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第一話 辞令

2015年7月1日 日本国 東京都内


 呆れるほどに暑い朝だった。

 都内の気温は現在39度。

 ニュースでは異常気象だ何だと喚いていたが、そんなことは言われないでもわかっている。

 とにかく暑い。


 そして、今日はとにかくツイていない。


 息苦しいので起きれば、何故かエアコンが壊れて暖房になっていた。

 おかげで室温が47度とか狂った温度になっており、起床があと一時間も遅れれば死ぬところであった。

 出勤しようと階段に足を運ぶと、携帯電話を忘れたことを思い出した。

 部屋に戻ろうと廊下へ進んだ瞬間、安い作りのアパートの外階段は突然崩落した。

 あと数秒遅れていれば、巻き込まれて大怪我をしていたはずだ。


 まあ、とりあえず回避できたのだからいいと出勤を継続するが、曲がり角を曲がろうとした瞬間、携帯電話に着信が来る。

 着信音からして、どうやら職場が俺になにか伝えたいことがあるらしい。

 ポケットに手を入れた瞬間、トラックが猛スピードで飛び出してくる。

 一時停止違反とかそういうレベルではなく、軽く時速100kmは出ていたであろう凄まじい速度だった。


 だが、全く運良く、俺は死なずに済んだ。

 間一髪の差でトラックはそのまま進んでいってしまったが、気がかりなことがある。

 2tトラックのように見えたが、あれだけの速度を出しておきながら、走行音が全くしなかった気がする。

 根性で出勤を継続したが、駅のホームで電車を待っていると大量の人がなだれ込んできたため、圧力に負けて線路へと落下してしまった。

 運良く足から着地できたおかげで怪我はなかったが、何故かホーム上には溢れんばかりの人がいるおかげで登ることができない。

 全く今日はどうかしている。



「今日は直帰で午後半休を取ってやるぞ。

 その後は絶対に家から出てやらないからな」


 思わず独り言が飛び出してくる。

 高温のお陰で意識が朦朧としているようだ。

 あの後、結局待避所に逃げ込んだが、どういうわけだか電車は俺に気が付かずにホームへ入ってきて、山のような乗客を乗せて何事も無く出て行った。

 何とかホームへ登ったが、駆けつけた駅員は俺に線路へ降りるなと怒鳴りつけてくれたので、そこで一時間あまりも時間を浪費した上、会社から無断欠勤にするぞとお叱りの電話まで頂いた。

 今日は全く、どうかしている。


「すいません、ちょっとよろしいですか?」


 フラフラしながらも次の客先へと足を進めていると、不意に声をかけられた。

 何事かと視線を向けると、この熱い中でも職務に励む警察官であった。


「駅の方から歩いてきていますが、先ほど、何か変わったものを見ませんでしたでしょうか?」


 変なことを聞かれるものだ。

 そんな抽象的な質問をされても答えようがないじゃないか。


「特に変わったものは見ていないと思いますよ。

 音楽を聞きながら集中して歩いていたので、ひょっとしたら見落としていたかもしれませんけど」


 安全面から考えると良いことではないのだが、俺は移動中によく音楽を聞いている。

 電車と徒歩での移動が多いので、どうしてもその最中の暇つぶしが必要となってくるのだ。


「音楽を聞きながら、ねえ。

 じゃあ、貴方はあくまでも何も聞いていないと主張するつもりですね?」


 俺の回答に、何故か警察官は警戒心をむき出しにして答えてきた。

 おいおい、確か徒歩で音楽を聞いていても違法ではなかったはずだぞ。


「聞いていないというか、聞こえなかったという感じですね。

 ところで、次の予定があるのでもう失礼してもいいですか?」


 理由はよくわからないが、暑くてイライラしているのだろうと勝手に考える。

 何でもいいが、俺は次の商談の約束があるんだ。

 その次も、さらにその次その次も商談の予定があるし、遅刻したせいで夕方に回った会議もあるし、明日からの出張の準備もしなければならない。

 時間がないので開放してもらいたい。

 だが、警察官の反応は予想外のものだった。


「そうはいかないぞ!鞄をゆっくり地面において、後ろに下がれ!

 両手は高く挙げて、早くしろ!」


 彼は拳銃を抜き、俺をしっかりと狙いつつ後ろへと下がった。

 自慢ではないが、生まれてから三十年と少し、法に触れるような振る舞いはした記憶が無い。

 少なくとも、拳銃を突きつけられるような事は絶対にない。


「ちょちょちょっと待って下さい!なんなんですか!?」


 大慌てで鞄を地面に置いて両手を挙げる。

 理由は分からないが、こんなところで凶悪犯と間違えられて死にたくない。

 だが、警察官の対応は俺のささやかな願いを完全に無視している。

 銃声。

 映画やドラマでしか聞いたことがないそれが聞こえる。


「最後の警告だ!下がれ!」


 待って欲しい、俺は丸腰だ。

 少なくともいきなり警告射撃を受けるような外観はしていないはずだぞ。


「下がれ!早くしろ!」


 だが、警察官はそうは思わないらしい。

 銃口をこちらに向けたまま、ゆっくりと下がっていく。

 なんだかわからんが、なんなんだもう。


「下がります!下がりますから撃たないで!」


 両手を挙げたまま、ゆっくりと後ろに下がる。

 右手側にはたしか立体駐車場があったので、車の出口には気をつけないと。

 いや、その前にこの状況を脱出しなければ。


「地面に伏せろ!手は頭の上で組め!早くしろ! 」


 わけがわからないが、目の前の警察官の指示に従わないのは良くない。

 最初は空砲だったのだろうが、次は9mm弾が俺にめり込んでいるだろう。

 ああ、どうでもいいが、警察官のP2000への移行は順調に進んでいるようだな。


「伏せます!伏せますから撃たないでくださいよ!」


 大慌てで地面へと伏せる。

 ああ、このスーツはクリーニング行きだな。


「そのまま顔を伏せていろ!動けば撃つ!」


 何とも思いやりにあふれた言葉をこちらにかけつつ、無線機で応援を呼んでいるようだ。

 畜生、俺が何をしたっていうんだ。

 心のなかでぼやいていると、不意に周囲が暗くなった。

 思わず頭を上げてしまうが、幸運な事に撃たれなかった。

 なんだろうか?

 朝からの不運の連続から考えるに、良いことが起こっているとは思えないが。

 そんなことを思った瞬間、地面に伏せる俺の傍らに大きなコンクリート片が激突した。

 破片が痛いが、俺は生きている。

 考えてみると、死にそうな目にあって死なないというのは逆に考えればツイているのかもしれないな。

 そんなことを思いつつ、指示を無視して空を見上げる。


「おいおい」


 思わず声が漏れてしまったが、無理もない。

 視界いっぱいに、2t車が三台も迫りつつあったのだ。

 どうやら、上層階で一斉にフェンスを突き破って飛び出してきたらしい。

 なんで立体駐車場にそれが入ったのかは知らないが、とにかく、俺の人生はここまでのようだ。




年月日不明 ????


「いつまでも寝ていないで、とっとと起きなさい」


 暖かい言葉をかけられて、意識が覚醒する。

 合計6tの質量攻撃を受けたんだ、意識が戻らなくなってもおかしくはないだろうに。


「意識が戻っているのはわかっているのよ。

 さっさと目を開いて、こちらを見なさい」


 重ねて温かい言葉が頭上から降ってくる。

 とても面倒だが、従わざるをえないな。


「あー、ええと?」


 眼を開くと、そこは真っ白だった。

 どれだけ奥行きがあるのかはわからないが、天上も床も、あると仮定すれば壁も、全てが驚くほどの真っ白さだった。

 その白で埋め尽くされた視界の中で、一人の女性がこちらを見ている。

 母性を感じる豊かな胸部を筆頭に、とても素晴らしい体つきをしていた。

 顔つきは気の強さを感じさせるが、その美しさから考えるに気が強いとすればご褒美だ。

 腰まである見事な長髪は金色に輝いており、どこから来るのかわからない光源によって目の痛みさえ感じる。


「初めまして、ですよね?」


 記憶を辿る限り、ここまでの美女と出会ったことはないはずだ。

 神々しいという形容詞が陳腐に思えるほどの、自分の理想が形になったとしても、もう少し控えめだと言える程の美しさであった。

 気が強そうな所がまた良い。


「そうよ、初めまして。

 多分気がついているとは思うけれども、あなた、死んだからね」


 それだけは勘弁してもらいたいと思っていたが、やっぱりそうだろうな。

 おそらく、昨日までならば咄嗟に否定していたかもしれないが、今日の朝からの出来事を思うと納得してしまう。

 あれはそう、何というか世界が俺を殺しにかかっていた感じであった。

 ただ、納得はできたとしても、死にたくはなかった。

 生まれてから30年と少し、良い事も悪い事もいろいろあったが、やってみたい事も、行ってみたい場所も、食べてみたい物も、まだまだいくらでもあった。

 親孝行だってまだ全然出来ていない。

 結婚もできていないし、仕事だってまだまだやってみたいことは沢山あった。

 ああ、おそらく今の俺の感情の事を無念というのだろう。


「申し訳ないけれども、もう少しだけ前を向いていてもらえないかしら?」


 その言葉に我に返ると、俺はいつの間にか意識を放り出しつつ、泣いていたようだ。

 人と呼んで良いのかわからないが、とにかく相手がいるというのに失礼をしてしまった。


「ああ、大変失礼いたしました。

 日頃はダラダラと生きているように思っていても、いざ死んでみるとショックが大きかったようでして。

 それで、もしかしてなのですが、違っていたらとても恥ずかしいのですが、貴方は神様的な存在で、私に転生しろ的なことを仰ったりしませんよね?」


 まあ、多分そうなのだろうと思いつつ尋ねてみる。

 ついでに、恥ずかしいので涙は拭いておこう。


「最近の日本人は話が早くて助かるわね。

 申し訳ないけど、異世界に転生して、そして仕事をしてもらうわ。

 ああ、一応言っておくと、貴方は今日どうやっても死ぬ運命だったけれども、それは決まっていた事であって、私が何かをしたわけじゃないわ。

 とはいえ、なんで助けてくれなかったんだと文句を言うくらいは気にしないから、好きにして頂戴」


 悪い人、いや、悪い神様ではないのだろう。

 突き放すような言い方ではあるが、表情は申し訳無さそうだ。


「あーまあ、わかりました。

 拒否権って、ないんですよねきっと」


 ますます申し訳無さそうな表情になってきたな。

 美人を困らせて愉しむ趣味はないし、そもそも、死んでも意識がある以上、どれだけ余生があるのかわからないが、仕事でもしなければ暇を持て余して死んでしまうだろう。

 ああ、もう死んでたか。


「ちょっと、大丈夫なの?

 私の話を聞いていた?」


 くだらない事を考えて失笑したところで、心配そうな声をかけられた。

 先ほどとあわせ、二重に失礼だったな。


「ああ、すいません。

 思ったよりショックが大きかったようで。

 それで、仕事というと、どういう事をすればいいのでしょうか?」


 そう答えると、彼女は驚いたように目を見開き、そしてため息をついた。

 恐らくだが、内心でこれだから社畜はと呆れているのだろう。


「あなたにやってもらいたいのは、ある世界の浄化よ」


 浄化ね、含みのあるワードだな。

 水質浄化という言葉もあるが、民族浄化という言葉もある。

 相手が神様的な立場である以上、どっちを命じられても断れないだろうという事が辛いがな。


「なるほど、浄化ですか。

 もう少し細かく教えて頂いてもいいですか?」


 仕事となれば、何を求められているのかを知らなければならない。

 何らかの結果が出ても、それが求められていないものであれば、全てが無意味になってしまうからだ。


「難しく考える必要はないわ。

 あなたに行ってほしいのは4547年の日本よ。

 記録が無くなるぐらい前に発生した最終戦争で全世界が崩壊した後、暴走した自動兵器と、恐ろしい変異生物と、危険な犯罪者集団が闊歩するイーストエリアと呼ばれるようになった場所。

 もはや日本という名前も、そもそも何故そこがイーストと呼ばれているのかもわからなくなった世界。

 そこで、地球環境を浄化してもらいます」


 どうやら神に従わない不遜な民族の浄化はしないで済むようだが、大変な事に変わりはない。

 話を聞いた感じでは、ゴミを片付けて地面に種を蒔いたらおしまいという気楽な仕事ではないことは確かだ。


「何か、道具や仲間は頂けるのでしょうか?

 もしくは能力とか、魔法、ああ、世界観的にはESPとか」


 何も無しに行って来いということだけはないだろう。

 それでは無意味すぎて、実行する意味が無い。

 まあ、自分にとっては大変にありがたくない事に、何もないとどうなるかという実験という可能性もあるが。


「あなたはゲームを好んでいたのよね?

 ならばわかりやすいと思うけれども、いわゆるステータス的な物は見ることができるわ。

 成長も、RPG的な理解しやすいものよ。

 ESPというほど立派なものではないけれども、スキルや特性といった能力を獲得することもできるわ・

 ああ、勿論あなたの成長率は行き先の世界で通用するものだし、得られるスキルや特性は、生存のためにも目的のためにも有益なものよ。

 当然だけれども、HPが100ある場合、十分な防御力があったとして、大口径の銃弾を撃たれても痛いで済むわ」


 思っていたよりも絶望的な状況ではないようだ。

 頼れる味方は貰えないようだが、生きていけるだけの能力は貰えるようだ。

 不満はあるが、文句を言うほどではないな。

 それに、どこまでかはわからないが、ゲーム的なステータスなどがあるのであれば、今までよりは少しは生きやすいはずだ。


「それと、貴方には明確な目的が段階ごとに与えられる事になるわ。

 達成するごとに、内容に応じて報酬があるから有効活用してね」


 ますますゲーム的になってきたな。

 とはいえ、何かを貰えるのであれば、それはありがたい事だ。


「何にせよ頂けるのであれば嬉しい事ですね。

 ちなみに、あたりまえだとは思うのですが、衣食住は自分で何とかしないといけないんですよね?

 食べないでも大丈夫とか、寝ないでも平気とか、そういうのはないですよね?」


 聞いた限りでは一日や二日で終わらない大事業になりそうだ。

 そうであれば、食事や睡眠が必要になる。

 安心して休みが取れる場所が無ければ動けなくなるし、ずっと同じ服を着ているわけにもいかないだろう。

 そもそも、随分と絶望的な状況らしいが、人類は生き残っているのだろうか。


「それはまあ、物理法則から軽く抜けだしている存在になるとしても、完全に通常のシステムから逸脱するわけではないわ。

 食べなければ死ぬし、飲まなければやっぱり死ぬわ」

 

 毎月給料が振り込まれ、喉が渇けば自販機でミネラルウォーターを買えるという世界ではないだろう。

 そう考えると、低質の飲食物を我慢できるかという話はさておき、生存に必要な栄養素や水分の確保だけでも随分と時間を取られそうだな。

 

「しかし、お話の流れからしてそこは自分で何とかしないといけないんですよね?」


 俺の絶望的な考察に対し、相手は諦めたようなため息で答えてくれた。

 思っていたよりも第二の人生は短くなりそうだな。


「まあ、絶対に手にはいらないのであればそう言って頂けるのでしょうし、自分で何とかしないといけないわけですよね?

 困るのですが、何とかしないと死んでしまうわけですもんね」


 相手は何も言ってくれないが、先程までペラペラと説明をしていてくれたのに今は何も答えてくれないということは、恐らく制限事項のようなものがあるのだろう。

 仕様については答えるが、ヒントはNGとかそういうものが。


「それで、話は戻るのですが、何か便利な道具とか、頼れる仲間は頂けるのでしょうか?

 自分一人で何とかするのも仕事だと言われれば仕方がないのですが、聞いた限りですと少なくとも何も無しではどうしようもないと思うのですが」


 水があっても汚染されているかもしれない。

 食料があっても、有毒なものしか無いかもしれない。

 大気圧は十分だったとしても、呼吸不可能なほど有害かもしれない。

 教習所ではかもしれない運転とやらを習ったが、かもしれない生活というのは大変そうだな。


「道具については、防護服と貴方が一日生きられるだけの空気フィルターをセットで提供するわ。

 でもそれだけ。

 飲料水も、食料も、武器も弾薬も無し。

 ああ、もちろん仲間もね。

 理由も話せなくて申し訳ないんだけれども、そういう事なの」


 わざわざ理由を話せないと言われるくらいなのだから、余程の何かがあるのだろう。

 例えば、彼女の上位者的な存在から詳細な説明を禁止されているとか、システム的な理由で二人は送れないとか。

 何にせよ、俺としては困る限りだな。


「まあ、決まりならば仕方がないですね。

 とても残念ですが、そういうことであれば変えようが無いですし」


 上が決めたのか、仲間内で決議したのか、昔からそうとされていたのかはわからないが、仕組みであれば変えようがない。

 相手の表情もどうしようもない事を物語っている。

 それであれば、お話はここでおしまいだろう。


「根掘り葉掘り聞いてしまい申し訳ございません。

 とりあえず状況はわかりました。

 あとは、私がどこまでやれるかだけですね。

 結果はお約束できませんが、全力を尽くします」


 そう答えた瞬間、視界が真っ白になった。

 なにか、彼女が俺に向かって叫んでいるのも聞こえたが、轟音のような酷い耳鳴りのような、とにかくそれらによって聞き取ることはできなかった。




年月日不明 ????


「こういうのは、どうにも好きになれないわね」


 見送った後、私は彼の個人情報を改めて見た。

 殺人の経験なし、犯罪の経験なし、戦闘の経験なし、極度の貧困の経験なし、殺意に晒された経験なし。

 自分の出来る限りは与えたけれども、平和で豊かな2015年の日本と、危険で貧しい4547年のイーストエリアでは全てが違う。

 彼はこの先、味わった事のない地獄を経験することになるだろう。

 仮にも神と呼ばれる存在でありながら、見守るべき人間を恐らく耐えられないであろう環境へ放り出すなどと、どうしてこのようなことをしなければならないのか。

 所詮は、神といっても組織の一員であるということなのだろう。


「せめて、彼が良い最後を迎えられるように」


 日本担当でありながら、自分にはそれしかできない。

 何が神様だ。自分は様なんて付けられるような立派な存在ではない。


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