◆ぷろろ〜ぐ
拝啓 地獄にいる殺し屋な父さん、天才科学者な母さん。どうやら俺は…………
「ようこそ異世界へ。勇者のお二人様」
…………異世界に召喚(巻き込まれて)されたようだ。
話しは数時間前にさかのぼる。俺こと紅野雪(性別男)は父親に政府公認の殺し屋で母親は天才科学者を持つ普通ではない高校生である。もちろん二人の技術や体質は受け継いだ。まぁ両親は2年前に事故で死んだが、そのせいで政府から依頼(強制)で何人もテロリストやらマフィアなどを殺しまくったが
閑話休題
で放課後、帰ろうと思って下駄箱を見ると手紙があった。中身を見てみると【屋上に来て下さい】と書いていた。差出人は神崎結だった。
神崎結。成績優秀、容姿端麗、スポーツ万能の持ち主で、毎回、彼女はテストは学年一位。ファンクラブは一万人以上いると言われている。
………で屋上に来た俺を待っていたのは当然神崎結で
「私と付き合ってください!!」
告白されました。………けど
「なんで平凡な俺を?」
俺は学校などでは平凡な男子高校生を演じており、髪も元々生まれつき色が白だったが黒く染め、瞳も翡翠色だったからカラコンで黒目に見せている。
「それは///」
神崎が理由を言おうとした時、神崎の足下に謎の魔方陣が浮かび上がる。
「ひゃっ!?」
驚いた神崎は飛び上がり、俺に抱きつく。だが魔方陣は神崎を追いかけるように移動し、俺と神崎は魔方陣の中心に立つようにして、魔方陣は光り輝いた。
で現在に至る。神よこれだけは言わせろ。
「俺、なんかした?」