表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
仮想現実の戦術妖精  作者: 珈琲パンのアトリエ
1/2

第1話 初日

 紹介された新型のシミュレーションゲーム「ガイアワールド」、PVP中心とした仮想現実のオンラインゲーム、プレイヤーは指揮官となり、戦術妖精を駒に勝ち進む部隊運用大前提。

 「プレイヤーさん」

 「あーはい?」

 「チュートリアルを前に戦術妖精の部隊を作ってくれ」

 「あー、どんな感じでしょう?」

 「戦術妖精五体」

 「なるほど、戦術妖精五体分を一体に集約できますか?」

 「できるよ」

 このゲームの進行役に思える一体の猫。

 「逆に五体分を10体に増やせるよ」

 「なら、五体分を一体に」

 「了解」

 選択肢がでる。

 「選択肢、ロールだね、タンク、アサルト、スナイパー、ヒーラー、エンジニアなんかだね」

 「スナイパー」

 「了解」

 選択肢がでる。

 「性別は女性」

 選択肢がでる。

 「身長160cm、体重は美容体重、バストサイズは豊満、腰は細く、尻は豊満」

 「スナイパーのグラマーサイズ、でもスナイパーなのに目立つね」

 「髪型はサイドテール、髪色はワインレッド、目は翡翠、肌は白色よりの黄白色」

 「なるほど、趣味に走ったね」

 「歳は19歳位」

 「ふむ」

 「顔立ちは美形な可愛い」

 「なるほど」

 「性格は癒し系、天然、善くも悪くもポジティブ」

 「なるほど」

 「粗彫りはこんな感じ」

 出来上がった五体分を一体に集約した一体、この他にサイズの調整。

 「ステータスの優先順位は?」

 「DEX最優先、STR優先、AGIやや優先、LUK標準、VITやや犠牲、INT犠牲、MND最下位、CHI、CHAは標準」

 「なるほど」

 「構成は終了」

 選択肢がでる。

 「五体分を一体に集約した一体は種族は人間」

 「なるほど」

 「民族はハイライダー、属性は光」

 「なるほど」

 「意志力、信仰心は標準」

 「なるほど」

 「武器はスナイパーライフル、対物ライフル」

 「なるほど」

 選択肢を選んでいき、調整を重ね、スキルは銃、防具、装飾品、狙撃、狙撃手技能、隠密。

 隣を作った後に自前を作った。

 アバターは19歳位に調整、戦術妖精は人間に近い性格に調整、初期の武器はМ14。

 「戦術妖精五体分を一体に集約した一体だから、レベルアップは5倍の速さ、レベル上限値は5倍の495」

 「凄い」

 「少数精鋭を中心としたツーマンセルが大前提のスナイパーとアサルトの組み合わせだ」

 「なるほど」

 「で、HPはあるんだけど、リアリティから一発に死ぬね」

 「なるほど」

 「チュートリアルを始めよう」

 スキルの調整、戦術妖精の主は三日月時雨信太、このスキル構成は銃、防具、装飾品、ダッシュ、ジャンプ、AGI強化。

 アサルトの信太はМ14を持つ、戦術妖精のアリスはМ14をセミオートに持つ。

 弾は20発式マガジンを持つ。

 初回のチュートリアル、この一周目から二周目、指揮官の信太は最前列、アリスは最後列、一人分をずらした歩幅に隊列。

 アリスは右手に持つМ14を最後列右に持つ、最前列の信太はМ14を右に持つ。

 2人共に右手が利き手同士、アリスは天然最優先、ポジティブが優先、癒し系がやや優先、他に標準、やや犠牲、犠牲、最下位の優先順位がある。

 アリスはINT犠牲、MND最下位、意志力、信仰心は標準、ややVITに欠ける、LUK、CHA、CHIは標準、人間に近い為に声は間延び、また前向き、明るい、陽気等を調整に組み込んだ。

 ワンキルに対し「さようなら」、またクリティカルダメージに対し「ナイスショット」、他にも決め台詞も多い。

 善くも悪くも隠密が中心、狙撃、狙撃手技能がある為に高い狙撃能力を持つ。

 「ダッシュ、ジャンプ、AGI強化は正解か」

 「五体分を一体に集約したプレイヤー向けに、ちょっとした説明」

 「なんでっしゃろ」

 「戦術妖精はシミュレーションにおいて味方NPC扱い、善くも悪くも主の行動、発言、結果等を学習し、これを反映する」

 「なるほど」

 「戦術妖精に淫らな行為をしたら、学習し、淫らな戦術妖精になる」

 「なるほど」

 「善くも悪くも主次第、五体分を一体に集約した一体、レベルアップは5倍、レベル上限値は5倍、様々にステータス、スキル等も5倍、基本的にツーマンセルも、戦術妖精は主を最優先に守る、ツーマンセルにおける最強クラスの戦術妖精になる」

 「なるほど」

 「戦術妖精の主にお勧めは戦術コマンド、指揮官」

 「なるほど」

 「ダッシュ、ジャンプを交換して戦術コマンド、指揮官をくわえる」

 スキル構成が強制的に変更された。

 「指揮官、戦術コマンドのない主は命令が出せない」

 「致命的」

 「指揮官は戦術妖精の上官の証、戦術コマンドは命令を下す証」

 「なるほど」

 「AGI強化より、VIT強化をお勧めする」

 「ふむ」

 スキル構成の変更、このVIT強化により、HPが大幅に上昇、物理防御力に上昇、様々に上昇。

 「戦術妖精五体分を一体に集約したプレイヤー向けなんだけど、逆に10体化したら五体分の半分しかない」

 「大軍は多勢に無勢」

 「そうなるね、注意点は多いけど」

 「なるほど」

 「指揮官、戦術コマンド、VIT強化がある分、他の失敗よりマシだよ」

 「なるほど」

 「でね。五体分を一体に集約した一体、ロールの選択肢は五回」

 「スナイパーに集約する」

 「なるほどね、できるよ。するとガイアワールドのゴルゴだね」

 「問題はない」

 「スキルは25個」

 「AGI強化、STR強化、DEX強化、VIT強化、INT強化、MND強化、LUK強化、CHA強化、CHI強化、テイム、視力強化、地図、索敵、調理、夜目、ダッシュ、ジャンプ、スカウト技能、ヘイト拡散」

 「なるほど、テイムを追加したら、ペット、操るがいるね」

 「ヘイト拡散を減らし、ペット、CHI強化を減らし、操る」

 「追加だね、銃、防具、装飾品、テイム、ペット、操る、狙撃、狙撃手技能、スカウト技能、隠密、ダッシュ、ジャンプ、夜目、8個の強化、視力強化、地図、索敵、調理」

 「おお、強くなった」

 「スナイパーの5重構成、スキルの25個、他は?」

 「他になにかあるかな?」

 「フレンドリストと同じく、戦術妖精リストを開いて」

 開く、メールが入る。

 「メール、ボイスチャットにコミュニケーションする事になるよ」

 メールを読む、返信を送る。

 「さて、大半も終わったし、チュートリアルは二周目、どうする?」

 「チュートリアルの経験値、マネー、ドロップは持ち越し?」

 「そうだよ」

 「三周目に入る」

 周回中、М14はフルオートが当たり難く、セミオートに移す。

 「基本的に周回とスタートダッシュはわかるけど、いきなり高レベルは狙われるよ?」

 「アリスを鍛える」

 周回中、アリスは狙撃手技能、スカウト技能があり、高い狙撃能力と斥候能力、また隠密から狙われ難く、またヘイトも稼ぎ難い。

 「速いレベルアップ、アリスは速くあがるな」

 「そうで~す」

 「うん。かなり人間に近くなった」

 「ありがとうございます」

 「うん。天然最優先だからな」

 「で、周回中にあれですが、調理はどうします?」

 「そうだね、今に作れる?」

 「道具がないと生になっちゃいます」

 「じゃあ無理だね」

 「すると腹ペコになっちゃいます」

 「空腹値ってあるよ、なくなると気絶する」

 空腹値を調べる、約4分の3が余る。

 「75%に周回」

 周回中、アリスは銃レベル5、信太はレベル2、アリスは高速にレベルアップ、信太は平均値2、アリスは平均値6。

 空腹値が半分に周回を止める。

 「空腹値もあがったし、そろそろでるといいよ」

 「世話になったね」

 「人工知能の役割は変わらないし、もっとも戦術妖精五体分を一体に集約したプレイヤーは希だけど、大半が五体、次に4体、三番目に3体、四番目に2体、五番目に六体、他と続き、一体に集約したプレイヤーは最下位だね」

 「ふーん。同類は少ないか」

 「アリスはテイム、ペット、操るがある、スナイパーに集約も、スカウト技能もあるし、ステータスの強化も高い、生産の調理もあるし、採取、採掘、釣りもあるし、十分だよ」

 「ふーん」

 ドロップを調べる。

 「ドロップにレアレベル4、カエルさんのカードがある」

 「周回中にドロップしたカードだね、カエルはんのカードはNPC買い取り相場に3億だよ、運がいいね」

 「へー、3億か」

 「カエルに近いモンスターを五割増しにダメージ、5割り引きに被ダメージ」

 「なんと」

 「アリスのМ14に取り付ける?」

 「そうだね。売ってもいいけど、カエルに近いモンスターだし、つけるかな」

 「わかった」

 カエルさんのカードをアリスのМ14に取り付ける、アリスはレアレベル4に上昇したМ14を凝視。

 「初期武器がレアレベル4、カエルさんに近いモンスターから被ダメージ5割り引き、カエルさんに近いモンスターにダメージ五割増し、他、凄い豪華な初期武器」

 「初期武器だから、壊れないし、盗まれないよ」

 「へー」

 「他にある?」

 「スライムのカード」

 「あー、それね。スライムとスライムに近いモンスターにダメージ五割増し、被ダメージ5割り引き、他に追加、女性は使えない理由があって、実質上に男性専用」

 「ふむ。するとペコのカード」

 「周回中に運が良いね、ペコのカードは乗り物のペコを手懐ける時に使うカード」

 「なるほど、すると高いかな?」

 「スライムのカード、ペコのカードはレアレベル3だしね、比較的に狙われやすいね」

 「ふむ。するとドロップにあったスライムバスターって?」

 「また希少価値の武器を拾ったね。スライム用に特化した機関散弾銃」

 「ふむ。周回って儲かる」

 「うーん。どうも信太、アリスは幸運があるね、信太は初期武器のМ14にペコのカードをお勧めするよ」

 「なるほど、壊れない、盗まれない、実質上に使えるね、ありがとう猫さん」

 「うん。アリスは口数を減らして正解だったね」

 「みたいだね。狙撃手の場合、実質上に後衛専門だけど、こうやるとプレイヤー同士の組み合わせに似るね」

 「初期の組み合わせとカラーでずいぶんね」

 「じゃあそろそろ行くよ」

 「うん」

 「では話もすみましたし、ここらでおいとまします」

 「ああ。頑張ってねアリス」

 「スーもお元気で」

 「なるほどスーというのか、俺は三日月時雨信太」

 「僕はスー、なんとも幸運なプレイヤーと戦術妖精だ」

 ログインが完了する、スーはマザーに命じられ、アリス、信太のシステムを担当する事になった。

 信太、アリスは現れたヶ所は広い基地の広場、スーはシステムからメール、あけた信太は広場からアリスを連れた初期の街に渡る。

 初期の街に着くとカードを取り付ける商人に取り付けてもらい、М14にペコのカード付き、アリスはМ14にカエルさんのカード付き。

 サブクエストの紹介等に遊び、空腹値から食事。

 「うーん。いまいちに薄い」

 「街のスープなんて、こんな感じです」

 「敢えて不味くしてるな」

 「さて、サブクエストも消化しましたし、実戦にでますか」

 「よし」

 実戦にでた平原、アリスはМ14に狙撃、アサルト担当の信太は暇。

 「うーん。どうも暇だ」

 「序盤戦はまずまずです」

 「照準が遅いかな?」

 「序盤戦は周回したので、弱点がわかりますし、狙撃手技能とスカウト技能があるので、なんとも楽勝です」

 「うーん。奥に行くか」

 午前中に平原の奥、このアリス無双は信太が暇、またPVPのプレイヤーをアリスが狙撃に射殺、信太は暇、アリスが無双し、PVPは計10人、信太は暇からドロップを調べる。

 「スライムバスターか」

 「スライムは森林地帯、水源地、河川に暮らし、非常に恐れられたモンスターです」

 「よし」

 平原の奥、この水源地に近いヵ所にスライムを見つけ、刈る。

 機関散弾銃はドラムマガジンに33発、スライムを刈る毎回にアリスは遠ざかる。

 スライムは信太が思うほどに強くなく、どちらかといえば弱い、だがアリスは遠ざかる。

 このスライムは信太が発見した戦術妖精に取り付き、体から様々に吸い付き、信太が不思議そうに見る位に女性のアバターに入り込む。

 スライムは吸い付き、補食する。

 「照準は」

 アリスの狙撃が照準を仕掛けたPVPプレイヤーの眉間を撃ち抜く。

 「アリスがナイスショット」

 主が死亡は戦術妖精五体の死に戻り。

 レベルアップは毎回、アリスは5倍にあがる、信太の5はアリスの20。

 PVPを中心に応戦、信太はМ14、アリスはМ14、この初期武器としては口径も大きく、平原や、河川に適し、よく戦えた。

 「今日はログアウトだ」

 午前中の7時から午後6時まで11時間のぶっ通し。

 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ