表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

私が豆まきをしない理由【コメディー作品】

そろそろ節分がやってくる。


スーパーでも、たくさんの豆が陳列されていた。


きっと豆を投げる人たちはドSにちがいない。


とりあえず私は、動物愛護精神にのっとり、鬼に豆を投げるのはやめておきたいと思う。


なんという優しい人間なんだろうか。


そして、なんという人格者なのか。


きっと私のそんな在り方を見た女性はみんな私に惚れるにちがいないと思う。


きっと感動して多数の女性がバレンタインに「義理チョコ」を持って私の前になだれ込んでくるにちがいない。


ただ、残念ながら、動物愛護精神から、豆まきを自粛するというのは建前であり、


豆を当てられた鬼が怒って、金棒を持って「お礼参り」にくるのが怖いからというのが本音である。


ただよく考えたら、そもそも、一人暮らしだから豆を当てる機会がそもそもないではないか。


とりあえず自分で鬼の面を被って、自分で自分に豆を当てるしかないな。


あまりの寂しさに鬼の目にも涙である。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ