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衝撃の事実

ヒグレ達と別れ「どうしよう」と3人を見る。外はまだ明るいがそろそろ日暮れの時間となる。

「ギルドでお勧めの宿を聞いてみるか」と空いていそうなカウンターを探してキョロキョロしていると、

『ドン』と誰かにぶつかった。


「すみません」慌てて頭を下げて謝る。

「私は大丈夫よぉ~。僕こそ大丈夫ぅ~」という声が頭の上から聞こえてきた。

びっくりして顔を上げると、猫耳ミニスカのお姉さんがいた。


「すすす、すみません」ともう一度謝る。

「あらぁ、そんなに謝ってもらわなくても大丈夫よぉん。あなた、何か探し物かしらぁ」と何かにつけ語尾を引っ張りながらしゃべるお姉さん。


お姉さんの迫力にタジタジになり「えーっと・・・・」と返事に困っていると、

「ごめんなさぁい。私こんなでしょぉ。びっくりする人多いのよねぇん」とお姉さん。

そんなお姉さんを見つけて手を振りながら厳ついおじさんが近づいて来た。


「おい、ベネディクト。そんな子どもに何の用だ。まさか、手ぇ出してんじゃないだろうな」と厳ついおじさん。

「あらぁ、オイゲンじゃなぁい。失礼しちゃうわぁ。何もしてないわよぉ」と頬を膨らます猫耳お姉さん。


「ん?あれ?ベネディクト?・・・?」と何のことか分かっていない僕を見て、厳ついおじさん『オイゲン』が「こいつはな、男だ」と猫耳お姉さんを指さす。


「・・・・え、・・・・・・えぇぇええええええ!」と引きながら驚く僕。そんな僕を見て、「うんうん、皆初めはそうだった」と納得しながら頷くオイゲン。


「失礼しちゃうわぁ。まったくぅ。みんな私の事を何だと思ってるのかしらねぇ」とお姉さん。(じゃなくてお兄さん)

「お前がややこしくしてるんだよ」といつもながら面倒くさいと言わんばかりの対応。

(よかった。僕だけじゃなくて他にもわかんない人がいるんだな)

僕の方を見て「俺はオイゲン。このギルドじゃまあまあ顔が通ってる。お前は?」と聞いてくる。


「僕はコータです。おじいちゃんを探してスロームから来ました。とりあえず港町の『プエルト』に行ってみようかなと思ってます」

「ほぉ、じいちゃんを探してかぁ。こんな子どもがねぇ」と訝しそうに見る。

「一緒に旅をしてくれる仲間がいるんで大丈夫です」とリューとラングを見る。


「ドラゴンにケットシーか、坊主なかなかやるな。そっちの女の子もただならぬ雰囲気だしな」とココの事をチラッと見る。

「はははっ」とココの事はサラッと流しておく。


「で、坊主、ギルドに何の用だったんだ」とオイゲン。

(あまりのびっくり出来事に忘れそうだったよ)

「この街で従魔と泊まれるお勧めの宿を教えてください」とベネディクトではなくオイゲンに聞いてみる。


びっくりどっきり○○です。


☆☆☆☆☆に

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