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プロローグ

GA文庫大賞一次選考で落ちました。

供養のために載せます。読んでくれると幸いです。

――親愛なる我が息子へ

  これを読んでいる時、おそらく私はこの世にいないだろう。

  だけどどうか嘆かないでくれ。学校を卒業するまでクィエルには戻らないでくれ。

  私は一度、お前を拾ったことを後悔した。

  だが、その後悔すらお前は覆してくれた。

  お前と出会って、先祖の過ちに気付いた。我々自身の過ちに気付いた。

  私の命はここまでだが、お前は私の志を継いでくれると信じている。

  流されるままだった私をここまで変えてくれたのだ。クィエルを変え、国を変えてくれると信じている。

  許してくれとは言わない。ただ、今は耐えてくれ。

  このおぞましい制度を一緒に壊せなかったのは残念だが、必ず成し遂げてくれると信じている。

  お前に、ディムに、精霊たちの祝福があらんことを。


 父ベネディクトより、愛と祈りを込めて


ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

よろしければ、下の☆☆☆☆☆で評価していただけると嬉しいです。

執筆の励みになります。

よろしくお願いします。

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