17.戯言・化物・西尾維新
皆さんは自分が初めて呼んだ小説を覚えているだろうか?
子供の頃は文字だけの分厚い本を読むのはなかなか敷居の高いものだった。
筆者が初めて小説を読み、小説というものに興味を持つきっかけとなった作品。
それは、西尾維新先生の〈戯言〉シリーズ第一作。
『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』である。
この作家をご存知の方も多いだろう。
今は〈物語〉シリーズが特に人気が高い。当然筆者も化物語シリーズが大好きだ。
化物語から始まり、現在は忍物語まで書籍が発売されている。
アニメでは終物語までが放送され、傷物語の映画が遂に上映されたことは記憶に新しい。
ライトノベルに興味があるという人、もしくはアニメが好きという人の中では恐らく化物語シリーズ、延いては西尾維新さんの名前を知らない人はいないのではと思う程の人気作品だ。
西尾維新先生の作品に出会ってからというもの、筆者はすっかりライトノベルにハマってしまった。
それからは
『ひぐらしのなく頃に』
『空の境界』
『アクセル・ワールド』
『ソードアート・オンライン』
などなどを読んでいき、そこからアニメを見て、映画を見て、ゲームをやってと、
筆者は二次元の世界に引き込まれていったのであった……。
小説を書ける人って本当にすごいと思う。
文字だけで。単語と単語の組み合わせ、選択、並び、表現、感性で。
何処までも続く深い深い物語を読者の想像力を掻き立てて創り出すことができる。
紙とえんぴつさえあれば書ける、
今では電子機器からでも綴ることのできる文字だけで。
目には見えずとも頭の中にはっきりと、その世界を描くことができるんだ。
筆者は、そんな物語を描ける人達に憧れてしまったんだ。
次回も、小説についてです。
今週は平日24時00分に更新します。




