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第十二章 怒り




「アリス様、どうなさいました?」



白兎はベッドに座ってむくれているアリスに話し掛けた。



「チェシャ猫って一体何なの。」

「は?!」

「いや、だから、チェシャ猫…。」

「来たんですか?!」

白兎の驚きっぷりには笑えてくる。

「はぁ…来たわよ。さっき。あなたが来る前。」

「…………。」

「…白兎?」

アリスは白兎の様子がおかしいことに気づき、白兎の方を見た。

白兎は肩を震わせていた。

「…どうしたの?」

「…あい…つ…。」


ダンッ…


白兎はいきなり壁を叩いた。

「え、」

「アリス、様、ここで、待っていてください、ね。少々、用事を、思い出しました。」

切れ切れの言葉には怒りがこもっているようだった。

白兎は今にもキレそうだった。

「いいですか、アリス様。ここから一歩も、出ちゃ、いけませんよ。絶対に。」

白兎はドアを乱暴に開け、部屋を出て行った。


「何…?今の。」











「くそっ!何であいつがアリス様の部屋へ来るんだ!」

白兎は壁を蹴り、憤慨していた。

「あいつが、あいつが…。


あいつがアリス様を向こうの世界へ売ったのに!!」


さて、何故今回短いのか。

それはちゃっちゃと切り替えて次章で白兎視点にしたかったからです。

次でアリスの過去がわかるのかな〜??

あぁ、たぶん次章は白兎君怒りまくり、壊れまくりだと思われます。本性が出るのか?!(笑)

あ、それと「第十一章 声の主」で

最後らへん?真ん中らへん?に

『紙の色』とありますが正しくは『髪の色』です。

紙の色なんかどうでもええやん!!もしくは

紙の色?は?何?チェシャ猫が持ってたの?と思った方、スミマセン!!!

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