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プロローグ

俺は丸いものの中にいたが、ここはどこか不安になって出たくなった。

案外簡単に出れたが、次の問題が出てきた。水だったのだ。

なにがって? それは自分の周りが全て。というより水に溺れてる状態だった。


急いで俺は、息を止めようとしたが、手が無い。

ていうか足もないぞ? どうしてだ? その疑問は、周囲を見回した時に判明した。

まず、後ろを見た時、卵らしきものがあった。

え? ちょっと待て。自分と同じくらいの大きさの魚が数匹いた。


え? あいつらはなんだ?

その時、目の前に何かが出てきた。

____________________________

〈ステータス〉

種族:小魚

HP :3/3

MP :0/0

攻撃力:2

防御力:1

魔法力:3

素早さ:5

〈特殊スキル〉

〈通常スキル〉

【体当たりLv1】【吸い込むLv1】

〈称号〉

____________________________


なんだこれ? ステータス?あのゲームである?

まじか...じゃあ、俺は何だ?そう思った時、また目の前にそれが出てきた。

____________________________

〈ステータス〉

種族:小魚

HP :3/3

MP :0/0

攻撃力:2

防御力:1

魔法力:3

素早さ:5

〈特殊スキル〉

【神の声Lv0】

〈通常スキル〉

【体当たりLv1】【吸い込むLv1】【鑑定Lv3】

〈称号〉

【異世界から迷い込んだ者】【異世界からやってきた不運な者】

____________________________


は!? 俺も魚? ていうか小魚じゃないか。何で俺が小魚になってしまったんだ?

ていうか称号に【異世界から迷い込んだ者】ってあるんだが?

まて、思い出せ。ここに来るまでの経緯を。


あの日確か、大手企業に就職が決まった。

あの日、枠が1人だったのに対して5人来ていた。何故1人かって? それは1人事故で亡くなったのだ。

そのせいで大事な仕事をそれまで、その人がしていたのだが、そこに空きができた。

俺は必至で面接をして、必死で頭を下げた。必死で面接は変じゃないかと思われるが、

それ程頑張ったのだ。


そして俺は、内定が決まった。スキップする勢いで家に帰る途中

車に轢かれた。運転席に座っていたのは、確かあの面接に来ていた人だった。

そう、完全な逆恨みだ、その時俺は初めて、こんな理不尽な世界をぶち壊してやりたいと思った。

しかしそれは叶わず、俺は意識がなくなった。


まあそれで今に至るわけだが、それはそうと【神の声】って何だ?

Lv0って使えないじゃねえか。スキル【神の声】発動!…なんちゃって


ーー条件を満たしましたーー

ーー【神の声】がLv1になりました。ーー


…何でやねん…


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