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まだ食べますよ

ガブっと一口食べて「おぉ、旨い!」とココ。一口かじった残りをまじまじと見て、再びガブッと食べる。モグモグしながら頬が緩みニンマリとした顔になっていた。


「じゅわーってしてて美味しー」とリュー。バクバクッとあっという間に食べてしまい、「おかわりー」と遠慮なく言う。

「何!お代りがあるのか!童もじゃ」と食い気味にかかってくるのが1名。


ラングが静かだなと思って見ると、満足気なオーラをまとってゆっくりモグモグ食べていた。


(そんなに旨いのか)と僕も一口食べてみる。


「・・・・・・。これがワイバーンの肉!」『旨い』の一言では収まりきらない旨さだけど、他に思いつく言葉が無いくらい旨かった。


「こんなに美味しいのに、お店とかで食べてるのを見たことが無いね」と言うと、

「ワイバーンの肉は毒が混じってて食べられないにゃ。苦労して狩っても皮や爪くらいしか買取ってもらえなくて冒険者には不人気なんだにゃ。でも、こんなに美味しいなら高く買ってくれるかもだにゃ」とフンフン意気込むラング。


「そうか、たくさん手に入ったしギルドに戻ってギルティスに相談してみようかな。高く買い取ってもらえるならありがたい」


そんな話をしていると、「おかわりはまだか」と横から催促される。


「せっかくだから僕ももう少し食べたいかな。じゃあお代り焼きますね。皆いる?」と聞くと

「「「いるー」」」


マジックバックに手を入れて肉を取り出す。次に出てきたのはなんと塊肉だった。

「?」


『ご希望にお答えできるよう、解毒したみじん切りの肉を再形成しました。赤身と脂身が絶妙なバランスになっています。お勧めはステーキですが、しっかり焼いて食べましょう』


「・・・・なんとも親切なマジックバック・・・・だな」あまり深く考えないようにして、塊肉を取り出す。


「よし、今度はステーキだぞ。しっかり焼いて食べた方がいいらしい」と少し厚めに切って塩コショウをした肉をやや強火で両面をしっかり焼いていく。

赤身と脂身が程よいバランスなのでしっかり焼いてもそれほど固くなりそうではないが、せっかくなので焼きすぎないようにほどほどの所で火からおろす。マジックバックを漁って大きい葉っぱを何枚か取り出し、熱々のステーキを葉っぱで何重にも包み余熱でゆっくりなじませる。


「よしできた。今度はステーキだぞ」


☆☆☆☆☆に

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