◆女性騎士とお食事、そして……
現在、白銀の雪で食事中です。
「野菜炒めと焼き肉おかわり!!」
「………アリスさん、何回おかわりしてんだ?」
「ん?175回だが?」
「食い過ぎだ」
さて俺の名前、スノウにちなんで白銀の雪っていう店に連れられたんけどまぁ俺の本名、紅野雪じゃなくスノウ・クリスタルだし、嬉しかったんだが………
「お金、足りんのですか?」
「大丈夫だ。ここは安いからな」
もぐもぐ
「はぁ食うか、お姉さんピザひとつ下さい」
「今まで食べてなかったのか?」
もぐもぐ
「だってお金がね。おっきたか」
もぐもぐ
「そういや、スノウって何歳だ?」
もぐもぐ
「18歳。あっアリスさんは何歳?」
もぐもぐ
「………16。もっと年上だと思ってた」
もぐもぐ
「詳しくいえば?」
もぐもぐ
「………27歳」
もぐもぐ
いやいやどんだけ老けてんのこの顔
☆☆☆数時間後☆☆☆☆
さてアリスさん。年下だからさん付け………まぁいいかギルドから見れば先輩だし。でアリスさんのおかわりが500回を越えた。
「ふぅ〜満腹だ」
「当たり前です」
さて店を出ようした時、
「オラッ金出せ!!」
……………強盗集団が現れた。
「っておい何でだよ」
「どうするスノウ?」
「いや、どうするって」
「何、喋ってやがる貴様!?」
なんか雑魚が殴ってきたので当たる前に
「《風よ潰せ(ウインドストライク)》」
雑魚の頭をスイカみたいに破裂させる。
「貴様ぁぁぁぁぁ!!殺せぇぇぇぇ!!」
なんか一斉に襲ってきた。
「スノウ………あんたって本当に凄いな。色んな意味で」
「これでも殺し屋稼業は長いもんでね」
そして近づいた雑魚一人を紅歌を抜刀し、その勢いで首と胴体をおさらばさせる。
「まず一人目」
「うわぁぁぁぁぁぁ!!」
「おぉぉぉぉぉぉぉ!!」
「てりゃぁぁぁぁぁ!!」
今度は雑魚三人襲ってきたので瞬動で後ろに回り、横に一閃。一気に雑魚三人を殺す。
「次は誰が死にたい?」
「わぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「ばっ化け物がぁぁ!!」
「おっお前ら怯むな!?やれ!!」
ほう今度は全員か。
まず一人目は大剣を振りかぶった所を腕と一緒に顔半分を斬り落とす。
二人目と三人目はメリケンサックで殴ろうとした所をサイドステップで避け、二人が重なった状態で心臓を刺突で鼓動を止める。
四人目は斧で凪ぎ払いをしたが身をかがめて避け、そのまま下から上に斬り上げ殺す。
「返り血がひどいな」
五人目はアリスさんを襲おうとしたので
「《風よ斬り裂け(カマイタチ)》」
風の刃を放ち、上半身と下半身に分ける。
「スノウ………すまん先に宿屋に行っとく。場所はカウンターに言っておいた。」
どうやらアリスさんは宿屋に向かうようだ。……………裏口から
「この女ぁぁぁぁ!!」
どうやらあいつらを逆ギレさせたようだ。
まぁいいか狙ってんの何故か俺だし。
六人目から頸動脈を斬り裂いていく。そのたびに血飛沫が上がり、返り血を浴びていくが、関係ない。
そして…………
「ゆっ許してくれ」
「ボスなら責任とれ」
俺は最後の奴を袈裟斬りで終わらす。
「ふぅ〜やっと終わった。つか返り血びっしょりついてやがる《水よ清めろ(クリア)》」
よし返り血が跡形もなくなったことだし。
「お〜い店主、さっきの女性が言ってた宿屋の場所教えて〜」
☆☆☆☆☆その夜☆☆☆☆
「あのさアリスさん?」
「どうしたスノウ」
「なんで同じ部屋?」
「仕方ないだろ、ひとつしか空いてなかったんだ」
はぁマジかよ
「分かりました。そういや俺のギルドランクなんですか?聞いてないんですけど」
「ああランクは私と同じギルドで最高のSSランクだ」
「凄!?」
「それよりスノウの方が凄いぞ《土よ縛れ(チェーンバイト)》」
突然、地面から鎖が出てきて俺の四肢を縛る
「って何をするんですか!?」
「ふふっ実はあの時のお前を見て、体が疼いてな//」
ガチャガチャ
「ちょ//ズボン脱がさないで//」
「うわっ//意外とおっきい//いただきます」
「//やめてぇぇぇぇ!!」
この日、俺はアリスさんによって眠れない夜を過ごした。