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怒ってないですよ

とりあえずリューにどこに付けたいかを聞いてみる。

「うーん、首はなんだか苦しそうだからどこがいいかなー」

「足に付けるのはどうだ?キラキラしてるのがいつでも見られるよ(周りからもよく見えるしね)」

「足! いい それいい キラキラがいつでも見える!」バンバンと足を踏み鳴らすリュー。

ドラゴンの地団太にギルド中の空気が固まっていた。


ミーシャに伝えると


「い、いいん、ですね・・・」と恐る恐るリューに近づき、足に鑑札を通す。

ミーシャが手のひらをかざしながらブツブツ唱えていると、ぶかぶかだった鑑札がシュッと縮んで足ピッタリサイズになった。


「これで大丈夫です。従魔との契約が続く限りこの鑑札が外れることはありません。従魔の成長に合わせて鑑札のサイズも変わりますので安心してください」

「それはよかったです。作り直さないといけないのかなと思っていました。これで安心して王都に行けます」リュー用の特別製の鑑札は金貨2枚と高額だったが、いろいろ買取をしてもらったので支払うことができた。


「次は王都に行かれるんですね。ちょっと遠いですが大丈夫ですか?」

「はい、じいちゃんの情報を集めるためには王都がいいかなと思いまして」

「いろんな物と人が行きかう所ですから、情報を得たいと思うならいいかもしれませんね」

「この町で冒険者になれてよかったです。ありがとうございました。次に会うときはランクアップしてるように頑張ります!」

「Fランクであれだけの納品ができるんですから、あっという間にランクアップすると思いますよ。楽しみにしていますね」


名残惜しくミーシャと話をし、ギルド長にも町を出ることを伝えてもらうことにしてギルドを後にする。


さぁ、いよいよ市場で買い物だ。

リューが『フンフンフーン』とご機嫌なのは理由を聞かない方がいいのだろうな・・・。


ガロンダで一番の人出の市場についた。呼び込みの声がいろいろなところから元気よく聞こえてくる。

「えーっと、アゴヒゲヤギの乳とコケッコの卵、あとは塩とか調味料が欲しいところだな」

見て回っていると、食材だけでなく、食器や花、ポーションなどの薬品、服や防具、武器屋まであった。


「長旅になりそうだから、とりあえず食材だな。ここはいろいろありそうだ。おじさん、この乳と卵、塩とそっちの油をください」

「はいよ、お使いかね?若いのにいい品を選ぶじゃねえか。量はどれだけいるんだ」

「とりあえず、乳はこの大瓶5本。卵は20個。塩はこの袋一つで油もこの一瓶ください」

「けっこうな量だな。持てるのか?」

「(マジックバッグは内緒の方がいいだろうから)このドラゴンも持ってくれるから」

「そうか、こいつが持つなら大丈夫そうだな。全部で銀貨2枚と銅貨9枚と石貨5枚だ」

(塩と油はやっぱり高いなぁ)支払いを済ませ、次の店に向かう。


☆☆☆☆☆に

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