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うさみみ日記  作者: 三毛猫
ねこみみ日記
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15/18

「へんな夢を見た」 2011/02/27(日)

 ゲームのやりすぎで、コントローラを握ったまま寝ちゃったのが悪かったのかもしれない。

 変な夢を見た。

 細かい内容は、よく覚えていない。

 ただ、自分の代わりに誰かが犠牲になったという、ひどい罪悪感と、どうしようもないやるせなさを感じていて、目が覚めた時にはボロボロと涙が流れていた。

 目が覚めた時に、何が悲しくて泣いているのかよくわからなかった。自分が誰で、どこにいるのかわからなくて、混乱した。

 ちょっと首を傾げて、頭を手で軽くこづいて、そうか、夢を見たんだと気がついた。

 すごく断片的な記憶。つなげてみると、おおよその流れはこんなかんじ。

 たぶん、ずーっと、ずーっと昔。みんな昔の着物を着てた。

 何かよくないことが起こって、それは、たぶん、あたしがやった何かが原因で、だからあたしはそれを何とかするために、死ななければならなかった。

 でも、あたしのかわりに、別の人が犠牲になった。あたしの代わりに、人柱となった。

 あたしは、あいつが沈んでいくのを、ただ見つめることしか出来なかった。

 「これで自分は死なずに済んだ」という醜い感情が邪魔して、足が動かなかった。

 自分が、ほっとしていることが許せなくて、ようやく足を動かせたときには、もう、あいつは見えなくなっていた。湖の底に、沈んでしまっていた。

 泣き叫んで、泣いて、泣いて、ふと空を見上げたら、白い鳥が飛んでいた。


 がらにもない夢みちゃったみゃ……。

 代わりに沈んだ人が、うさみみに似てたのがなんか意味深。

 もし仮に、夢で見たのと同じような状況が起こったとしたら、あたしはうさみみを見捨てる人間なのかもしれない。それは、悲しい想像だった。

 今度うさみみになんかおごってあげることにする。


 なんか今日は胸がいっぱいで、ごはん、食べられなかった。

 「夢日記」ということで、昔見た印象深い夢の話を盛り込んでみました。目が覚めたときに、悲しくて泣いていたという経験は、いまのところこの夢だけです。ほんとに前世でなんかあったんじゃなかろうかとかいろいろなやんじゃったり。これ書いてから思い出して、なんだか気分がどーんと落ち込み気味。


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