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パーティーメニュー?

ドドーンと運ばれてきたのは、机に乗り切るのだろうか・・・・という皿の数々。

・コケッコの唐揚げタマネギーラのタルタルソースがけ×2

・バイソンのシチュー×2

・バイソンの黒コショウステーキ

・一角ウサギのチーズソテー(アゴヒゲヤギの熟成チーズ使用)

・オーク肉の生姜焼き

・オーク肉カツの卵とじ

・山盛りの焼きたてパン(お代り自由)

・スープ

・サラダ(お代り自由)


パーティーの様に並んだ皿を見て目を輝かせ、みんなで「いただきまーす」と食べ始める。


「ちゃんと噛んでしっかり食べろよ」と声をかけ食べ始めると、思っていたよりお腹が空いていたことに気づいた。みんな無言でわしゃわしゃと食べる。


「このパン美味しいにゃ。一角ウサギのソテーにかかってるチーズを付けて食べるとまた格別にや!」とラング。

「なんだと、そんな食べ方が・・・・!」とココもそれに乗っかりかなりの勢いで食べる。「これはいいな、確かに旨い。人間の食事をこんなにいろいろ食べるのは本当に久しぶりじゃ」(しゃべるのか食べるのかどっちかにすればいいのに・・・)というタイミングで喉に詰まらせ『ドンドン』と胸を叩く。


「これ、はい!」と水の入ったコップを渡すと何も言わずに受け取り、一気に飲む。(またそんなに慌てて・・・)

もう一度胸を『ドン』と叩き、つっかえたものが取れたのか「ふぅ」と息を吐く。


「まったく、慌てすぎですよ。誰も取りませんから」と声をかけたものの、ふと見るとほとんどの皿が空になっていた。


「ちょっと皆早すぎ!」とびっくりしながら言うと、

「お腹空いたのー」「温かいごはん美味しいいにゃ」「まだまだ行けるぞ」とそれぞれ返事をしながらも手は休まず食べ続けている。


「だめだこりゃ。すみませーん。追加お願いしまーす」と店員さんを呼び、パンとサラダ(栄養のバランスは大事)、チーズソテー、生姜焼き、カツの卵とじを頼む。


「これだけ食べるんだから、しっかり頑張ってもらうよ」と呆れたように言うと、

「任せろー」「ワイバーンの毒なんか怖くないにゃ」「童にかかればちょちょいのちょいよ」と『どこのお使い?』というノリの返事。


「はぁ。本当に大丈夫なんだろうなぁ」

追加注文の品もあっという間に食べきり、「「「ごちそうさまでした」」」と満足げな3人。

食事の余韻に浸る間もなく、「さぁ、被害が広がる前に行くぞ!」と王都の西、初級冒険者たちの狩場である平原に向かう。


まだ出発できませんでした・・・・。


☆☆☆☆☆に

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