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◆王の部屋と客室

現在、俺は召喚をした少女、ユア・メイに案内され王の部屋に向かっています。ちなみに彼女、お姫様である。



「で私達はなんで召喚されたの?」



神崎はユアに友達感覚で結構重要なことを聞く。あんたよく位が高い奴に平然と話せるなぁ



「実はこの世界では魔王が現れ、人類の危機にたたされています。他の国では戦争を初め、少しでも領地や兵士、財力を手に入れようとしています。そのため、我が国はなんの力も無いため、こうやって勇者に頼るしかないのです。」



おーけーぶっちゃけていうとただ単に力が欲しいから勇者を召喚。勇者に魔王を討伐させようとな。さらに話しを聞いている。もしかしたら魔王討伐後、戦争をして大帝国を築こうとしてるしぜって〜戦争に出されるよ勇者。つか話しを聞いた神崎は自分に任せてみたいなことを今、ユアに話してる。………もしかして神崎って勉強以外って馬鹿?


「着きました。王、私の父が待っています。」



さて色々考えていたら王の部屋の前に着いたようだ。なんか無駄な装飾がされた扉だな。



ギィィ



どうやら扉が開いたらしく、部屋の中には兵士や大臣がいてそして一番奥に大きな椅子に座っている王がいた。

とりあえず王の前に俺達は向かい、膝を立てる。途中で兵士の隊長らしき人から殺気の籠もった視線、大臣達からは多分どうやって使おうという道具を見るような視線を感じた。



「おぉそなたらが勇者か」


「はい!!」



「おそらく」



神崎は元気一杯に俺は自信なさげに言う。だってさぁ殺し屋が勇者ってあり得ないって



「ふむ。ではそなたらは魔王を倒してくれるか?」



「はい!!お任せ下さい。」



神崎………冥福を祈る。多分死ぬぜお前、兵士達に慰め者にはなるなよ。



「お主、返事はどうした!!」



どうやら大臣の一人は返事をしない俺にご立腹なようだ。


「あっ!?いえただ突然のことで混乱してて、少し考える時間をくれませんでしょうか?」



「わかった。では勇者達を客室にお連れしろ。では返事は明日聞こう。色よい返事を待っておる。」



「ありがとうございます。」



嘘八百を吐いた俺だが、どうやら俺のことを信じたらしい。さてどうやって抜け出そうと考えながら王の部屋から出る俺であった。




☆☆☆☆☆

さて今客室にいます。中は結構質素でベットと50冊の本が納まる本棚があるだけだった。一応、神崎の部屋を見てみたが、豪華だった。色んな装飾が施され、ベットは王が使うようなもので机や椅子、お菓子があった。何、この差別って呟いてみたら神崎が 



「もし良かったら///一緒に寝てもいいよキャッ//」


………何を期待してんだ?まぁ十中八九王の命令だろう多分、勇者になればこれぐらい待遇が良くなるぞって感じで。つか監視されてるし。天井に2人、右の部屋に3人、左の部屋に同じく3人。全くなってない。気配バレバレだし、天井から足音聞こてるつぅ〜の



………とにかく本を読むか。俺は適当に本を二冊取り出す。題名は……初級魔法集。成る程ねぇ、試しに1ページ目を開くと、簡単な灯りを作る魔法についてが書かれており、呪文、構成術式、イメージ、魔法属性使用魔力量という風になっていた。今、気付いたけどこっちの文字が俺が知ってる文字と全然違うのに読めるという事実に気付いた。まぁ読んでたら書けるようになるだろう。もう一つの本の題名を見てみると中級魔法集と書かれてた。

うん面白くなりそうだ。そう思った俺は二冊を速読術、並立思考、瞬間記憶術を使い、同時に読み、わずか5分で読み終わり、完璧に覚えた。



「さて全部覚えるか」


そして俺は嬉々として本棚に向かった。




☆☆一時間後☆☆☆


50冊読み終わった俺はさっそく魔法を使おうとしていた。



「監視が邪魔。幻術は確か《風よ惑わせ(イリュージョン》)」



これにより一瞬、風が吹き監視には寝たようにみせた


「さて何をするか」



そして俺は魔法の特訓を始めた。

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