表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
33/70

33、モフモフが大好きなため 二匹目の幻獣をゲットした

ブクマ100件達成!今までの応援、ありがとうございます!

 ほぼ同時に、ギリエット村に近い岸。


「魚はこれぐらいで大丈夫だわ。ネフェちゃん、ありがとう」

「いいのいいの、それはイベントのためですよ。これぐらいなら、きっと美味しい料理をいっぱい作られますよね」

「もちろん、任せてくれよ~ ところで、明日からマジックポシェットの材料を集めるよ。二人で五人分は間に合うかしら?」

「ちょっときついかもしれませんが、ゲーム歴では先輩としてあたしはイベントの前にできるだけ彼女たちを強くしてっと思って」

「ウフフ~ 特にメアリーちゃんだよね~ 二人は本当に仲がいいよね~」

「アハハハ~ 幼馴染みですから……」


 ネフェは星空を見上げて、もしあっちゃんと三人一緒でゲームをやればきっともっと楽しいぜと思うが、そこで急にメッセージの通知音が鳴った。


「あれ、誰かな?」


 ネフェはメッセージを開ける。

 メアリーからのメッセージが目に入ると、即座に驚喜に近い表情を顔面に漲らす。


「やった!これで三人そろったぜ!!!」

「あらまぁ、ネフェちゃん盛り上がってるよね。何かいいことあるかしら?」

「アハハ~ これでクエストはきっと間に合いますよ!」






 メアリーたちは目を開けた時。

 既に流れ星の丘の頂上に身を置いていた。


「おおおお!見て見て、流星雨だ!!!」

「あぁぁ、本物だ、初めて見た! 綺麗!!」


 無数の細い流れ星が長い光の糸を曳いて、細雨のように降り出してきた。

 まるで夢の景色のように、綺麗な夜空が二人の目に映る。


「三人で一緒に見たいな~」

「残念~ ここは二人しか入れないよ。つまり、ここはおいらと美咲だけの世界だ」

「ウフフ~ あっちゃんって相変わらずよね。あつそうだ、あのおかしい語尾はなんだ!!!」

「アハハ~ 個性を際立たせるためだ。凄いでしょう!」

「全然~ そして、その使え方も間違いだらけよ!」

「へ――っ、まぁいいや、やめよう」


 普通に考えると、「っす」という語尾は確か個性的なイメージを感じられる。しかし、メアリーの周りに四六時中に「のじゃ」ばかりのアヤメがいる限り、どんな語尾も個性を感じられないだろう。でも、一番大切な原因はレオラの使い方は本当に間違いだらけなのだ。


 二人は話しながら、先ほど見えた山小屋のところに行き着いた。

 しかし、それはメアリーが見えた山小屋でなく、メテオフォックスとそっくりした彫像が祀られている神社である。


「ねぇ、メアリー、これは山小屋?稲荷神社じゃん!?」

「えええ!嘘!さっきははっきり見えたのに、何で変わったの……」


 実は、メアリーが見ていたのは確か山小屋であった。元のクエストは雑魚モンスターを倒して、山小屋に隕石の破片とアイテムを交換するのであった。

 しかし、メアリーは途中にキツネと出会ったため、隠すルートに入って、ボスを倒すと神社にたどり着いたのだ。


 メアリーが躊躇している際、キツネがオレンジ色の光となって、メテオフォックスの彫像に入り込んでいた。

 続いて彫像が光を放って、メテオフォックスとなって二人に笑顔を見せてから、空に舞い上がる。


「バイバイ~ キツネちゃん~」

「ほら、おいらは言ったでしょう?この子は本物のメテオフォックスだよ」

「はいはい~ あっ、宝箱が出た!」

「おおお!本当だ!」


 彫像のところに、小さな宝箱がある。

 宝箱を開けると、そこには星々のように輝いて宝石が二つある。


「これは……[流れ星]か?使えるアイテムだよ!」


 レオラが直ちにアイテムを使うと、真珠のように明るいイヤリングに変わった。


「ほほ~[流れ星の耳飾り]か?効果は……[AGI]が2%アップし、石化状態に陥られない」

「凄いアイテムよ!あっちゃんとピッタリよ!次は私、よいしょっと!」


 メアリーは使うボダンを押すと、全身がオレンジ色のオーラに覆われる。


『スキル:[メテオフォックス召喚]を習得しました』


「やった!モフモフだよ!!!」


 メアリーは興奮しすぎて、即座に跳んで上がった。


「モフモフって?」

「スキルだよ!今すぐモフモフを呼び出すよ!出でよ、メテオフォックス!!!」


 メアリーが唸ると大文字の魔法陣から炎が飛び出す。

「リンリン」と音が響くと、鈴のついた首輪をつける小さなキツネが現れる。

 メアリーはワクワクして即座にキツネを抱き締める。


「わーい!また会ったよね~ キツネちゃん、いええ、スズちゃん!」

「スズちゃん?」

「この子の名前よ~ ねぇ、スズちゃん」


 キツネは満足しているようで、ぴょんとメアリーの肩に跳び上がって、頬をくっつける。


「それなら、よろしくね、スズちゃん~」

「美咲は本当にモフモフが好きだよね。あっ、そろそろリアルの名前をやめよう。改めてよろしくな、メアリー!」

「はい、レオラ。っていうか、そのキャラやっぱり男の子でしょう?」

「あれ、気付いたか。いつからバレたか?」

「最初からよ~」

「へええええ……つまんない」


 二人が笑って、和やかな雰囲気が流れていた間。

 メッセージの通知音が鳴った。


「ネフェの返信が届いたよ!うむうむ、今日は遅かったため、明日はメルラさんの店で会いましょうっと言ったよ うわぁぁ!いつの間に1時に過ぎちゃった!」

「アハハ~ 明日か、わかった。もうわくわくするよ~」

「レオラ、店の場所は知ってるの?」

「あの美人店主の店でしょう。何度も行ってたよ!それじゃ、今日はこれで、お休み!」

「はい、明日またね、お休み~」


 ログアウトした美咲は興奮してベッドでごろごろする。


「あっちゃんって相変わらずよね~ そして、新しいモフモフと仲良くなって~ 今日は絶好の一日だよね~」


 美咲は明日が楽しみながら、夢に誘われていた。


お読みいただきありがとうございます。


この度、自分の拙作をお読み頂き、誠にありがとうございます。

『面白い』『続きが気になる』と思われましたら、是非ブックマークの登録をお願いします。

拙作を評価していただけるととても励みになりますので、大変嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ