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水族館

作者: きんたつ。

第4回ゲラゲラコンテストに応募いたします。

どなたか1人でも笑ってくれたら。

ボ→ボケ ツ→ツッコミ

二人「どうもー、お願いします」


ボ「僕たちね、親子で漫才してるんですが」


ツ「なんでやねん!高校からの同級生で今年23歳なんですけどね、ちょい聞いてくれよ」


ボ「どうしたの」


ツ「俺実家暮らしなんだけど、うちの親が最近魚料理しか作らないんだよね」


ボ「あーそうなんだ、魚といえば俺ね」


ツ「俺の話終わり?」


ボ「あんまり興味ないわ」


ツ「一応相方だよ?興味持てよ!それでなんだって?」


ボ「魚といえばさ、この前彼女と水族館行ったんだよね」


ツ「いいじゃん彼女と水族館」


ボ「そー、朝6時に向こう着いてさ」


ツ「早ない?仕入れでもいったの?」


ボ「空いてたからね、そんで水族館て魚の群れが見れるじゃん」


ツ「魚の群れね。あれは大迫力だからね。」


ボ「そう、アジの群れとか」


ツ「おう」


ボ「イワシの群れとか」


ツ「おう」


ボ「マンボウの群れとか」


ツ「マンボウ!?」


ボ「は、1匹だったんだけど」


ツ「あぶね〜!マンボウ大群でいたら嫌やろ」


ボ「あと水族館てショーあるじゃん」


ツ「そうね、あれも見どころの一つですから」


ボ「そんで人集まってるところ行ったらさ、帽子被ったおじさんが一万、二万、三万落札!って大きな声あげてて」


ツ「セリしてんじゃねーか!えっ、水族館でセリすることある?」


ボ「やってたんだよ」


ツ「なわけないやろ!朝6時に行ったりセリしてたりさ、漁港行ってね?」


ボ「そうなのかな?」


ツ「魚の大群どう見てたんだよ」


ボ「氷水に5.6匹くらいが眠ってた」


ツ「漁港の見かたしてんじゃねーか!5.6匹を大群って言うな!

・・・マンボウ釣れてたのすごいな!よくその日マンボウ釣れてたな!」


ボ「そんで彼女とめっちゃお土産買ったんだけど、帰りに彼女の相談受けたんだよね」


ツ「おー、相談?どんなのだったの」


ボ「彼女息子さんいるんだけど」


ツ「あー、彼女子持ちなのね」


ボ「そう、子持ち彼女」


ツ「子持ちししゃもみたいになっとるわ、言い方もっとあるやろ!息子さん何歳なの」


ボ「23」


ツ「同い年!?えっまって、彼女何歳?」


ボ「62」


ツ「広っ!ストライクゾーンで空見上げたの初めてだよ」


ボ「それで、その息子がいまだに呼び方がママらしくて」


ツ「切り替えるタイミング逃したんやろな、分かるよ」


ボ「関東生まれ関東育ちなのになぜか関西弁でしゃべる時があるって」


ツ「わかるわー、なんか興奮すると出ちゃうんだよね」


ボ「最近続く魚料理に文句を言ってるって」


ツ「俺じゃね!?全部俺に当てはまってない!?関西弁は悪かったって!というか、お前の彼女って…」


ボ「昨日煮付けだったらしいじゃん」


ツ「ふざけんな!だから最近魚料理出てくんのか!こいつと漁港行ってるわ!てか、なに勝手に人の親と付き合ってるんだよ!」


ボ「これからはね、親子漫才でやっていこうかなと。 」


ツ「絶対やんねーよ!もういいよ」


二人「どうもありがとうございました」


ここまで読んでいただきありがとうござました。

きんたつ。

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