「想い」【3】
ちょっとグダグダだったらすいません・・
ゲームが始まって一日目。
「杏里ー」
隣の部屋から声がする。
私は窓から
「なんですか?」
と問いかけた。
「今日さー。どっかいかねーかぁ?俺ら恋人同士だしさー」
「仮ですけどねー。いいですよ。別に今日は暇ですし。」
「それじゃあ、今日の一時なー前の公園で」
「わかりましたー」
前の公園って・・家隣同士なのになぜ前の公園に集合なんだろう・・おかしな人だな・・
~一時~
到着。
黒沢さんが来ていた。
「待ちました?」
「ううん。別にっ。(にしても・・可愛いな。杏里。本気の方じゃねーけど)」
杏里は今日、フリフリのワンピースを着ていて、リボンがついていて・・とにかく可愛いです。
「まっいこーぜ」
そういうと手をつないだ。
「あのー黒沢さんー・・どこ行くんですか?」
「んとーショッピング?♪それと。杏里俺の事呼び捨てでよんでいいよ」
「へっ・・?いやいや・・いいですよ・・私は黒沢さんで」
「なんで~?俺達同い年だし。呼び捨てのがいいって。翼でいい」
「えと・・その男の人を呼び捨てとか・・したことなくて・・ですね///」
「早くよべよ」
まただ・・笑顔が怖い・・
「つば・・っ///翼?///」
「(可愛すぎなんだけど・・)それでいいんだよ」ニッコリ。
まだ顔が赤い杏里だった☆
「なぁ~杏里♪行きたいところとかないか?」
私達は今お店の中でお茶中。
「そーですね~お願いなんですが~あそこによってください」
杏里の指差す方には。
可愛いロリータ系のぬいぐるみが・・・
「いいよ」
喜んで翼は答えた。
「ありがとうございます。」
パァァア!!!!!
「可愛い~」
ワイワイはしゃぐ杏里。
それはまるで子供のよう。
「(なんか可愛いな///って何思ってんだ?俺・・)」
「あーもー可愛いよぉ・・」
「杏里ってぬいぐるみ好きなのか?」
「えっ・・あ!うん!大好きだヨ!恥ずかしいけどw」
あれ?杏里・・敬語使ってないな・・
「へー。じゃあ買ってやるよ」
「いいの? って悪いからいいよ」
「いいんだよ?てかもう買っちゃったし。」
「ありがと・・」
=帰り=
「んじゃあ帰るかぁ」
「はい。今日はありがとうございます。ぬいぐるみまで買ってくれて」
「いいって☆ つか、杏里敬語やめてほしんだけど」
「いや・・でも」
「恋人だしよ。いいだろ?これだけは聞いてくれよ」
「そうですね・・ぬいぐるみも買ってくれたし・・いいですよ。別に」
「ありがとな」二コリ
「(あれ・・なんかカッコイイ・・)」
「あー今カッコイイとか思ったろ・・」
また・・この人は・・人の心を・・っ!!!!!!!!!
どうする・・?殺るか?今ここで殺っておくか?
ちょっと殺意が芽生えた杏里だった。
家へ到着。
「じゃあな~今日は楽しかった」
「あ・・うん。私も」
「はは。また行こうなぁ?」
「うん」ニッコリ
それは彼女が初めて俺に見せた笑顔だった。それはとても可愛い。
天使のような笑顔だった。
俺は一瞬・・素敵なキモチになった。それと・・同時に俺の体が勝手に動いた。
気づくと彼女の唇と俺の唇がかさなっていた・・
「へっ?///えぇ?おっ?あ?えっえ?ふぁ?//」
おどおどしていた彼女はとても可愛かった。
「わりぃ///俺はそのっ!!好きでやったんじゃねーから///なんか急に体が動いて!!だから!したくてやったんじゃねーぞ///」
「へっ・・うっうん」
二人の顔が一気に赤くなった。
そして部屋に戻りベッドの中
~翼~
「なにやってんだよ。俺、好きじゃねーのにキスなんて・・どうかしてる」
そして眠りについた・
~杏里は~
「キス・・初めてだ。しかも翼と・・はぁ・・気まずいな・・明日」
そんな事を考えながら寝た。
~朝~
「やばい!!今日はゴミだしだぁ!」
急いで外に出た。
それと同時に隣のドアがあいた。
―最悪だ・・タイミング悪すぎ・・-
杏里は心の中でそう叫んだ。
「あ・・杏里。」
「翼・・」
静かになった。
二人の間にいやな空気がながれる・・
「そだ。私ゴミ出さなきゃだめだから」
「あぁ・・昨日はごめんな///」
「いいよ・・別に、嫌じゃなかったし」
私はなにを言ってるんだろ って思った。
「じゃあね」
ぎゅっ
翼が後ろから抱きついてきた。
「はっ?」
私は一瞬なにがおきたのかわからなかったー・・。
「ごめん・・少しだけ・・我慢して」
「なっ?どうしたの?本気になったぁ~?」
遊び半分でそう言った。
「わかんねーよ・・なんかキスしたくなったり・・抱きしめたくなるんだよ・・///俺もわかんねーんだよ///」
翼は少し照れ、顔を隠ししゃがみこんだ
「翼・・恋した事ないの?」
「あるよ・・でもなんか・・今までとは違う感じだし」
「クスクス」少し軽く笑った。
「なんだよ///」
「だってさー。翼面白いんだもん」
私は翼と同じぐらいにしゃがみこんだ
「ねぇ。翼ってモテるでしょ」
「そんなことねーよ・・つかなんでそんな話になるんだよっ」
「まぁまぁw バレンタイン何個貰った?告白は何回された?」
「バレンタインは500個ぐらい。告白は1000回ぐらい。杏里は?」
「モテるじゃん・・ 私はー。チョコが300個で告白が3000だよ」
「すげーな・・さすが。 チョコ普通はあげるほーじゃねーの?」
「そーだよ?」
「(笑 それよりゴミ」
「・・・・・・・・・・・・・あー。もー間に合わない・・」
「ははっ・・わりw」
「あのー笑いながら言われても全然・・ うんっ!いいよ!!気にしないで!! とか言えねーし・・・・・・・だから許さん!!」
「えぇーwwww」
「はははっ」
二人が笑い合っているところに。
「杏里ー!!!」
向こうから男の人が来た。
「ぁっ!隼人!!」
隼人とは・・?一体誰なのだろうか・・。