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第十三話目 タケシ、震災について考察す

 2011年3月11日に起きた震災についてがテーマです。

 途中で読むのをやめてしまった方も、後書きだけはできれば絶対に読んでください。

「は~い、みんな揃ったみたいだから、ミーティングやるよ-。ミーティング」

「薬局長、椅子、一つ足りないっすよ~」

「あー、椅子? じゃあさぁ、待合室に行こうか。あそこなら椅子がっつしあるでしょ」

 そう言うと、張り切って薬局長は待合室に向かった。椅子を並べていたタケシは慌てて方向転換をする。

「あぁあ! 普段なら今頃はまだ優雅に朝食をいただいてる所だったのにぃ!」

 演技がかった声音で言うのは、女優との二足わらじを履いている事務主任だ。その後にぞろぞろと事務っ子が眠そうな顔で歩き、二歳年下のセンパイはそのさらに後ろから歩いている。彼女のなんだか真剣そうな顔つきに、タケシは今回の事の大きさを知る。

 今回の事

『東日本大震災』または『東北地方太平洋沖地震』

 数日後はにそう呼ばれることになる地震が起きた3月11日その日は、北海道に住むタケシたちはいつも通りに調剤業務をしていた。

 立って歩いたりしてると気づかないもので、その地震に真っ先に気づいた人は、全盲の患者さんだった。さすが感覚で生きてる人は感覚が鋭敏だ、とタケシは感心したものだ。

 待合室で、「地震だよ、地震」とその全盲の患者さんがしきりに言っていて、その後、座っていた事務っ子が「あ! 地震だ!」と言い、そうしてようやく建物が横にガタガタ揺れてる事を全員が知った。

 タケシは元々は地震の多い地域に住んでいたことがあり、「このくらいの大きさだったら震度3くらいかな?」とぼんやり思っていた。

 みんながワイワイガヤガヤ言っており、待合室の人たちもきょろきょろとあたりを見回していた。

 処方箋の入力業務を行っていた事務さんの手が止まり、調剤、監査を行っていた薬剤師の手も止まり、その薬局の中にいる人すべての頭の中は、地震が起きている、ということに支配されていた。

 何分もに渡る時間の間、ずっと誰も投薬どころか入力すら行われていなかったが、患者さんの誰も怒り出すことはなかった。

 タケシは本当に地震に慣れていたので、なんだか不思議な気持ちでみんなが動揺しているのを見ていたものだ。

 けれど何分か経つうちに、地震に慣れているタケシにも、慣れてない・・・・・ことが起こった。


 いつまで経っても横揺れがおさまらないのだ。


 当然そのことに気づく人もでてきて、「ちょっと、なんか長くない?」という声も上がっていた。

 そして10分以上たっただろうか? 時間の感覚はまったくなかったからタケシにはわからなかったが、その頃にはガタガタと不吉に揺れる調剤室にも段々落ち着きがみえてきて、事務さんも入力を再び始め、それにならって薬剤師も調剤と監査を行った。そうしてるうちに、揺れはおさまった。

 そして次にもう一度、揺れを感じたのはそれから少したった後のことだった。

 ちょうどタケシは、粉薬の袋に入れる印字の入力を行っており、その際、その機械に寄りかかっていたので真っ先に揺れに気づいた。

 あっ、また揺れた、と思ったが、なぜか印字の入力に何度も失敗していたタケシは地震なぞに構ってるヒマはなかった。いつもはスムーズに入れられる印字が、なぜかこの日この時間はうまくいかない。これも何かの暗示か?とあとで思わなかったでもないが、それは単なる偶然であることは誰の目にも明らかだ。たぶん。

 そして、みんながまた動揺してる間もずっとタケシは機械とにらみ合いを続けており、ようやく印字も無事に終わって、それでもまだおさまらない揺れに頭を傾げたものだ。

 結局震度はタケシの予想通り3だったが、規模とその大きさはタケシの予想を遙かに上回るものだった。

 その後のことは、周知のことであろうと思う。

 ちなみに地震に慣れていたはずのタケシ、揺れてる最中に必死に細かい作業をしていたせいもあり、そのあと地震酔いというか、ともかく酔ってしまってひどい吐き気と頭痛に襲われる事になるがこれは地震をモロに受けてしまった地域の人たちの被害の度合いから考えるとほんとに些末時である。


 さて、話を戻そう。

 ミーティングなんてものは、はっきりいってやったことがない。

 初のミーティングである。

 議題はずばり、「震災の後、我が薬局にできることを考えよう」である。薬局長は薬局の仕事が終わってから、家に帰るまでずーっとスマートフォンで震災の番組を見ており、家に帰ってからはほとんど夜を徹して震災関係の番組を見続け、妻と涙を流し続けて思いついたテーマだ。……張り切りすぎてる薬局長ちょっと怖い、という意見も多数あったが(普段、ぼけーっとパソコンをいじってるだけなだけにその落差が……)、震災の規模はそれを補ってもまだあまりあるほどのものだったので誰も異を唱えなかった。ちなみに薬局にいる間は、ずーーっとパソコンに向かって、薬剤師会からの告知か何かを見ていた。

「ささっ、みんな待合室の椅子にてきとーに座って-! ミーティング始めるよー!」

 薬局長はさっきから何度も、ミーティングという言葉を連呼する。気に入ったのだろうか…。

「でも薬局長、ここ、北海道で震災の被害もないのに何かできることなんであるんですか~?」

「タケシくん、今、被害がないと言ったね?」

「……は…、はい…」

「震災の被害はあるよ! 東北地方にある卸の支店からは連絡不通みたいだし、薬も、入ってきてないものもあるんだよ」

「そうなんですか? っていうか、入ってきてない薬なんてあるんですか?」

 タケシが素で驚く。震災の影響で薬がないので、という話を聞いたこともなければ、患者さんにそういう説明をしたこともなかったからだ。

「たとえば、○○っていう薬、いつも500錠単位で買ってたの覚えてる?」

「あ、そういえばこの間は100錠のが5つに変わってましたよね」

「そう。あれも、500錠のものがなくなったから、とりあえず卸の人が100錠の箱を5つ手配してくれたんだよ」

「ああ、そういうことだったんですか」

 言われてみれば、他にもそういう薬があったことをタケシは思い出す。ただ揺れただけで終わったここですら、そういう小さな変化はあるのだ。やはり今回の震災は大きいものだったのだろう。

「そういえば、12日に来た患者さん、こんなことを言ってたわ」

 二歳年下のセンパイが、少し笑って話し出す。

「皮膚科に受診した結構高齢の患者さんなんだけど、『ほんとに揺れて怖くてねぇ。なんかあったら大変と思って、指輪とかネックレスをありったけつけてたの。そうすれば、何も現金持たないで逃げてもお金に換えられるでしょ?』って。そのネックレスとか指輪にまけて(かぶれて)皮膚科を受診したんですって」

「いつでも避難できるようにしてたってことですかぁ…。……でもそれもなんかびみょーに震災の被害と言えなくもないですね…」

 角度を変えれば笑い話にでもなりそうな滑稽な話ではあるが、でもこんなに大きな事態になってる今、笑ってはいけない話だ。

 その場がなんとなくシーンと静まりかえってしまった。

 そもそもこの議題自体が、笑いながらできるものではないような内容である以上、こういう空気になるのが正しい気もするが、……でもだからといって、どういう話をしたら正解なのかもわからず、タケシもただ黙っていた。

 そんな中、こんな空気にした張本人(たぶん)の二歳年下のセンパイは、なにやら席を立って休憩室に向かった。

 それを尻目に、薬局長が言った。

「ここはね、まだその程度の被害で済んでるからいいんだよね。500錠の箱がなければ100錠の箱を買えばいい。マリーアントワネットの言葉に似てるね」

 少し笑って言ってたが、……しかし、他は誰も笑わない。アメリカンジョークのように聞こえるのは自分だけだろうか、とタケシはそっと思っていた。

 そして薬局長は続ける。

「たとえば、インスリンがないって困ってる人がいるの、知ってるかな?」

「あ、あたしのお母さんがそんな話してた気がする。叔父さんがインスリンなくなっちゃうかもしれないからって。……叔父さんはそんなに被害のひどい所にはいないんだけど、でも輸送の関係からとかって……」

 事務っ子その1が発言する。

「インスリン、ないんですか?」

 インスリンは糖尿病の治療のための注射薬で、Ultimate Weaponとも言えるべき存在だ。ちなみに、最終兵器という意味である。わざわざ英訳した上で和訳した意味はさっぱりない。

 どんな薬が効かないタイプの糖尿病の人でも、インスリンさえあれば絶対に血糖値は下がるが、逆にいうと、この薬がないと大変なことになってしまう糖尿病の患者さんは多いのでこの事態は非常に深刻である。

「ないというか、すごく不足してる状態だそうだ」

「叔父さん、どうするのかしら……」

 事務っ子その1が青ざめた表情をする。

「他にも、慢性疾患を抱える人はとっても困ってる。透析を受けてる患者さんしかり、精神病を患ってる人しかり、だ」

 そんなことを言われてしまっては、ただ頷くかうつむくしかなくなってしまう上にタケシたちとしてもどうすることもできない。

 薬剤師というのは本当にいざというときにさっぱり頼りにならない存在であることが身にしみてわかるが、たとえ医者だったとしてもこの事態はどうすることもできない。自分がボランティアとして現地に赴くとしても、まさか食料や水がなくて困ってる場所に行って、向こうの食料や水を使うわけにはいかないし、せっかくの渇いた綺麗な土地に陣取って生活をするわけにもいかない。サバイバルな場所でサバイバルにきちんと生きていくしっかりとした意思と技術をもって赴かないと、ただの邪魔になってしまうということだ。

「薬局長、僕たちはどうすればいいんでしょうかね……」

 タケシは完璧にブルー入っていた。あたりを見れば、かすかに涙を流してる事務っ子もいた。

「インスリンの不足について、相談できる窓口があるの」

 紙パックのコーヒー牛乳を持って休憩室から戻ってきた二歳年下のセンパイが、事務っ子その1に向かって言った。

「え?」

「インスリン不足についてを相談できる窓口があって、そこについての情報が載ってるホームページがあるわ。電話番号がしっかり載ってるの」

「ほんとですか!?」

「ええ」

「あたし、ちょっとお母さんに電話してきます! そのこと伝えてあげなきゃ!」

 事務っ子その1は、ロッカーに向かって走った。

「うふふ~。これで一人救えたってことなのかしら~ん」

 なぜかずっと踊りの練習をしていた事務主任が言う。

「救えたなんてそんなオーバーな……」

「そんなことはないぞっ!」

 タケシの呆れた声に、薬局長が渇を入れる。

「身近な人を、一人一人。これが一番大事なことだ。身近な人を救えなくてどうして地球が救えると思うのかい?」

「いや……地球は救えるとあんまり思ってま……」

「よし。方針が決まったぞ!」

「何がですか?」

 二歳年下のセンパイがコーヒー牛乳をズズーっと吸いながら訊く。

「震災が起こり、今、我が薬局でできること、だ」

 薬局長は拳を握った。

「インスリン不足の人たちが相談できる窓口があると言っていたが、その他にも、透析の患者さんが相談できる窓口もあるらしいんだ。あとは、調剤薬局を検索できるサイトもある。まぁこれは暫定的なものらしいけどね。それをまとめて薬局に張り出したらどうだろう?」

「でも、別にこっちの人は困ってないんじゃ?」

 タケシの質問に、二歳年下のセンパイは久々のハリセンを持ち出してスパンと叩く。

「さっきの事務っ子ちゃんの例を忘れたの? ここではそんなに大きな問題はでてないけど、親類の人とか知り合いの人とかが被災したりしてるって人もいるじゃない。そういう人も、そういう情報は知りたいはずよ」

「はい! お母さん、さっそく叔父さんに連絡するって言ってました!」

 事務っ子その1が休憩室から戻ってきて言った。実に嬉しそうな表情だ。

 それを眺めているうちに、タケシはピンと閃いた事があった。

「そういえば、放射能の被爆が原因の甲状腺ガン?でしたっけ? その予防とか治療に、昆布とかヨウ素を含むものを食べたらいいって言いますよね。イソジンガーグルにヨウ素って含んでるじゃないですか。そういうことを教えてあげるのもいいかもですよね!」

 直後、

 スパパパパーーンッ!!!!

 薬局長と二歳年下のセンパイと二人のハリセンがうなった。

「なんですか! せっかく薬剤師らしい事思いついたのに!」

「何が薬剤師らしいことなのっ! 薬剤師らしからぬことよ!」

「えええっ。なんでですかー?」

「ここを見なさいタケシくん」

 薬局長が指さしたのは、これこれこの薬が発売中止になりますよ、とか、この薬が新発売になりました、とか、この薬の包装が変更になりましたよ、とかいうメーカーからのお知らせの文書が張ってある場所だ。

 その中の一つに、

「あっ。デマだったんですか?」

 そうなのである。ネットなどの情報の中に、放射線被曝による甲状腺ガンの予防や治療にヨウ素を含むものを摂取するといい、という偽の情報があるので、正しいことを教えてあげてください、というような内容だった。他にも、昆布(昆布にはヨウ素が含まれている)を大量に摂取するのも意味がない、という記載もある。ましてや、ヨウ素を含んでるということでヨウ化カリウムという薬を大量に摂取してしまうと副作用がでてしまうということや、本当にヨウ化カリウムで治療しなければいけない人のためのヨウ化カリウムがなくなってしまうのでそれもやめさせるように、との告知の文章もある。

「デマに真っ先に薬剤師が踊らされてどうするのよ。まったく。だいたい、イソジンガーグルとかうがい薬を飲ませるっていう発想が薬剤師的じゃないのよね。うがい薬はうがい薬として製造されてるんだから、それを飲んだら予防・治療云々じゃなくてそれ以前に健康問題に関わってきちゃうんだから。目薬にヨウ素を含むものがあったらそれを飲ませたりしちゃうつもりだったのかしら」

「・・・・・・」

 かなり辛辣な台詞だったが、返す言葉もなかった。

「そういうメーカーからのお知らせ文書は、毎日ちゃんとチェックしないと駄目よ? 薬局長が、知らぬ間に新しいのと張り替えてたりするんだから」

「……すみません…。気をつけます」

「そういうこともちゃんと書いておいた方がいいね。とにかく、今回の震災に役立つ、薬局ならではの情報を伝えることはいいことだと思うから」

「おほほ。今までの会話でのチェック項目は~、しっか~りと、メモってあるわよ~」

 歌い上げるような口調で事務主任がメモ帳をこちらに見せてくる。

「さすが主任ね」

「おほほ。当然ですわ~」

「じゃあちょっとざっと言ってみてもらえるかな」

「任せて~、ください~。まず第一に、インスリン不足の時のための相談窓口の案内、透析患者への相談窓口の案内、調剤薬局を検索できるサイトの案内、あとは、ヨウ素を含むものを飲むと甲状腺ガンにいい、というデマに踊らされないこと。こんなものですかしらね~」

「うーん、まだありそうな気がするけどなぁ」

 薬局長はなんだかまだ不満げだ。

「あ、薬局長、こういうのはどうかしら。精神科の患者さんに、睡眠薬が足りなくなってしまった時の対処法とか、抗不安薬がなくなってしまった時の対処法とかを載せるんです。薬を飲まなくてもこうしたら落ち着きますよ、とかいうのを参考程度に載せておいたら、ちょっとは違うかもしれないですよね」

「それだ! そういうのいいかもね。ここ北海道はそんなに被害はないけど、抗不安薬を飲んでる人の中にはそのテレビとかを見てるだけで不安な気持ちになってきちゃって眠れなくなる人もいるみたいなんだよね。そういう人にも役立つかもしれない」

「どこかのサイトに載ってた気がするから、私、調べてみます」

 言って、センパイが席を立って調剤室の中のパソコンに向かう。

「じゃあミーティング、終わりにしようか」

 薬局長の言葉に、みんなが思い思いの方向に散ろうとしているうちに、本日第一号の患者さんが来た。

「「おはようございまーす!」」

 事務っ子の声と薬剤師の声がハモる。

「あらあら。今日はいっぱいいるのね」

 腰を曲げたおばあさんは、にっこりと笑って処方箋を受け付けの事務っ子に渡すとゆっくりと待合室の椅子に座った。


 後でタケシが思ったことがある。

 震災の影響をまともには受けなかった患者さんでも、家族が連絡がとれなくて不安でたまらないという人が結構いるのだ。また、ある患者さんは、ここもそのうち揺れて被害に遭ってしまうのではないかと心配でたまらないとか。

(そういう人たちの話を聞いてあげるのも立派な仕事なんだな)

 話を聞いてあげるだけでも、気分が落ち着いたり気持ちの整理がついたりするものなのだ。

 タケシは、今日からまた新たな気分でいつもの仕事を始めた。

 薬剤師もまったくの無力でもない、ということだ。

 今回の震災の被害で命を落とされた方には、心よりご冥福を申し上げます。

 また、いまだに震災の影響が続いている方たちには、一刻も早く状況が改善することを心から祈っております。

 小説本文で、インスリン不足の方のための相談窓口の案内などという言葉がありますが、これらは本当に存在するものです。ここにリンクを張ってもいいものかわからなかったので張りませんでした。

 ご要望があれば、アドレスなども表記したいと思います(運営の方の許可が下りればですが)。もちろん、検索をかけていただければすぐにヒットするかとも思います。


 最後に、この小説は基本コメディタッチの小説なので、少し軽めに表現してしまいましたが、実際の被害はこんなものではないと思ってはいます。

 もしもこれを読んで、不快に思ってしまった方がいらっしゃったら本当に申し訳ありません(それでも一応キャラたちは真剣にこの問題に取り組んでいます)。

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HONなび
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