いくぜっ!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「さすがに疲れたな・・・」


実はあのスケルトンウォーリアーを倒したとき、またもや仲間を呼び、15体くらいが現れた。それを何回か繰り返していると、合計200体くらいのスケルトンウォーリアーを倒していたのだ。チート恐るべし。


「もうそろそろこの洞窟から抜け出したいな。一気に駆け抜けるか」


足に力を籠めて、一気に駆け出した。

およそ1分くらい走っていると、ようやく出口が見つかった。実はそのころになると、あのものすごい暑さは無くなり、涼しくなっていたのだが、マサムネは気が付いていない。


「やっと出られたー!もう2度とあそこには行きたくないな」


洞窟を抜けるとそこは森の中で、上を向くと青空が広がっていた。


「は?なんで地下に空があるんだ?」


迷宮とは現実世界にある通路からつながる異世界のようなものなので、この場所に空があっても不思議ではないのだがマサムネはそのことを知らない。


「まあいいか。それよりも食料がないとな」


ガサガサッ


マサムネの近くの茂みが動き、そこから2メートルくらいの大猪が出てきた。


でかいな、早速鑑定しよう


ステータス

名前 ビックボア

種族 魔物

レベル43

HP 5400/5400

MP 50/50

力 650

防御 750

敏捷 970

魔力 20

器用さ 5

運 10


スキル



さっきのスケルトンウォーリアーより強いけど今の俺だったら相手にならないな。

こいつの素材ってなんだろやっぱり肉かな?それとも毛皮かな?まあ、倒してみればわかるか。

ビックボアとの距離を一瞬で詰めて脳天に正拳突きを食らわせた。ビックボアは倒れたが、まだ死んではいなく、ピクピクしている。俺はビックボアの腹に容赦なく蹴りを叩きこんだ。ビックボアは吹き飛び、木にぶつかって消滅し。あっけなさすぎる・・・。ビックボアの死体が消え、残ったのは牙と毛皮と肉の3つだった。


「一匹の魔物から何個も出ることがあるんだな」


これで食料は確保したからあとは焼いて、食って、寝るだけだな。



まだまだヒロインは登場しません。

この迷宮を攻略したら出るかもしれません。


主人公のステータス(一部省略)

レベル73

HP 9800/9800

MP 9800/9800

力 3600

防御 760

敏捷 4900

魔力 610

器用さ 50

運 60


スキル

怪力 魔拳 神速 鑑定



一般の大人(男)平均ステータス

種族 人間

レベル1 

HP 100/100

MP 100/100

力 50

防御 50

敏捷 50

魔力 50

器用さ (個人差)

運 (個人差)


スキル 



※魔物と人間などの種族はステータスに大きな差があります。

例スケルトン           人間

 レベル1            レベル1

 HP400/400        HP100/100

 MP10/10          MP100/100

 力 120           力 50

 防御 20           防御 50

 敏捷 100           敏捷 50

 魔力 20           魔力 50

 器用さ 20          器用さ (個人差)

 運 10            運 (個人差)


と言う具合です。

あくまでも目安です。

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