プロローグと冒険の始まり
新たな小説を書くことにしました。
こちらの方が更新が頻繁になると思います。
温かい目で見守ってください。
「ん?なんだこのゲーム」
俺は家の自室で、新しい面白そうなゲームを探していた。別に今までやってたゲームがつまらなくなったとかではないのだ。と言うかネトゲーをやった事が無い、初心者だ。
高校に入って初めてパソコンとスマホを買ってもらい、初めてするのだ。
「なんか面白そうだな、やってみるか。ん?登録?そんなことしなきゃいけないのか」
俺は画面の指示に従って文字を書き込んでいく。
「本名は東郷将宗で、年齢は15、誕生日は8月8日、趣味は特にないな」
全ての項目を記入し終わって、登録を完了した。これでやっとゲームを始められるな。
『これより、ゲームのアカウント作成を行います。指示に従って作成してください』
表示が出たので早速作成していく。ワクワクするな。
「名前はマサムネで、種族は・・・いっぱいあるな、獣人(狼)でいいかな。性別は男で、容姿は髪の毛は銀髪にしてみよう、顔はイケメンで、身長は180位でいいかな、服は全身黒で統一して、っと」
容姿が決まり、次は職業選択だ。
「うーん、どうしようかなぁ・・・」
大鎌とかで戦うのも憧れるけど魔法も使いたいしなぁ・・・。魔法剣士とかないかな?そう思っていたらあったんだけど、その・・・、ね?
「魔拳士しかない・・・」
て言うかこれしかない・・・。職業選べないとか最悪じゃないか・・・。
「まぁいいか、今さら他のゲーム探すのもめんどいし」
職業を選択して、次にスキルを獲得するどうやら3つまでしか取れないようだけどまた後で増えていくのかな?
「1つ目は拳で戦うんだから腕力強化がほしいな、2つ目が魔法のスキルで、3つ目が敏捷強化とかかな」
そんな感じで考えて手に入れたスキルが、怪力、魔拳、神速の3つだった。最後だけチートの匂いがする。
「これでいいんじゃないかな、よし、決定!」
『これより世界へ転送します。ご武運を』
いきなりパソコンからアナウンスが流れてきたと同時に、俺の意識が刈り取られた。
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「はっ!」
気が付いたら俺は草原にいた。何故だ、俺はさっきまで部屋にいたはずなのに。
「ここはどこだ?」
俺がつぶやくと右のポケットからピコン!と言う音が聞こえた。手を入れてみると四角い板のようなものがあった。見てみるとそれは俺のスマホだった。画面にはチュートリアルと書かれていた。なんなんだ?タッチしてみると、3つの項目が現れた。【戦いの書】、【冒険の書】、【知識の書】の3つがあった。俺は戦いの書をタッチしてみると目の前に緑色の肌を持ち、棍棒を持った小人がいた。
『これより、戦闘指南を開始します。まず、目の前のゴブリンを倒してください』
倒すって言われてもな、武器ももって無いんだが・・・仕方ない、殴るか。少しだけ足に力を入れて駆け出したはずなのに、3メートル先にいたゴブリンが目の前にいた。俺は焦って全力で蹴り飛ばしてしまった。するとゴブリンは飛んでいき、お星さまになってしまったとさ。めでたしめでたし。・・・・・・じゃねえよ!俺の力凄すぎるだろ!なんだよ星になったって!どう考えてもオーバーキルじゃねえか!それに少ししか足に力こめてないのになんで3メートルの距離が一瞬で縮まるんだよ!色々おかしいぞ!
『ゴブリンの破壊を確認しました。続いて、魔法を使用してゴブリンを倒してください』
アナウンスが流れている途中でまたゴブリンが現れた。魔法ってことは魔拳のスキルを使えばいいのかな?
でもどうやるんだ?ん?頭の中に何かが・・・。
☆★☆
魔拳
腕や足に魔力を纏わせ、相手を殴るスキル。
例 腕に炎の魔力を纏わせ、燃える拳をつくって相手を倒す。
上位スキル なし
☆★☆
こんなものまであるのか、便利だな。早速やってみるか、まず魔力を纏わせるんだっけ、そのあと、炎の魔力を纏わせて・・・おおっ。できた、しかも熱くない。これで殴ればいいのか。また、距離を一瞬で縮めて、今度は軽く殴る。今度は地面にゴブリンがめり込んでしまった。
『魔法の使用を確認しました。以上で戦闘指南を終了します』
戦闘指南がおわり、次に冒険の書をタッチする。
『これより冒険について説明します。この世界では各地に迷宮と呼ばれるものが存在しており、そこを攻略すれば宝や、強力な魔法道具、武器などが手に入ります。迷宮では魔物が出現します。倒すと素材と経験値が手に入ります。素材は冒険者ギルドで売ったり、武器や防具の材料とすることができます。また、冒険者ギルドでは、迷宮の他に、各地に出現する魔物の討伐などがあります。これをクエストと言い、成功するとギルドランクがあがり、待遇が良くなるので冒険者ギルドで登録することを推奨します。以上で説明を終了します』
次に、知識の書をタッチする。
『スキル鑑定を取得しました』
いきなりのスキル取得で、ちょっとびっくりした。て言うかスキルをゲットするときに鑑定をゲットしてたら損してたんだな。
『これより、この世界のことを説明します。この世界では奴隷がおり、奴隷は物として扱われています。奴隷を買って一緒に冒険したり、迷宮に入る人もいます。中には性奴隷もいます。
次に、種族ついて説明します。種族に対して差別などは無く、差別した者は拘束されます。種類は、人間、エルフ、ダークエルフ、ドワーフ、竜人、獣人、魔人がいます。それぞれの特性については、人間が特になし、エルフとダークエルフが魔力が高く、ドワーフが力が強く、竜人と魔人は全てにおいて優秀、獣人が種類によって異なります。
最後にステータスについてです。ステータスはその人の能力を表すもので、レベルが上がるとステータスの数値も上がります。ステータスは念じれば表示されます。以上で説明を終わります』
奴隷がいるのか。ならやることは一つしかないな。それは、
ハーレムをつくることだ!!