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うさみみ日記  作者: 三毛猫
うさみみ日記
8/18

「風邪を引いてしまいました」 2010/09/29(水)

 風邪を引いてしまったため、しばらく日記が書けませんでした。28日の分のページと合わせて簡単に経緯を書いておこうと思います。

 27日の朝、起きた時にはちょっと身体だるいかなって、そのくらいしか思わなかったんだけど、朝ごはんの準備をしてお兄ちゃんを起こしたあたりで、なんかちょっと変だなって。気がついたらお兄ちゃんのベッドに倒れこんじゃっていたみたいです。

 そこからしばらくは、ちょっとボーっとしていてあんまり記憶がありません。お兄ちゃんの話だと、わたしが自分で着替えたり、学校に連絡したりとかしてたみたいなんですけれど。お兄ちゃんは心配してくれたのですが、どうしても午前中に抜けられない会議があるらしくって、「午後休とって昼には帰ってくるからな」って言って会社に出かけてしまいました。

 その後は市販の風邪薬を飲んで横になっていました。いつ眠ったのか覚えていません。お兄ちゃんが絞ったタオルをおでこにのせてくれたひやりとした感じで目を覚ましました。

 汗をびっしょりとかいて気持ち悪かったので、お兄ちゃんに拭いてもらいました。「病院行けるか?」と聞かれたので、「だいじょうぶ」と答えたあと、またあまり記憶がありません。

 記憶にはないのですが病院で注射してもらったらしく、そのおかげなのか夕方目を覚ました時にはだいぶ気分がよくなっていました。

 ほとんど一日中寝ていた気分で、なんだか損をしたような気がしました。

 日記を書いとかなきゃ、それからお兄ちゃんに晩御飯つくらなきゃ、って起き上がろうとして、日記を手に取ったまでは覚えているのですが、そのあとどうやらまた倒れてしまったようでした。熱が高くなると、かえって妙な元気がでてきて気分が高揚してしまうことがありますが、どうやらその状態だったようです。

 晩御飯は、お兄ちゃんがおかゆを作ってくれました。おいしかったです。いつもわたしが家のことをしているので、お兄ちゃんがこんなにお料理できるのが意外だなと思いました。

 でも、おかゆにコロッケをのっけるのはちょっとどうかなと思いました。

 28日もまだ熱が高くて、学校はお休みしました。お兄ちゃんはお仕事が忙しくて、「何かあったら電話しろよ」と何度も念押しして出かけてしまいました。

 お兄ちゃんが出かけてしまうと、私以外に誰もいない家の中はとても静かで、あまりに静か過ぎて逆にしーんという音が聞こえてくるような気がして。前の日はほとんど記憶も残らないくらいぐったりだったので気がつきませんでしたが、病気でたった一人、横になっているのは寂しいなと思いました。

 29日、今日はだいぶ良くなっていたのですが、お兄ちゃんに「今日まで休んどけ」と言われて大事をとってお休みすることにしました。

 さすがに丸二日近くも寝込んでいたら、横になっているのも退屈です。お布団のそばに文庫本を積み上げて読みながら、そういえば誰もお見舞いとか来てくれなかったなって、ちょっと寂しく思っていたら、夕方くらいに猫耳さんから電話がありました。

 がらがらの声で「うさみみも休んでたって聞いたみゃ?」って、どうやら猫耳さんも風邪で寝込んでいたみたいです。「わたしはもう大丈夫。明日は学校に行けます」って答えたら、猫耳さんが「あたしはもうだめみゃ。しぬみゃー。誰かお見舞いに来てくれないと死ぬみゃー」ってって言うので、「明日もお休みするようなら、学校の帰りに寄りますね」と約束をしました。

 そろって風邪で寝込んでたっていうのは、こういうのも仲が良いってことなのかなって、横にしたおまんじゅうみたいなお月様を見上げながら思いました。

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