◆女性騎士とギルドへ
見回りをした後、アリスを喋って、気ままに旅していこうと決意。アリスに一緒に旅していいか?と聞いたら
「別にいいが魔法とか道中教えてくれるか」
とかえされた。そんなに魔法うまいのか俺修得時間30分の俺が…………
閑話休題
さて現在、ギルドに登録してないと言った所、アリスが呆れた顔になりギルドに登録するためトリミア王国に向かっています。ぶっちゃけ俺が逃げた城がある国です。
「それよりその袋はなんだ?」
「これか?」
そう今、ギルドでお金とポイントに換金してくれる。バラムの瞳やリヴァイアサンの牙、大量のアクアタイガーの尻尾。更に良質の武器や防具になるバラムの鱗やリヴァイアサンの鱗、アクアタイガーの毛皮を一つの手のひらほどの袋を不思議でたまらないのだ。
「ああぶっちゃけ何?」
「こいつは無限回廊って言って、この中にどんなに物を入れても入る代物だ。しかも食べ物をいれても腐らないし、重量も変わらない旅人の必須アイテムだ。ちなみに私の武器も入ってるぞ…………折れているがな」
アリスさん………自分で言って落ち込まないで下さい
「修理しましょうか?」
ガシッ
「頼む、予備の無限回廊あげるから修理してくれ」
「分かった、分かったから手を離してくれ!!痛たたた」
「すっすまん!?で修理してくれるのか」
ウルウル
…………どんだけ思い入れがあるんだよ武器に。
がさごそ
「はい。早速だが修理してくれないか」
で渡されたのは
「エクスカリバーってますますあの食いしん坊英霊じゃん。取り敢えず《土よ元々の姿に変えろ(リペア)》」
真っ二つになったエクスカリバーを取り敢えずくっつける。
「ありがとう、ありがとう」
泣きながらお礼言うな!!
「あのさちょっとこいつ調べていいか?もしあれだったら、今度壊れないよう付加能力与えるけど」
「本当か!?是非頼む」
………何故だろう犬の耳と尻尾をが見えるのは
「まぁいいか《風よ調べの力を我が瞳に宿せ(サーチ・眼)》」
――――――――――――
名称 エクスカリバー
材質 オリハルコン ミスリル 王鋼
付加能力 体力上昇 自然治癒上昇
切れ味 D−
耐久力 E+
威力 A+
――――――――――――脆っ!?よくバラムに挑んだなこの人。
「なぁアリス、ギルドランクってどれくらいだった?」
「いきなりなんだ?まぁギルドランクはAだが」
「…………そうか」
いやさぁこの人、どんだけ戦闘技術高ぇんだよ。
「お〜いどうした?」
「ん?あぁとにかく付加するぞ」
「分かった」
☆☆☆☆数時間後☆☆☆☆
さてアリスのエクスカリバーの全パラメーターの上昇や魔力回復を付加させ、アリスがご機嫌なようでスピードアップしてトリミア王国に予想以上早く着いたのだ。
「これがトリミア王国か」
「ああ今、武力がないが商業が一番栄えてる王国だ」
あの嘘つき王様が
「どうした?」
「いや何でもない。ギルドってどこだ?」
「それならあっちだ。」
と連れられたのはケルベロスが描かれた看板が立てられた建物だった。
「入るぞ」
「ああ」
ギィ
「………いらっしゃい」
中は酒場みたいになっているが受付の女性しかいなかった。
「アリス、他のギルドランカーがいないけど?」
「確かに。すまん受付よ、他のギルドランカーはどうした?」
「……………はい、昨日城で多くの兵士が殺され、さらに犯人を追いかけた兵士がモンスターに貪り喰われたのでこの国に住んでいる全てのギルドランカーは徴兵されました」
うわー俺の責任じゃん。
「分かった。ではこいつのギルド登録を頼む」
「…………了承。名前を提示してください。」
「スノウ・クリスタル」
「………入力。完了。では受け取って下さい」
出されたのは白いカードだった。
「ああそれとこいつと山分けで換金してくれ」
とアリスがバラムの瞳などを出す。するとまぁ当然だが受付の女性が見えなくなる。
「…………分かりました。少しお待ちを」
すると受付に置かれた物を全部持っていく。何者?
「《風よ調べの力を我が瞳に宿せ(サーチ・眼)》」
――――――――――――
名称 フェアリーゴーレム
筋力 SS+
魔力 B−
魔力量 B−
――――――――――――………まさか人間じゃないとは。っていうか俺、調べ過ぎ。
「………お待たせしました。ギルドカードを提出して下さい」
俺は白いカードを、アリスは赤いカードを出す。
受け取った受付のフェアリーゴーレムはそれを見つめるとカードが徐々に金の装飾をされた黒いカードになっていく。
変化が終わると
「………終わりました。金貨50枚ずつと共にカードをを渡します。」
カードと金貨が入った袋二つ渡された。
「さて食べにいくぞスノウ」
袋を無限回廊に入れた途端、アリスに引っ張られる
…………多分大丈夫かなお金