18.最近のお気に入り小説
筆者は通勤で地下鉄を利用するのだが、スマホを弄っていると走行中に電波が届かなくなりネットが見れなくなってしまう。
それがとてももどかしかったが、ネット小説なら心配はいらないということに気が付いた。
一度ページを読み込んでしまえばそのページを読み終えるまではネットに接続していなくとも小説を読み続けることができる。
一ページの文字量にもよるが、地下鉄に乗っているのは二駅だけなので乗車前にページの一番上から読み始めれば目的地につくまでは次のページを読み込む必要は無い。
本を持ち歩いていた時期もあるのだが、バッグに入れて持ち歩くとカバーが傷んだり、本が開いてページが折れ曲がってたりすることがあるので基本的に本は寝る前に読むことにしている。
寝る前にスマホの画面を見ると寝れなくなることが頻繁にあるのでそれの予防にもなるしね。
それでは今回は筆者が通勤中に読んでいるネット小説について話していこうと思う。
筆者が今ここ小説家になろうで読んでいる作品は、
著:星月子猫『レベル999の村人』
http://ncode.syosetu.com/n7612ct/
である。
この作品を見つけたのは結構最近のことなのだが、まずはやっぱりタイトル!
タイトルを見て「ん?レベル999の村人!?」ってなりましたよね。完全に著者の思い通りに惹きつけられました。
今の時代はタイトルでとにかく読者の興味を惹くことが重要なので、
タイトルだけでも本の内容が分かるように尋常じゃなく長いタイトルなんかもありますよね。
いくらタイトルが秀逸で興味を唆るようなものであったとしても最終的には本の内容が面白くないと人気はでないでしょうが、毎日のように数多くの小説が掲載されるネット小説においては、タイトル一つで読者の獲得にとても大きな影響がでるでしょう。
まずはクリックしてもらうところから。それが何より大切なことなのです。
やや話が逸れましたが、
『レベル999の村人』ではタイトル通りレベル999の村人が登場します。
そもそもレベルという概念がある時点でゲームの世界かなと思いきや、実は普通の世界で生きている人達の話なんですね。レベルが存在する、ゲームのような世界の話です。
そんな世界でレベル999にまで上り詰めてしまった村人が、その世界の仕組みに違和感を感じ、謎を追い求めて生きていく話なんですね。すごいなと思うところは、特に話がだれることなくずっと面白いところ。
毎日時間があればずっと読み続けたくなるような話の展開でした。
そして、声を出して笑ってしまうようなユニークなキャラクター達。
小説って文字だけでビジュアルが無いのでキャラクターの印象ってほとんどセリフで決まると思うんですよね。それに仕草が追加されて、頭の中にそのキャラクターが浮かび上がってくる。
情景描写はあまり多くはありませんが、やはり話の展開とキャラクターの個性が魅力なのかなと感じる作品でした。
次回は最近読んでいるノンフィクションの小説についてです。
今週は平日24時00分に更新します。




