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追憶は涙に濡れて  作者: タロ
プロローグ
1/12

第〇話 眠る男

 涙がこぼれる。

 はらりはらりと雫が落ちる。

 一滴、また一滴。こめかみをつたう光の筋は細く、長く。

 かわきを知らぬ地に、めぐみの雫が降りそそぐ。

 ほろりほろりとあふれる記憶。

 ある男は言う。歓喜の涙だと。けれども、その男にはそうは思えなかった。

 確かめる(すべ)はなし。目覚めの時きたらば、はたして、真実は闇の中。

 ただただ思う、敬慕(けいぼ)がゆえに。哀惜(あいせき)(なげ)きなのではないかと――。

 


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