表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/3

「出会い」【1】

私は今日、この街に住むことになった。一人暮らしだ。


引っ越してきて初日から・・知らない人から告白を受けている

もう嫌だ・・

毎回のように

「好きです!付き合って下さい!!」

とか。

「一目惚れしました!!」

とか。

もう最悪。

私はそんな一目みただけで、告白とか絶対無理っ!皆顔なの?私は性格も大切だと思う。

その人の事知らないのになんで告白なんか。


「絶対無理ーっ!!!!!!!!!!!!」


「なにが無理?笑」

後ろから聞こえた声。

「えっいえ・・気にしないで下さい・・」


「えぇー。俺そういうこと言われたら気になるタイプなんだよねー・・だからー教えろっ」

私は一瞬その人の笑顔が怖いと思った。

ゾッとするようなそんな笑顔だった。


でも。

顔は悪くない・・

黒髪で右の耳にピアスをしていて・・凄くカッコ良かった。服装も悪くはない・・

私と同じ20歳ぐらいかなー・・


「黒髪で右耳にピアスをしていて、凄くカッコイイ。服装も悪くない。私と同じ20歳ぐらいかなー・・・って思ったよな?ふはははは!!!!!!!」

なんだこの人。

気味が悪い。


「なんなんですか?貴方は!人の心勝手に読まないで下さい!」


「君面白い!そだ。俺は 黒沢 翼 よろしくなー」


「くろさわつばさ・・?(普通の名前・・?だな)」


「だよなー。普通の名前だろ?笑」

またよんだ。


「読まないでくださいよ!恥ずかしいじゃないですか・・」


「なーんか変なことでも考えてるのか?恥ずかしいような。」


「考えません!///あと、私の名前は 平野 杏里」


「杏里ねーまたなー」

彼はそう言って優しく微笑んだ。

ガチャッ。

どうやらあの人は隣の部屋らしい・・・


                         【これが私とあの人との出会いだった】




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ