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11-4 銀髪の男


すみません、またデータを飛ばしてしまい、今回の話を書き直しました。

私の場合、大まかなプロットは決めるのですが、細かい所は書きながら想像して思いつきで書くので、前と同じとはなりませんでした。


また急ぎでやったので短めですがご了承下さい。


 

 マヤも攻略し、ハーレムを作り上げるライン。だがその構成は異性1人という冗談みたいな話だ。


 さて次の攻略相手は最難関のヒロインとなりそうだ。


 もちろん最難関のヒロインとは銀髪の男を示している。


 マヤも入れて銀髪の男と話そうと思うのだが、肝心の銀髪の男についての情報が全く無い。

 教師達に聞けば名前ぐらい分かりそうだが、それ以外の情報は教えてくれないだろう。

 名前が分かっても今いる場所が分からなければ会うことすら出来ない。


 皆が頭を抱えて悩む中、ふとマナンが何かを思い付く。


「ねぇ、もしかしたらグレンが知ってるかもよ?」







 -----


「……それで、ここに来たわけと?」


 呆れ顔でこちらを見詰めるグレ

 ン。大きなため息は色んな意味を持ってそうだ。


「全く……俺が何でも知っている訳じゃないぞ?」


 また再度ため息を付く。


 だが次の一言でライン達は身を乗り出すことになる。


「……まあ、お前らが探している男の居場所は知っているがーー」

「「「ーー本当!?」」」


 いきなり周りを囲まれたグレンは近いとばかりに一人一人押しのける。


「近い近い……そんなんで良いのか? エマ先生やティナのスリーサイズとか知りたくないか?」

「「「知りたーー」」」


 知りたいと言いかけた所で後ろからの殺気に我に返る男達。く……後で教えてもらうか。


「冗談は置いといて、その場所を教えてくれ」


 後ろからの殺気に冷や汗を掻きながら今優先すべき事を優先する。


「へぇ、良いのか本当にこっちで?」

「後でたの「早くしなさい」」


 マヤの催促が迫ってる為、本題に行こう。


「ああ、頼む」


 はいよと答えたグレンから銀髪の男の場所を教えて貰う。

 その場所はアカデミー内の野外演習場だった。






 -----


 野外演習場は一面が森林で、ここは主に連携実習での森林戦練習に使われる。市街地戦と違い、環境が変わりやすいのが森林戦だ。

 ここは小規模で、大規模な奴は郊外の演習場でやる。


 そんな人気の無い所で1人鍛錬していて、森林の合間にある小さな草原で格闘や素振りをしていた。


 ふと手を止めると、木々の方を睨みつける。


「なあ、用があるなら早く出て来いよ」


 少し不機嫌そうに低い声で言った男に対して、木々の合間からライン達が出て来る。


「邪魔しては悪いかなと」


 すると男は鼻で笑う。


「ふん、視線の方が邪魔だ。で、用件は?」


 下らない事言ったらこちらに攻撃が飛んで来そうだ。

 だからいきなり本題に入る。


「俺、俺達は勝ちに行きたいんだ。まずは君の名前を知りたい。俺はライン、こっちからマナン、マヤ、ドリー」

「俺はアーロン。先に言っとくがお前らとつるむつもりはねぇ」


 再度目つきを鋭くさせるアーロン。

 だがラインはそう言うと予想していた。


「分かってる。必要以上に俺達は干渉するつもりは無い。だがそれぞれの最高のパフォーマンスを発揮する事が出来る連携をするつもりだ。その事だけ頼む」

「へぇ、ソイツみてぇな協力的になるつもりは無いぞ」


 指差した先はマヤ。マヤはムッとするが落ち着けとアイコンタクトを送る。


「構わない。俺らはチームであって、友達でも家族でも無い。だから変に気にする必要は無い」


 いつもゴミ共は協力を強要してくる者ばかりで、非協力的な俺を非難ばかりしてくる。

 しかしこいつは普通とは違うかもしれない。


「まずは君の要望を教えて欲しい」


 そう言ったラインにアーロンは即答する。


「俺は強い奴と戦いだけだ。それだけやらしてくれるならお前らとやっても良い」

「それならお安い御用だ」


 ニヤッと笑ったアーロンとラインはお互いの目的が一致したみたいなので握手をする。






 -----


 全員の目的が一致した所でチームの部屋に戻り、反省会を始める。


 部屋に付属されているコーヒーをカップに入れて椅子に座りながらやる。気楽な気持ちでやる方が良い意見が出る。


「さて、昨日の戦いの反省会を始めよう」


 そう言いながら手に持ったコーヒーを一口飲む。

 インスタントでありながら、そこそこの味を出すコーヒーを用意しているアカデミーの気配りに感心する。


「まずは、アーロンの突出だな」


 自分が呼ばれた事に非難の視線を向けるアーロン。大丈夫、非難するつもりは無いぞ。


「最初にアーロンが突出した時、アーロンは1人で5人と戦っていた。俺達はその時後衛を潰したり、サポートをするべきだった。だが俺達は全く動けなかった」


 優れた前衛能力を持つだろうアーロンをサポート出来ず、後衛を崩せなかったのが敗因の一つだ。

 戦場でもほとんどが後衛の高威力、広範囲魔法によって戦局が動く事が多々である。


 またお互いに後衛を持つ場合、どれほど後衛を守り切れたのかによって勝敗が分かれる。そう、妨害する前衛にも力量が問われる。


 またこういう考え方もある。後衛をアタッカーとすると前衛はディフェンダーである。ディフェンダーというと護衛のイメージであるが、攻撃こそ最大の防御という言葉もある。攻撃が強いと人は守りに入るのだ。そうなるとこちらの後衛が自由になるのだ。


 そして勝手に突出したアーロンも悪いが、それに対して連携出来なかった俺達にも問題があった。


 他人のせいにするのは簡単だが、そこからは成長は出来ない。

 まだ自分に不十分は無いのかと考え、出来る事からやっていくのが成長に繋がるではないだろうか。


 まさか彼らが自分への非難では無く、反省をする為に使うとは思わなかったアーロン。

 普通では無い彼らに興味を湧かせられる。


「へぇ、まさか俺を褒めて協力的にさせる気か?」


 イヤミがすぐに口から出てしまう。

 昔から力を持つ彼は疎まれて来た。しかし、取り込もうと考える輩も居たのだ。だからイヤミが反射的に出てしまう。


 だがラインは含みを持った笑顔で答える。


「いや、別に褒めては居ない。アーロンにも反省して貰わないと」


 正直なラインの言葉にアーロンは鼻で笑う。


「ふんっ、面白くねぇ」


 不満げな彼の目つきは決して鋭く無かった。



途中作者の意見が入りましたが、作者は社会にも出てない学生です。そんな狭い見識の中で思っている事なのでご理解下さい。

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