22、モフモフが大好きなため 緊急クエストが終わる
「神々の怒りよ!我が槍となれ敵を貫け!!雷神槍!!」
アヤメは山ほどの敵に向かいながら呪文を唱えると雷が紫色の槍が現れ、射出した矢のように空気を貫いて真っ正面の敵を串刺しにしていたが、いつもの爆発や電撃などの攻撃が一切起きなかったのだ。
「よし!派生マジック、迅雷閃!!」
アヤメは技の名を呼ぶと紫電の槍が閃き、串刺しにされた敵が次々と閃光爆弾のように「ボムッ!」と爆発すると、強い光を放って敵の目を眩ませる。
このスキルは[派生マジック]であり、魔法使いの二次職[ウィザード]のジョブスキルであった。一部の魔法攻撃が特定条件を満たす時、新な魔法を派生できるスキルである。
「やった!成功なのじゃ!」
敵の視覚が奪われる間に、アヤメは既に中央部にたどり着いた。
「雷よ!今こそ我が身に降臨せよ!っ!!!」
アヤメが魔法を撃ち込むようとした時、一部のモンスターは既に視力を取り戻したため、槍でアヤメの体を刺し込んでしまった。
アヤメのHPバーが瞬間に二割まで減ってしまったのだ。
しかし、アヤメは少しも恐れを現していなかった。顔に小悪魔のような笑が浮かぶと詠唱を続ける。
「あたしを甘く見ないで!雷の如く轟け!雷花火!」
足元に魔法陣が周りに拡散して、星々のように燦然と輝く電流が周りの敵に紫電の花火を浴びさせる。
敵が次々と電撃で黒いコークスとなって消えると同時に、ダメージ吸収でアヤメのHPバーがだんだんと回復してきた。
その瞬間、システムの効果音がアヤメの耳に流れ込む。
『スキル:[底力]を習得しました』
[底力]とは、文字通り命の最後に発揮できる常人を越える力であるのだ。
このスキルは、HP二割以下の時、受けるダメージを半分になって、与えるダメージを倍に上昇するスキルであるのだ。
「ほほ~ あたし更なる強くなったのじゃ!ガンガン行くぜ!雷よ!」
メアリーの[ウンディーネ]の攻撃範囲と敵わないが、アヤメの雷花火は既に凄い無双スキルであったのだ。
観客席――
「あの二人はメアリーちゃんが言ってた友達だよね、強いと思わない?」
「あぁ、とっても強いと思いますよ。あたしも彼女たちのパーティーも参加させたいなっと思いますよ」
「ウフフ~ それじゃ、クエストが終わるとすぐあの子たちと挨拶しましょう~」
「はい!あの三人と一緒にパーティーを組むか、もうワクワクしますよ!」
ネフェは未来に憧れながら、視線をメイン画面に移すと、即座にビックリして叫び出した。
「うわぁぁ!メアリーはまだとんでもないことやっちゃったよ!!」
「あらまぁ~ 本当だわ~」
平野エリア――
「ウンディーネ!以下省略!ウンディーネ!……」
メアリーが張り切って『水遊び』の最中に、システムの効果音が耳元に流れ込む。
『スキル:[精霊の契約Ⅰ]が[精霊の契約Ⅱ]にレベルアップしました』
『スキル:[アクアトルネード]を習得しました』
「ウフフ~ ウンディーネもう新しいスキルを使えるようになった!」
心がウキウキするメアリーは洪水を召喚しながら、説明を確かめる。
——————
[アクアトルネード]
[ノアーウェーブ]の派生スキル、地面に落ちた水を逆らうように波が巻き上がること。消費MP100
習得条件
[ノアーウェーブ]を50回以上使えること。
——————
「ごっ、50回だとう!もうあれ程に使えったかしら。まぁいいか!早く試し見よ~」
メアリーはそう決めたら、胸を張ってから再び詠唱を始める。
「ウンディーネよ!この汚らわしい大地を洗うため力を貸してくれ!」
「行きなさい!ノアーウェーブ!」
ウンディーネが先ほどのように槍を天に向けて突き出すと、巨大な水流が地面に突き落とす瞬間、澄んだ少女の声が天までに響き渡る。
「ウンディーネよ!今こそ、真の力を解き放て!!!」
「世間万物に存在する水よ!妾に力を貸してくれ!アクアトルネード!!」
ウンディーネが両手で槍を素早いスピードで回転すると高速な渦巻き状の上昇気流が起こる。
水流がその強い吸引力で空へと溯る。
最初はただの小さい水流だけだが、水を吸収しながら大きな竜巻となって、モンスターの大軍を一匹残らずに巻き込んでいた。
巨大な竜巻がまるで龍のように、メアリーの目に映る。
「素敵~!まるで水の龍みたいだ!よし!この技を水龍天昇と呼びましょう~」
メアリーは張り切って無双を楽しんでいる時、アナウンスが響く。
「緊急クエスト終了します~ 皆さん最後まで頑張ってくれてありがとうございます~」
アナウンスを聞くと、メアリーは眩しい光に包まれる。
目が覚めたら、三人は既に元の広場に戻ってきた。
「お二人とも、よく頑張ったのじゃ!でも、ナンバーワンはあたしのものなのじゃ!」
「へええ、結構自信があるんだな~ お前ポイントをいくつ稼いだか?」
「ほほ~ 驚かないでくれよ~ 2048ポイントなのじゃ!!」
この数字を聞いたライナーとメアリーは少しいビックリしたが、周りのプレイヤーが既に驚いて呆然してしまったのだ。
「へええ、やっぱり範囲攻撃スキルがないとアヤメに勝てないか……僕は1833ポイントしかなかったぞ」
「ほほ~ やっとあたしの実力を分かったか?そいえは、メアリーちゃんは?」
「私?えっと、いくつだろう?5000を超えてるは確かだけど」
「「アハハハ……」」
メアリーの非常識さをよく知っている二人が既に思考をやめて、苦笑いを浮かべていた。
この際に、周りのプレイヤーたちが三人を囲んでパーティーに誘い始まる。
「あんた!あの水がめっちゃヤバイぞ!うちのパーティーに来ない?」
「お前の動きが最高だよ!一緒にインベンドを挑戦してくれないか!」
「あんな凄い戦い方が初めて見た。魔法使いだけのパーティーにくれない?」
「私たちのパーティーもう決めたよ!ごめんなさい!二人とも、逃げるよ!」
「はいよ~」
「ラジャー!」
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