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45、モフモフが大好きなため グリフォンと戦う

「やった!近道だぜ!」

「おおお!凄いのじゃ!ボスって、強い奴なのじゃ?」


 ネフェは腕を組んで、きちんと分析する。


「普通に考えると、一日目は強いボスが現れる可能性が低い…だけと、隠しボスだから、常識に囚われない方がいいと思うぜ!」

「なら、皆が一緒に全力でボスを倒せばいいよ~ 私たちはきっと勝つよ!」

「それはそうだが、その後はまだ10階のボス戦が待ってるぜ!さらに、休憩エリアのクエストも考えなければならないと……」


 皆がまた考える時、空気そのものをかっさらってしまいそうな激しい竜巻が下から跳び上がった。


「あれは!!!」


 メアリーはある鳥のようなモンスターがはっきりと見えた。タカの首、白い羽に覆われた翼と上半身。そして茶色の毛皮に覆われた獅子のような下半身。


「気を付けて、グリフォンが来るよ!!!」


 メアリーの見た通り、あれは伝説の生物——グリフォンであった。

 グリフォンは近い上空に止まると、殺気を帯びる鋭い目でメアリーたちを俯瞰する。


「ホーホー!!!」


 グリフォンが鳴き出すと左右に魔法陣を展開する。

 そこから、ナイフのように鋭い羽が射出される。


「イルージョンスロー!」


 ライナーは短剣を投げると十数本に分裂して、襲い掛かって来る羽を大半撃ち落とした。


「ハチたち、敵の攻撃を食い止めろ!そして、出でよ、黄金の林檎!」


 メアリーは捨て駒石を投げると劣化のハチたちが身を捨て残った羽を全部食い止めていた。

 それと同時に、キラキラと輝く林檎がグリフォンの両翼の周囲に召喚されていた。

 グリフォンが翼を少し振ると林檎に触れた。


「ボムッ!ボムッ!……」


 グリフォンは直ちに爆発に巻き込まれると、HPバーが一割くらい減っていた。


「敵を貫け!雷神槍!!」


 アヤメはこのタイミングで魔法撃ち込む。

 しかし、グリフォンは羽ばたくと更なる上空にまいあがって、魔法を回避していた。


「避けるなんて卑怯なのじゃ!!!」

「まぁ、落ち着いて、大した奴ではないぞ!今度はもっと速くて魔法を撃てばいいぞ!!!」


 しかし、グリフォンは普通のモンスターよりも賢いらしく、メアリーたちの攻撃パタンを理解すると、力を込めて羽ばたいて空から二陣の勢いよく気流がメアリーたちに襲い掛かる。


「避けろ!貫通攻撃だ!!!」


 ネフェは嵐のような気流を見ると、今までの経験であらが貫通攻撃と確信して即座に皆の注意を喚起した。

 そのおかげで、誰でも気流に当たってなく、雲を付き向けた。

 しかし、気流が生き物のように曲がって、再びメアリーたちに襲い掛かる。


「手強い敵だぜ!ミラーバリア!アンド、魔法誘導!」


 ネフェが唸ると周りに鏡のバリアが現れ、[魔法誘導]によって強引された気流をボスに反射してきた。


「流石ネフェ、すっごい~でも、ちょっと外れじゃないかしら?」

「いや!あいつなら、きっと避けられるぜ!そのためわざと上に撃つのだ!アヤメ、ボスの下に魔法を撃って!!」

「えええ!ラジャー!」


 ネフェの言った通りグリフォンが反射された気流を気付くと、直ちに下に降ろして避けていた。


「やっと降ろしたのじゃ!あいつを串になれ!雷神槍!!」


 アヤメは再び唸ると魔法を撃ち込む。


「ブスリっ!!!」


 今回の槍がビックリとグリフォンの左翼に当たった。


「やったのじゃ!派生マジック!雷龍ノ舞!」


 雷の槍が瞬きの間に金色の龍となって、電流を放つとグリフォンの両翼を麻痺させた。

 飛行能力が奪われたグリフォンが地面に墜ちると、直ちに口から魔法を撃ち込もうとしたところに、アヤメの声が雲上の世界に響き渡る。


「派生マジック!迅雷閃!!」


 先日進化された[愛と美の女神(アフロディーテ)のイヤリングⅡ]の効果によって、派生マジックの後もう一度使えるようになった。

 翼に流れている電流が眩しい光を放って、グリフォンの視力を奪っていた。


「一斉攻撃だぜ!!」

「スズちゃん!大文字よ!」

「イルージョンスロー!」

「あいつに天罰を与えよ!雷皇!!」


 ネフェが叫ぶと共に、メアリーとライナー、そしてアヤメ三人がそれぞれの一番強いスキルを撃ち込む。

 炎と雷そして無数の短剣の繁吹き雨みたいな激しい攻撃を受けたより、ボスのHPバーが一気に一割まで減ってきた。


「ホーホー!!!!」


 あと一撃で始末できる時、傷だらけのグリフォンが悲鳴すると眩しい光を放つ。


「何よ! 眩しいで何も見えないよ!!」

「どうやら断末モードだぜ!皆さん、早く後ろへ走れ!ボスと距離を保つ!」


 光が消えていた。視力を取り戻したメアリーたちの目に映ったのは、増殖したか分身したかが分からない5体の傷一つもなかったグリフォンであった。そして、ライナーの姿が消えてしまった。


「ライナーは何処!!」

「さっきに光にやられてしまうかも……」

「嘘なのじゃ!」


 行方不明になったライナーに心配かける際、5体のグリフォンがメアリーたちを睨みながら、近づいてくる。


「どっちが本体なのよ!それとも全部本体なの!!?」

「分からないならまとめて倒せばいいのじゃ!雷皇!!」


 アヤメがそう言うと、直ちに範囲魔法を撃ち込む。

 しかし、雷撃に直撃したグリフォンたちがまるでダメージを受けなかったように続いて迫って来る。


「何で倒せないのじゃ!?」




「バカアヤメ! どこを狙ったか? 本物は上だぞ!!!」


 先が見えない境地に追い込まれる時、ライナーの声が響いた。


「ライナー!何処なのじゃ!!?」

「僕はボスの影の中にいるぞ!早く奴をやれ!!!」


 メアリーは空に眺めると、傷だらけのグリフォンが目に入る。


「この距離なら!スズちゃん、火炎弾よ!」


 スズがメアリーの命令を聞くと空に跳んで、グリフォンに火の玉を吹く。

 ボロボロしたグリフォンが避けることもできなかったので、火の玉に命中されると悲鳴を出し、光となって始末されていた。

 それと同時に、ライナーが影の中から姿を現す。


「これで、僕も少し役立たったぞ!」

「それは当然なのじゃ!ライナーのお陰でボスを倒したのじゃ!」


 先ほどグリフォンが光を放つ前の瞬間、ライナーは[シャドウムーブ]を発動してボスの影に隠れていたため、どれが本体かはっきりとわかる。


 皆は勝利の喜びに浸る時、天空からアナウンスが響く。


『グリフォンを倒しておめでとうございます~ ただいま10階に転移します』


お読みいただきありがとうございます。


この度、自分の拙作をお読み頂き、誠にありがとうございます。

『面白い』『続きが気になる』と思われましたら、是非ブックマークの登録をお願いします。

拙作を評価していただけるととても励みになりますので、大変嬉しいです。


予告:錬金術をメインとするVRMMO小説の新作近日中公開予定。勿論、主人公は可愛い女の子とモフモフですよ。楽しんでください。

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