第八話・今日の宿は
身分証を受け取った俺は、詰所に詰めている守衛の男達に軽く挨拶すると、詰所を出て石造りの外壁に設けられている大きな門を通り抜けようとした。
すると、背後から声をかけられた。
「おい!アンタ、ちょっと待ちな。アンタは魔法使いだってのに、無職なんだろ?」
呼び止めてきたのは、先ほど身分証を作ってくれた年配の男だった。
「どうせ職が無いんだったら、この街で仕官しちゃどうだい?優秀な人材なら、ご領主様も雇ってくれるかもしれないぜ?まぁ、もっとも雇われたって安月給の下級官吏が精々だが、手柄を上げれば出世もできる!」
すると、一緒に詰所から出てきた若い男の方が、苦笑を浮かべる。
「いやいや、こんな怪しい仮面を被ってて、それも変な呪いで外せないっていうんじゃ、それは無理ですよ!」
それを聞いた年配の男は、笑い声を上げた。
「ハッハッハッ!それもそうか!なら、いっその事、魔法の腕を活かして冒険者にでもなったらどうかね?この街には大きな冒険者ギルドがあるし、冒険者なら腕次第で大儲けだって出来るぜ?アンタも、いつまでも無職のままで旅なんぞしてないで、仕事をしな!ここは大きくて良い街だし、他にも探せば仕事なんか、いくらでもあるからな!それじゃぁ、元気でな!」
「ご忠告ありがとう!考えておくよ!」
俺は見送ってくれる彼らに礼を言うと、街の中に足を踏み入れた。
時刻は、昼時を少し過ぎたくらい。
街に入ると、大勢の人通りが目に入る。
この通りは幅が広く石畳で整備もされており、馬車がいくつも行きかっていて活気に満ちていた。
賑わいからしても、門から続くこの通りがこの街のメインストリートなのだろう。
石造りの家々が並ぶ道の両側にはいくつもの店が軒を連ねており、客の出入りも多く賑わっているようだ。
俺は周囲を軽く見渡す。
あまりキョロキョロしていても怪しまれるかもしれない。
それならいっそ、堂々と歩いている方が良いだろう。
そう考えて、一先ずこの街の中心部へと向かって足を運ぶ事にした。
「へぇ、随分と立派な噴水だな」
小一時間ほど歩いて街の中心部へとやってくると、開けた場所に出る。
ここから四方八方に通りが伸びているようだ。
さしずめ、ここはこの街の中央広場といった所か。
街の北西側の丘の上には、煌びやかにそびえる見事な城が見える。
広場の真ん中には大きな噴水が設置されており、豊かな水を湛えていた。
そこかしこに屋台が店を出していて、通行人相手に商売をしているのも見えた。
「ちょっと済まない。こいつはいくらかな?」
俺は、屋台の一つに近寄ると店主の女性に声をかける。
この屋台では、串に刺した肉を焼いて売っているようだ。
タレの焼ける香ばしい匂いが食欲を誘う。
声をかけられた女性は、仮面を着けた俺の顔を見て一瞬ギョッとした表情を浮かべるが、俺が客だと分かると愛想笑いを浮かべた。
「お客さん、肉串は一本銅貨三枚だよ!」
「じゃぁ、それを一つ頼みたいんだが、支払いは銀貨でも良いかい?」
「それならお釣りが銅貨七枚だね!……はい、毎度!」
俺は銀貨を一枚女性に手渡し、肉串とお釣りの銅貨七枚を受け取る。
(フム、銀貨一枚が銅貨十枚か)
銀貨と銅貨の交換レートを確認した俺は、肉串を頬張りながら噴水の前まで移動する。
この広場の噴水の前では、吟遊詩人や大道芸人が自慢の芸を披露していた。
俺は、噴水の前まで来ると、何の気なしに広場で歌を披露する吟遊詩人の歌声に耳を傾ける。
吟遊詩人が歌っているのは、この世界では有名な英雄譚の一場面。
俺も、爺婆から貰って読んだ本で知っている物語だ。
見渡せば広場は人通りが多いのだが、吟遊詩人の歌声に足を止める者はほとんどいない。
吟遊詩人が歌い終えたのに気が付いた俺は、彼の前に置いてある小箱に銀貨を一枚投げ入れる。
銀貨を投げ入れる俺に、吟遊詩人が驚いた顔で一礼を返してきた。
ついでだ。
俺は、小さく手を振って返すと吟遊詩人に声をかけた。
「吟遊詩人のお兄さん、調子はどうだい?儲かっているのか?」
チラリと目をやった小箱の中には、俺の放り込んだ銀貨一枚の他には銅貨が数枚入っているだけだ。
いつから歌っているのかは知らないが、あまり儲けが良いようには思えない。
「ハハハッ、お客さん、昼のコレは、儲けのためにやっているんじゃないんだ。本番は日が暮れてからだよ」
俺の投げ入れたお捻りが聞いたのか、吟遊詩人は上機嫌で答えてくれる。
「そんな遅い時間に客がいるのか?」
「そうじゃないさ。夜になったら、酒場を回って歌を披露するんだよ。これでも結構稼いでいるんだぜ?」
なるほど、いわゆる流しで稼いでいるわけか。
それなら、良い酒場や宿も知っているだろう。
「実は、俺は今日この街に来たばかりでね。良ければ、おすすめの酒場や宿を教えてくれるとありがたいんだが……」
俺がそう尋ねると、吟遊詩人は少し考えて答えてくれる。
「う~ん、そうだねぇ。品の良い高級な宿を求めるなら、あちらの城前通りがいいね。ただあっちだと宿だけで飯処は別になるから注意が必要かな。それなりの質で良いなら、そっちの商人通りにいくと良い。酒場と兼業の宿ばかりだから利便性が良いね。俺も夜はそっちで歌っているよ」
吟遊詩人は手ぶりでそれぞれの方向を示しながら、分かり易く教えてくれる。
「ただ、金が心許無いっていうなら、向こうの下町通りの方が良いかな。ちょっと治安が悪いし当たりはずれがあるけれど、宿も酒場も値段だけは安いよ。もしもそれでも駄目だったら、南東の貧民街の方にするしかないかもね。正直、お勧めはできないけれど、訳アリでも問題なく泊まれる宿となるとそっちの方になるかもしれないね」
話に出た城前通りは、文字通り広場から北西に見える城の前まで続く通りだ。
商人通りはこの広場から街の南西に続いており、下町通りは俺が街に入った門からこの広場まで通って来た通りだった。
俺の問いに丁寧に答えてくれた吟遊詩人の気の良さに、俺は礼として銀貨を差し出した。
しかし、俺の差し出した銀貨を見ると、吟遊詩人は首を振って受け取りを拒否する。
「それは、頂戴出来ません。私は、これでも吟遊詩人です。お金を稼ぐのであれば、自分の歌で稼ぐと決めています」
それを聞いた俺は、銀貨を引っ込めると頭を下げる。
「それは失礼いたしました。あなたの矜持を踏みにじる様な真似をして、申し訳ありません」
俺が頭を下げると、吟遊詩人は慌てた様に手を振る。
「いえいえ、これは私の個人的わがままというやつです。仲間達からは、いつも笑われていますよ。その様に言ってもらえるとは、思ってもいませんでした。こちらこそ、ありがとうございます」
俺は吟遊詩人と笑い合い、その場を後にする。
金は結構有ると思うのだが、正直に言って城前通りの宿というのはやめておいた方が良いかもしれない。
何しろ俺は、この仮面姿だ。
どう見ても怪しさ満点で、宿に入る前に断られる可能性だってある。
かといって、下町通りは治安が悪いというし、宿も当たりはずれがあるという話だった。
こんな怪し気な仮面を着けていたら、それこそ変な輩に絡まれないとも限らない。
せっかく街に入ったのに、下手な騒動はご免被りたい所だ。
それに、貧民街は論外だ。
こんな怪しい仮面を着けていれば、かえって騒動を呼び込むかもしれない。
そうなると、選択肢は自然と商人通りという事になる。
仮面の事があるから断られる事もあるかもしれないが、まずは商人通りの宿から当たっていこう。
最悪の場合でも貧民街は避けて、下町通りで妥協したい所だ。
とにかくまずは当たってみる事にしよう。
そう考えた俺は、一先ず商人通りの宿を当たるために商人通りに足を向けた。
……
…………
………………
しばらく商人通りの宿を当たってみたのだが、結果は芳しくなかった。
数件の宿を当たって断られた結果、俺は商人通りの端に近い宿屋にたどり着いていた。
ここを断られたら、もう下町通りの宿を当たるしかない。
店の入り口の看板には、『蜂蜜と林檎亭』と書かれている。
俺は、入り口の扉を開いて中に入る。
中に入った俺は、店内を見渡した。
内装を見た限り、ここも他の商人通りの宿と同じく酒場との兼業のようだ。
「いらっしゃいっ!お客さんは一人かい?あぁ、飯ならもうちょっと待っておくれ!今、準備をしている所だからね!」
店に入った所で、奥から恰幅の良い女性が顔を見せる。
仮面を着けた俺の顔を見て驚いたように目を見開くが、姿を見ただけで俺を追い返すような事はなかった。
俺は店の奥のカウンターへと進みながら、その女性に声をかける。
「あぁ、一人なんだけど、部屋を頼めるかな?」
他の店ではこの段階で断られてきた。
今回はどうだろうか。
俺の心配をよそに、女性は笑顔を浮かべて首肯する。
「あいよっ!一人部屋だね?一泊素泊まり先払いで銅貨五枚だよ。夕飯は別料金だけど、うちの酒場を使ってくれるなら、そっちはおまけに一品サービスをするよ!朝飯も注文があれば用意するけど、そっちも別料金だからね?」
「それは良かった。では、一泊お願いします。夕飯はここを利用するので、サービスをよろしくお願いしますよ」
女性はカウンターの下から宿帳を取り出して、こちらに問いかけてくる。
「分かったよ。それで宿帳なんだけど、アンタ、文字は書けるのかい?もし書けないなら代筆するけど、どうする?」
「いえ、代筆は結構です。自分で書けます」
女性は感心した様に小さく声を上げた。
俺は宿代の銅貨五枚をカウンターの上に置くと女性からペンを受け取り、女性が差し出してきた宿帳にサラリと記名する。
「はい、鍵はコイツだよ。部屋は、二階に上がって最初の扉だから案内はいらないね?夕飯の方は、早くて後二時間って所だよ。それまで上の部屋で休んできな」
俺は頷いて鍵を受け取る。
二階に上がり、最初の扉の鍵を開ける。
中に入ると、ベッドが一つに机と椅子が一組置いてあるだけの狭く簡素な部屋だった。
俺は旅人に扮装するための背負い袋を床に置き、ベッドへ近寄ってその感触を確かめる。
木のベッドに敷かれたマットはそれほど柔らかくはないが厚みがあり、シーツもそれほど上等な生地ではないがしっかり洗濯されているようだ。
狭い部屋だが掃除は行き届いており、全体的に清潔な印象を受ける。
思っていた以上に良い部屋のようだ。
こんな仮面で顔を隠すような怪しい風体の輩を断る事なく受け入れてくれたことといい、良い宿を見つけたと思う。
俺は、朝から歩き通しで少し疲れた体をベッドに横たえる。
「ハァ、街に入る事はできたけど、これからどうするかな。門の所でも言われたけど、無職なのは本当だし……。とは言え、この顔でどこかに雇われて働くというのもな」
夕飯の時間までは少々時間があるらしい。
その間に、俺は今後の事を考える事にした。
俺は懐から新しく手に入れた身分証を取り出す。
そこには俺の名前や職業、出身地、確認された罪科の有無、確認した日付と確認者の名前が記されている。
俺の出身地は、ケーニヒスシュヴェールト侯爵領というのか。
爺婆との話でも話題に出た事が無かったし、知らなかったな。
他にも、塔に幽閉されていた俺には、職はもちろん罪科もない。
まぁ、罪科があったらそもそも街に入れない可能性が高いと思うのだが……。
そして、忘れてはならないのが、俺は命を狙われたという事実だ。
正体がばれたら、刺客を差し向けられて殺される可能性もある。
注意が必要だな。
そうなると、どこか一つ所に落ち着くとしても、しっかり自分の足場を固めてからにしたい。
少なくとも、このままこの街に定住して働き口を探す気にはならなかった。
「金が稼げて、なおかつ一つ所に縛られない仕事か……」
そんな都合の良い仕事が……。
あった。
一つ思い当たる仕事がある。
それは、冒険者だ。
冒険者なら街を拠点に活動していても土地に縛られる事はない。
その気になれば、拠点とする街を変える事だって出来る。
この街の門をくぐる時に、守衛の男も冒険者は腕次第で稼げるって言っていたじゃないか。
考えれば考えるほど、冒険者という職業は俺に向いているように思えてくる。
爺婆から貰って読んだ本の中にも、冒険者の活躍する物語があった。
それに、冒険者として活躍すれば、引退した後に有利な仕官先が見つかる可能性も高い。
そうなれば、有力な後ろ盾と社会的地位を手に入れて安泰な人生を送る事だって出来るだろう。
守衛の男は、この街に大きな冒険者ギルドがあると言っていた。
早速、明日の朝にでも行ってみるか。
冒険者ギルドのある場所は分からないが、分からない事は人に聞けば良いのだ。
おあつらえ向きにここの一階は酒場だし、その手の情報収集もできるだろう。
そう決めた俺は、ウキウキとした気持ちで夕飯の時間まで待つのだった。
……
…………
………………
ふと目が覚める。
いけない、ウトウトしていた。
気が付けば、窓の外はすっかり暗くなっている。
二時間なんて当の昔に過ぎているだろう。
そう思った俺は、少し慌てて一階の酒場に降りて行った。
部屋を出た時から聞こえていたが、一階の酒場へ降りるとそこは多くの客で賑わっていた。
「おや、お客さん!遅かったじゃないか!飯の注文なら直ぐに受け付けるよ?」
一階の酒場は、昼間に見た女性が仕切っていた。
俺は、カウンターに近付いて空いてる席を指差した。
「こっちの席でも良いかい?」
「かまわないよ。適当に座って注文しておくれ!」
俺は、席に着くとそばの女給に声をかけ、宿に泊まっている事を伝える。
それから、お勧めの料理を一人前と酒を一杯注文した。
店内を観察していると、カウンターにいる女性の指示で、女給達が料理や酒を運んで客の間を行き交っているのが分かる。
どうやら、あの女性がここの女将さんのようだ。
カウンターの奥では、屈強な男性が大きな鍋を振るって料理をしているのも見える。
店内の喧騒に耳を傾けると、予想通りカウンターの女性が女将さんと呼ばれて返事をしているのが聞こえた。
そうしていると、料理と酒が運ばれてくる。
料理と酒の代金合わせて銀貨一枚を支払って、女給から料理と酒を受け取る。
今日の夕飯は、野豚のステーキと根菜のスープ、新鮮な葉野菜のサラダ、黒パンとチーズのセットだった。
酒は、エールと呼ばれる安い麦酒の一種だ。
俺は、運ばれてきた料理を食べながら、店内の客の様子を窺う。
「ん?これは、結構美味いな!」
野豚のステーキはちょっと硬いが香辛料が効いていて酒によく合うし、逆にスープは優しい味付けだ。
新鮮なサラダにかかった酸味のあるドレッシングも良い仕事をしている。
美味い料理に酒が進んで、気が付けばジョッキはあっという間に空になっていた。
俺は、料理の味に満足して笑顔を浮かべるとウンウンと頷く。
部屋の感じといいこの料理といい、この宿屋は当たりだな。
俺が料理と酒を堪能していると、女将さんが近寄ってきて声をかけてくる。
「どうだい?お客さん。うちの料理は美味いだろ?」
俺は、女将さんに素直に称賛の言葉を送る。
「あぁ、最高だ!肉も美味いし、酒も良い!」
俺が手放しで称賛すると、女将さんはにっこり微笑む。
「そうだろ?特に、今日は質の良い野豚の肉が手に入ったからね。うちの旦那も張り切っているのさ!」
そうか、店の奥の厨房で腕を振るっているのは、この女将さんの旦那さんなのか。
俺は、女将さんに酒のお代わりを注文する。
注文すると、すぐに酒のお代わりが出てきた。
俺は、お代わりの酒を受け取りながら、女将さんに冒険者ギルドの場所について尋ねてみる事にした。
「なぁ、女将さん。ちょっと聞きたい事があるんだけど良いかな?」
俺が問いかけると、女将さんは首だけ振って気軽に返事を返してくる。
「話?何だってんだい?」
「実は、俺は今日この街に来たばっかりでここの土地に不案内なんだ。それで聞きたいんだが、この街の冒険者ギルドの場所って分かるかい?」
女将さんは、俺の質問に何やら納得した様に頷きながらこちらに向き直った。
「やっぱりそうなんだね。見た事ない格好だからそうじゃないかと思っていたよ。……しかし、一人で冒険者ギルドに用事かい?」
俺の言葉を何か誤解でもしたのか、女将さんは悲痛な表情を浮かべる。
しかし、すぐにまた明るい表情に戻ると口を開いた。
「冒険者ギルドの場所なら、この店からだとちょっと下町寄りの方だね。商人街や職人街と下町の境辺りにデカい建物があるから、行けば簡単に分かるよ」
俺は女将さんから詳しい場所を教えてもらう。
「しかし、冒険者ってのは難儀な商売だねぇ。ほら、一杯奢ってあげるから、あんまり気落ちしなさんな。生きてりゃ良い事もあるってもんさ。頑張んなよ!良い縁がある様に、応援してあげるからさ!」
女将さんからの奢りで、酒を一杯貰う。
俺は女将さんに礼を言うと、残ったチーズを肴に貰った酒を飲んでいく。
女将さんには変に気を遣われた様で、ちょっと居心地が悪い。
しかし、聞いてみてよかった。
聞いた限りだと、冒険者ギルドというのは結構大きな組織のようだ。
どんな仕事をしているのか、行く前からワクワクした気分になる。
爺婆から貰って読んだ本にあった英雄譚の様な波乱万丈の冒険などは、そうそう体験できるものではないだろう。
しかし、そんなドキドキの冒険がないとは限らない。
あぁ、これは武器や防具なんかもしっかり準備しないとな。
今の俺には、山賊が根城にしていた洞窟から持ち出した武具なんかもあるが、どれも質の悪い安物ばかりだ。
数だけは多いので多少消耗した所で別段困りはしない。
しかし、命を預ける大事な相棒とするにはどうかというと、まったく話は変わってくる。
しっかりした仕事をしたければ、道具も相応の品を用意するべきだろう。
話に聞いた冒険者ギルドのある場所へは、商人街や職人街を通り抜ける必要がある。
冒険者ギルドに行くついでに、そういった店をチェックしてみてもいいだろう。
今後の行動方針が決まった俺は、前祝いとばかりに追加の料理と酒を注文する事にしたのだった。




