怒ってるんじゃないからね
すみません。昨日アップしたつもりでできていませんでした。
今日2話あります。
どれもいい匂いがしてとっても美味しそう。ラングが「熱そうだにゃ」と立ち上る湯気を見て言う。
「取り皿によそってあげるから冷めたころに食べるといいよ」と浅い皿を選んでよそっておく。
「ココとリューは熱くても大丈夫だろ」と遠慮なくもりもり注いでいく。
「やったぁー。いっぱい食べるー」「ふむ、童は熱くても平気だ」と2人。
僕も自分の皿に注いで食べる。「まずはギョギョザを食べてみようかな。タレをつけるんだっけ」と小皿にタレを入れてちょっと付けてパクリ。
一口噛むと『ジュワッ』と汁が口の中に溢れてくる。「あふっ、あっふ」と溢れる熱い汁に目を白黒させながらモグモグ食べる。
「はぁ、熱くてびっくりした。でも美味しい!」と二つ目をパクッと食べ三つ目に手を伸ばしたら、
「食べすぎではないか」と素早い突っ込みのココ。
「これ、すっごく美味しいよ」と言うと、
「童たちはまだ一つしか食べておらん。一人で三つはずるいぞ」と真顔で言われた。
「分かったよ。じゃあ追加で注文しようかな。すみませーん」と店員さんを呼び、ギョギョザの追加を注文する。
「他のも美味しそうだな。ココは何が美味しかった?」と聞くと、
「童はマーマードウフが美味しかった。ピリリと辛い肉の餡と温かい豆腐がとても旨いぞ」とスプーンですくいながら食べる。
「そうやって食べると食べやすそうだな」と僕もスプーンを使う。口に入れると噛まなくても溶けていく豆腐。で後からピリッと辛さがやってくる。「くぅっ、これは辛いな。でも旨い」とスプーンが次々に進み、あっという間に食べてしまった。(何かおにぎりみたいなご飯が欲しくなるな)
ラングは大丈夫かな?と見ると他のメニューより熱さが控えめだったホイホイコーロを食べ始めた所だった。
「どう?」と聞いてみると、「甘辛い味噌とシャキッとした野菜、食べ応えのある肉がとても美味しいにゃ」とご満悦。髭をヒクヒクさせながらお皿に顔を埋める勢いで食べている。
「ラング、ちゃんとお代りを頼めるから歌うなよ」と一応注意をしておく。
「わ、わかってるにゃ」と耳を伏せながらしょげるラング。
「怒ってるんじゃないからね」(しまった。せっかく楽しいご飯だったのに・・・・)と慌てて訂正を入れ背中をポンポンと叩く。
リューはと見ると、多めによそったのにもう空になっていた。
「はやっ!」と思わず声が出る。
「美味しかったー。次は何―?」とすでにお代わりモード。
「そうだな、ギョギョザだけじゃなくて他にも頼むか。皆頑張ったしな」と再び店員さんを呼ぶ。
店員さんが来るまでの間に「みんな後どれくらい入る?」と聞いてみる。(とりあえずね・・・)
「いっぱーい」「他のも食べたいにゃ」「飯物はないのか」と3人。
「僕も何かご飯が食べたいな。来たら聞いてみよう」と店員さんを待つ。
「お待たせしました」とお兄さんがやってきた。
☆☆☆☆☆に
ポイントしてもらえると嬉しいです。
頑張って書きます!




