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また会える・・かな

街の入口近くまで走って戻る。ラングから降り「ありがとう。助かったよ」と言葉少なに言うアレクサ。

「うん。また会えて僕は嬉しかったよ」と声をかける。


笑う僕の顔を見ながら「じゃあ」と手を振りムーンウルフを連れて行ってしまう。


「良かったのか?何か話がしたかったのじゃろ」とココ。

「うーん、話がしたかったっていうか友だちになりたかった・・・・かな」と後姿を見送りながら言う。


「きっとまた会えるにゃよ」とラング。

「そうかな・・。その時は『友だちになろう』って絶対言う」と僕。


僕の顔を見て『若さじゃのぉ・・・』とつぶやくココの声は聞こえなかったことにする。


「じゃあとりあえずギルドに報告に行こう。遅くなったからお腹もすいたしね」と言うと、

「食べるー」「そう言われれば腹が減ったのぉ」「食べたいにゃ」と元気な3人組。

「はいはい。報告してからね」と答えギルドに行く。


運悪くベネディクトのカウンターになってしまった・・・。納品の報告でリフレクトミラー通常種の欠片を出すと、「あらぁ、やっぱりコータちゃんはすごいわねぇ。こんなにたくさん一度に納品されたのは初めてよぉ。宝飾ギルド長からかなり厳しい催促があってホントに困ってたの。ありがとぉう」とカウンター越しに熱い抱擁をされてしまう。


(うぅ、男の人の抱擁はちょっとっていうか、かなり嬉しくない・・・・)

『べりッ』と離れつつ、「こんなのもあるんですけど買取ってできますか?」とトリプルマッシュの落とし物の種を出す。


「これって?」と種をつまみ上げながら言うベネディクト。

「『トリプルマッシュ』から採取した『ピンクペッパー』と『ブラックペッパー』と『マスタード』です。どうでしょう?」と様子を伺いながら言う。


「トリプルマッシュですって!」と甲高い声で驚くベネディクト。あまりの声に周りの注目が集まる。

「洞窟で遭遇したんですけど、食材になるみたいで・・・・。ダメですか?」と聞く。


「こんな上物見たの久しぶりよぉ。いいわ、私の独断で高く買い取ってあげる」と鼻息が荒くなるベネディクト。

「え、いや、そんなのいいんですか?マスターに怒られたりしません?」と確認する。


「いいのよオイゲンなんか。そうねぇリフレクトミラーの欠片は『マジックミラー』が作れる量を1塊として金貨20枚。ピンクペッパーとブラックペッパーは麻の小袋1袋で金貨1枚。マスタードは小瓶1本で銀貨8枚かしら。どれくらい納品できるのぉ?」と聞かれ、

(あんまり出しすぎても駄目だよね・・・・)リフレクトミラーの欠片を3塊。ピンクペッパーとブラックペッパーは小袋2袋ずつ。マスタードは小瓶1本を出す。


☆☆☆☆☆に

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