転校する
ひばりと俺は同じクラスで同じ部活だ、
もともと、俺が入ってたから、あいつが途中から入ってきたかんじだ、
たから、いつも帰りは同じだ。
めんどくさい。
そう、思っていると、今日も来た。
「一緒に帰ろ~。」
女子とかえる、それは男子では羨ましがる事だろうが、毎日となると、めんどくさくなる。
「ねえ、ちょっと来て」
ん?ひばりが指した方向には、人気のない森林だ。
なにを考えているのだか。
と、その時ひばりは俺を押し倒した。
「ちょっと、なにをするんだ、ひばり!」
ひばりは俺の上に乗りながら言った。
「だって、私達こんなに仲良い
のに、したことないじゃん」
俺は、ひばりが力を緩めた時を狙い、立ち上がった。
「ひばり、あのないくら仲が良くても普通そこまでしない。やりたければ、付き合ってからな。」
納得してくれたのか、ひばりは頷いてくれた。
次の日、ひばりは泣きながら、抱き着いてきた。
「あのね、私、私。。。。来週転校する、事になった、もう会えなくなる。
グスッ」
俺は動揺した、いつもめんどくさいって
思っていた日常が。。でも、この日常があったから俺はめんどくさくても、たのしかった、密かに続いて欲しいと願っていた日常が........
来週なくなる。
嫌だ。嫌だ!嫌だ!