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trip! -the special collaborations-  作者: 霧原菜穂、ジョン・ドウ、水成豊
12/18

【水】 恋歪(こいわい)(2) ※☆

小岩井こいわい農場までお願いします」

シンポジウム後の懇親会対応を上司よないに任せ、英一はイベントの会場へとタクシーで向かった。道すがら携帯で農場の概要を事前学習した後、到着した入場ゲートの前に立って改めて驚く。

辺りは一面の雪。外気にさらされた部位――顔ばかりではなく、髪の毛の一本一本からですら体温を奪われるかのような、そんな刺すような冷気の中で、農場のあちこちに灯されたイルミネーションが、きらびやかに華やかに光り輝いていた。

「思ったよりも人出があるんだな」

白銀の世界に宵の闇、くっきりとした自然のコントラストの中に浮かび上がる人工光。現実に目の前にあるはずなのに、まるで異世界に迷い込んだかのような、そんな錯覚さえ起りそうな迫力がある。

「確かに、百聞は一見にかずだな」

米内のげんをリフレインしつつ、心のどこかで高をくくっていた自分を猛烈に恥じた。

そうして改めて気を取り直すと、心行くまで堪能して帰ろうと決める。パンフレットと現在位置を突き合わせ、何やらいい匂いが漂う一角を過ぎて右手へ進むと、視線の先に黄金色の光のトンネルが見えてきた。

「これは」

どうやらビニールハウスの骨に電飾をくくり付けているらしい。農場らしい資材を使った工夫に感心しながら通り抜けさらに先へと向かう。すると今度は、汽笛の音と共に大きなSLを模したイルミネーションが目に入った。

「すごいねぇ! 煙がもくもく動いてる。本物みたいだよぉ!」

記念撮影する人々であふれる中、すぐ傍で上がった感嘆の声。何気なく見やると、ふたりの少女が光の造形を熱心に見つめていた。

「それにしても、すっごく寒いよねぇ!」

リボンで緑色の髪を結った少女の口元は微かに震えており、今にも凍りつきそうだ。

「……仕方ないねえ、あったかいものでも買っていくかい?」

「うん!」

一方の青い髪の少女が手を差し出すと、二人仲良く手を繋いで雪の通路を歩き出した。そうして傍らを行き過ぎようとしたその瞬間。

「え」

ふとリボンの少女の視線がこちらを向いた気がして驚く。一瞬の交差ながら、胸に何か引っ掛かりを覚えて、英一は歩み去る二人をしばしその場で見送った。

「……寒い」

さらりと頬を撫でた夜風に震えを覚えて我に返る。一体どのくらい立ち尽くしていたものかと執り成し、再び場内を歩き始めた。

冷え込みの厳しい夜だが、客足は途絶えることなくむしろ増え続けている。都会ではなかなか見られない巨大なサイロや、郷土出身の童話作家の作品を意識した飾り付けに感動し、最後に大きなモミの木のツリーを見学しようと、光の壁画の前までやってきた時だった。

「なーあおー」

むくむくとコートを着込んだ完全装備の少年少女が、ツリーの方角から白い息を吐きつつこちらへ駆けて来るのが見えた。

「お腹空いてないかー? あそこに美味しそうな物が……」

「……あかね、ついさっき『じゃがバター』を買って食べてなかった?」

「でもなー、あのメニューの写真見たら食べたくなるぞー? 広ーい農場の中を、魔導書を探してずっと歩いてたんだし……。なー、鈴璃すずりもお腹空かないかー?」

「お前の胃袋おかしいんじゃねえの?」

「あれ? 美味しそうに見えるのアタシだけか?!」

「それより茜、あんまり走らない方が……」

「おー、平気だぞー!」

「絶っっッ対大丈夫じゃねえだろお前」

ほわほわの耳当てを着けてはしゃぐ少女をたしなめる、黒髪と目つきの鋭い少年二人。けれどその顔には、少女と同じ好奇心が少なからず残っていて。楽しそうなやりとりに、思わず口元に笑みを浮かべたその直後。

「うおっ!」

凍っていた雪面に足を取られ、少女が前のめりに転びそうになった。

「危ない」

咄嗟に駆け寄りその身体を支えてやると、安堵の溜息と共に彼女が顔を上げた。

「お、おー。お兄さんありがとなー!」

その笑顔は純粋そのもので、つられてこちらも笑みを返す。

「人が多くて大分踏み締まっているからね、この辺りは走らない方がいいと思うよ」

「おー、気をつけるぞー……って、あれ?」

頬に指をあてて首を傾げる。

「どうかしたかい?」

「……お兄さん……」

「茜、大丈夫?」

いぶかしげな声色に、小走りで駆け寄ってきた黒髪の少年のそれが重なる。心配そうに少女を覗き込むその背後に、目つきの鋭いもう一人の少年もゆっくりと追いついてきた。

「言わんこっちゃねえ。危なっかしいんだよお前は」

「ごめんなー」

てへっとピンク色の髪を掻く少女に盛大な溜息をついて、それからおもむろに振り返る。

「つーか引率者なんだから、少しはガツンと言ってやれよ鎖鳴さなり

「いやいや……私も雪慣れしていないものでね。転ばないように追いつくのが精一杯で、人に何か言えた義理ではありませんよ」

ははは、と軽い笑みを浮かべつつ現れた壮年の男性。片眼鏡モノクルと黒いコートを身に着けた彼が、少女を支えていた英一に目を向けてきた。

「どなたかは存じませんが、ありがとうございました。この子が怪我をせずに済みました」

発せられた静かな低い声。それを耳にした途端、英一は心底驚き彼をまじまじと見つめた。

「あの、どうかされましたか?」

「いえ、その」

「おー、やっぱりだ! お兄さんの声、さなさんにそっくりだぞー!」

腕の中から少女が歓声を上げる。壮年の彼――少年のげんでは鎖鳴さなりという名らしい――自身も気づいたらしく、顎に手を当てて驚いた表情を見せた。

「おや、確かに似ているようですね」

「不思議な事もあるんだなー! さなさんが二人いるみたいでなんか面白いぞー」

「ほんとだ。なんだかすごく耳の中に響く」

「なんか不気味なくれーだな」

ゆっくり立ちあがった後で、嬉しそうに少年たちの手を取る少女。その無邪気さに思わず笑みを誘われながら、改めて大人二人で顔を見合わせた。

「随分と珍しいこともあるものですね」

「そうですね」

思わず同意してしまい、失礼だったかと相手を覗うが、彼もまた照れたような笑みを浮かべてこちらを見つめてきた。その視線に、身体に纏う空気に、不思議な親近感を覚えて少し戸惑う。

「さなさーん! 早く!」

会話のうちに移動していたらしく、少女が大分離れた場所から大声で呼んでくる。「今行きますよ」と返した彼が小さな会釈を向けてきた。

「あなたとお会いできてよかった」

「私もです」

「こちらの世界でのいい思い出ができました。それでは、失礼します」

「ええ。どうぞお気を付けて」

最後ににこりと軽く微笑み、ゆっくりと足元を気にしながら歩き出す。そうして少女たちに合流した背中を、英一はしばし感慨深く見つめた。

「そろそろ集合時間になりますよ。それまでにちゃんと食べ終わりますか?」

「大丈夫だぞーっ」

「何食うつもりだよ」

「そうだなー、おしるこかなー!」

わいわいと楽しそうな雰囲気。ああいう旅行もいいものだなと思った直後、突然何かが頭上で弾け、英一は心底驚いて振り返った。

巨大なモミの木のツリーの向こう、農場の一角から次々と上がる七色の花火。寒々とした中、腹に響く音と夜空を彩る極彩色。ファンタジーとはこのことだ、まさしくこの幻想世界に相応しいと思うと同時に、猛烈な違和感を胸のうちに覚えた。

いや、待てよ。

冷静な思考に立ち返るとともに次々湧き出してくる疑念。

あんな珍しい――ウイッグなどではない、緑や青やピンクの髪色を持つ人種が、この世界にはいるものなのか?

先ほどの黒髪の少年の足元には、引いているはずの影が見当たらなかったのではないか?

魔導書とは、『こちらの世界』とはなんだ?

そして、片眼鏡モノクルの彼は。

自らの姿形をも揺らがすかのような不安に苛まれ、思わず両手を確かめようとしたその時――


ぶぶ、ぶぶぶ。


唐突に携帯が震えてどきりとする。直後くらりと眩暈が起こったが、縋るように慌ててそれを取り出した。

「……もしもし?」

『英一さん? あの、わたしです』

耳に届いた柔らかな声。動揺が一気に鎮まり、わかっているよと伝えながら、こめかみに浮いた冷や汗を拭い相好を取り戻す。通話の相手である妻のジャスティナは、ごく当たり前の指摘を受けて「あっ」と小さく恥ずかしそうに電話口で叫んだ。

「どうしたんだ突然。何か用事でも?」

『いえ、そういうわけではないんですけど。あの』

「ん?」

『アンジェがですね、パパとお話がしたいです、って』

はい、と遠ざかる声と入れ替わりに、ごそごそと何かが擦れる音が聞こえてくる。

「アンジェか?」

『……まー、うー、まぁー』

まぎれもない愛娘の声。幼すぎて言葉はまだ出ないが、必死で何かを訴えようとしている意思はわかる。

「ママと一緒に留守番ありがとうな」

『ん、んむー』

「はいはい、わかったよ。お土産買っていくから、いい子にして待っているんだよ」

『あー』

「じゃぁママに代わってくれるかな」

『あぁぅー…………もしもし、英一さん?』

「ああ。アンジェがね、自分じゃなくてママが電話したがってたんだよって言ってた」

少々のからかいと願望を含めて返してやる。

『えッ?! そ、そんなこと言ってました?!』

「うん」

『いえ、あのっ、そんな』

あわあわと慌てふためく様子が可愛くて、思わずくすりと笑みがもれる。誤魔化せないと察したのだろう、小さく息を吐く気配が伝わってきた。

『……その……あのですね……なんていうか』

恥じらい言いよどむ気配に、ゆっくりと続きを期待しながら待つ。すると。

「早く帰ってきてくださいね、英一さん」

聞こえてきたその声は、端末を介したものではなく、明らかにすぐ傍で発せられた肉声で。英一は弾かれたように顔を上げるや辺りを見回す。

「また沿岸へ行くんでしょう? 働きすぎだって、スタッフの皆も心配してるんですよ」

そうして再び聞こえてきた妻と同じ声。そうして彷徨う視線が、一組の男女に行き着いた。

自分の傍らを過ぎ入場ゲートの方向に歩いていく後ろ姿。黒いコートを来た長身の男性と、緩やかに波打った髪の小柄な女性。睦まじげに寄り添う様子に、既視感を覚えてぞわりとする。

俺……と、ジャスティナ?

まさかそんなはずはない。自分は今ここにいるし、彼女は自宅にいて……そうわかっているはずなのに、なぜか事実が揺らいでいく。

「スイさんからまた連絡が入ったらしい。『あの日』からもう何年も経つが、被災地には俺たちのような存在がまだまだ必要なんだ。支局長もそう言っていたろ?」

「そんなこと重々承知しています。でも」

少しすねたような、甘えしなだれかかるような声が耳の奥に響いて残る。

『早く帰ってきてくださいね』

「えっ?」

刹那携帯から放たれてきたそれに引き戻された。

『英一さん?』

どくどくと激しく打つ心臓。深呼吸を繰り返しながらそれを鎮め、もう一度先ほどの男女を探したがついぞその姿にはたどり着けなかった。

『どうしました? 大丈夫ですか?』

心配そうな妻の声。それに導かれ叱咤されるように、今度こそすっかり冷静な自分を取り戻してから返す。

「帰るよ」

『え?』

「仕事が終わったら、すぐに帰るから」

熱を込めた言いようと共に猛然と湧き上がってきた恋慕。それを察してくれたのだろうか、彼女が静かに穏やかに微笑んだような気がした。

『お待ちしていますね』

ああと短く答え、名残惜しくも通話を切る。直後どっと疲れが肩にのしかかり、英一は深い息を吐いた。

「なん……だったんだ、さっきのは」

「『こいわい』だよ」

そのときふいに傍らから声をかけられる。目を向けるとそこにはいつの間にか、白髪混じりの小柄な中年男性が立っていた。口元にうっすらと笑みを浮かべた彼にもちろん面識など一切ない。次々にまみえる『遭遇』に、幾重にも重なった疑心を隠すことなく警戒を向けた。

「こいわい、ですって?」

「そうだ。それをる機会は多くはない。岩手という土地が昔から持つ増幅作用を持ってしても、発現は確約できないものなんだ。だからそれを体感できる人間は希少だよ」

「増幅……希少……?」

己の知識の範疇にはない概念の解説に、なおも困惑が増してゆく。けれど一方で、先ほど来見聞きしてきたものが、自身の空想の産物などではないことも確信した。

「君にひとつ聞いてもいいかね?」

こちらの戸惑いをものともしない切込みに、踏んできた場数の違いを漠然と感じる。

「恋い恋ゆる引力がもたらす歪み。必然的な偶然。あらゆるものの垣間かいまに存在し、作用し、次へと継ぐに不可欠なそれ。幸福を呼び、災厄をも招き、図り計れぬ世界の機微……君ならそれをなんと言い表す?」

表情の穏やかさとは対照的な、底冷えすら感じられる鋭い声色と共に、およそ抽象的で哲学じみた問いが投げ掛けられる。それきり口をつぐみ回答を待つばかりの姿勢に、英一はいよいよ腹を据えて混迷を自ら払い、脳内に強くまたたいた語を口からほどいた。

「『えん』」

きっぱりと答えるや、目が微かに細められ目じりに皺が寄る。

「成程、理解が早い。流石は米内よないの見立てだな」

その言葉に、先刻会場で会った女性とのやりとりを思い出す。自分がこの地に連れ出された本当の理由わけ、この場所へ誘われた真相。彼がそのすべてを彼が明らかにしてくれるのではないかと期待を込めて続きを待った。

「これを」

しかし望む答えは返らず、代わりに紙片が差し出される。渡されたそれ――真っ白な名刺に目を落とし、直後はっと息を飲んだ。

「まだ岩手におでなんせ。高遠英一君」

にやと悪戯めいた笑みを浮かせ、彼はそれ以上何も言わずに踵を返し去ってゆく。茫然と立ち尽くしていると間もなく「おとうさーん!」と明るい声が辺りに響き、光のトンネルの方からやってきた高校生ぐらいの少女がその腕にしがみついたのが見えた。

「ねぇ、お母さんに何か買ってく?」

「んだなぁ。ぺっこばりもなにが見繕ってぐが。むっつむっつど仕事してだっけがら、いだわらねばな」

「まぁだそすたに訛ってー。おしょすないごど」

「うんなもなす」

「あ」

思わずつられたといった表情の少女を諭す彼。笑い合い仲良さげに寄り添った二人の姿は、やがて人込みの向こうへと消えて行った。

ざわざわと途切れぬ喧騒の中、残された英一は一人手のうちを見る。そこに残ったたったひとつのリアリティ。濃い墨刷りの文字を改めて目で追いながら、ふととある噂話を思い出した。

業務の最中――そうだ、休憩しようと給湯室に向った時にそれは聞こえてきたのだった。

『この国にはね、『縁』を自在に操ることのできる人たちがいるのよ』

先客がいたのかと遠慮して中には入らず、廊下で待ちながらなんとなしに聞いたところによれば、『縁故えんこ』と呼ばれる人間たちが組織化し、縁を繋ぎそして切ることを生業にしているのだという。個人のみならず国家機関ですらもその力に頼ることがあるといい、重大な決定や大きな社会変動の前には、必ずと言っていいほど彼らが暗躍しているというのだ。

『一体どうしたら、彼らに会えるのかしらねぇ』

興味あるわ、と給湯室から出てきた女性。黒いワンピースをまとった、妙齢で金色にも見える長い髪の彼女は、その面にゆったりと悪戯めいた微笑を浮かべながら、廊下の向こうへと去って行った……はずだ。

「まさか、本当に」

そうして曖昧に霞み薄れてゆく記憶とは対照的に、根拠のない都市伝説だとばかり思っていたその存在が、急速に実体を得て迫ってくる。

「東日本良縁協会盛岡支局 支局長―― 名杙なくい葛葉くずは

口にして、途端に背筋が凍る。

自らの目、そして身体でその組織の確証と力を感じ、英一は強く奥歯を噛みながら、雪のちらつき始めたその場になすすべもなく立ち尽くした。




今回の旅の元ネタとなったイベントはこちら↓

『小岩井イルミネーション』

https://www.koiwai.co.jp/makiba/illumination/

作品掲載時点(2018年2月3日)で今年度のイベントは終了しております(滝汗)ごめんなさい……

とても美しくて楽しい、そして美味しいもの満載なイベントですので、来年の冬の旅に是非どうぞ!



ところで。

今回は霧原さんと共に『東北トライアングラー』の一角を担っていただいているお仲間、八紡つづひさんの作品『W』から複数のゲスト様をお招きしております!

(特に鎖鳴さんを推しております!理由は劇中で明らかになっている……はず笑)

俺得以外の何物でもない企画にも関わらず、素敵な作品、そしてキャラクターの皆さんとのコラボを快くお許しいただき、本当に有難うございました!楽しかったです!

(味をシめたので、多分……いや絶対またやるつもりだぞコイツは……)



そんな素敵な八紡さん関係リンクはこちら↓

個人サイト『泡沫館』: http://utakatakan.web.fc2.com/

『W』コミック版: http://seiga.nicovideo.jp/comic/343

音声作品『W ボイスドラマ』:https://mqube.net/play/20170605443770


他にも魅力満載な作品がたくさんありますので、是非覗いてみてくださいね!

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