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橙色恋模様  作者: りょち
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EP01 夕焼けと約束

語彙力貧しいですが、最後まで読んでくださると嬉しいです。

風に吹かれて桜が舞う。

太陽が照って気持ちのいい朝。

私、鈴宮 暖花(すずみやほのか)は今日から中学2年生になります。私もついに先輩か…。実感わかないな…。

私は靴箱で上靴に履き換え教室に向かう。

教室の前にいくと予想通り、クラス表の前に飛び跳ねてる人、放心状態の人がいた。

あぁ〜。緊張する〜!!

私は目を半開きにしながら順番にクラス表の名前を確認する。

「佐伯…指原、澤田、篠岡、四宮、鈴宮!!」

あった。二組か-。私は教室に向かう。

教室に入るとすでにグループができはじめていた。

やばい。私は吹奏楽部に入ってるんだけど、私しか吹部いないし…。ぼっちだよぉ。私は恐る恐る自分の座席表を確認して座る。

先生くるまで暇だな。私は机に顔をつける。目を瞑って気の紛れることを考えようとしたら、指でコツコツっと机を鳴らす音が聞こえてきた。

「えっとさ…そこ多分俺の席だと思う。」

みんなの視線が一気に私と私の目の前の人に向く。

「えあぁっ!?ごめんなさいっ!!あ、ほんとだ私15番だ。もうなんで16番の席座ってんの私ごめんなさい!!」

あぁ恥ずかしい。周りも笑ってるし。今日最悪だっ。私は寝てるふりをする。

「あの!」突然のこえに私は急いで顔を上げる。

「さっきはなんかゴメンな。俺、須藤日向すどうひなたっていいます!!一年間よろしくな!!」

さっきの人…須、藤くんは、両手を合わせて申し訳なさそうに謝ってきた。

「いい、いいえ!!わわわわたしこそ!!ごめんね!!間違えて!!」

私のコミュ障発動。

「ぶはっ!!そんな緊張しなくていいのに!!」

少しだけ心臓がドキっとした。笑った顔がすごく綺麗で、きっといい人なんだろうなと思った。

須藤くんと話してると、なんだか周りの視線が痛かった。

須藤くんとの会話も終わったので、私は先生が来るまでトイレに行くことにした。

「私うまく笑えてるかなぁ。」私は、鏡で自分の顔を確認する。

ほんとに私初対面の人とはうまく話せないや。私は手でほっぺたをつねったあと、ほっぺを3回叩いて「よしっ」と気合を入れなおした。教室に戻ろうとすると、ふあふあしたかわいい女の子がトイレに入ってきた。

「さっき鏡の前でなにしてたの〜?笑すごく面白くて笑」

「ええもあああけえええ!?見てたの!?」

突然しゃべりかけられたので私は、変な声を上げてしまう。

ていうかさっきのアホ顔を見られてたのはかなりショックです。

「ふふふっ変な声出しすぎ笑えっと、私は吉野 和花よしのわかっていうんだ!!よろしく!!」

「あ、うううううん??!!よろしく!!えっと鈴宮暖花っていいます!!」

「ふふふっ」

吉野さんは可愛い声で笑う。

「な、なに?」

私は勇気をだして聞いてみた。

「いや、ほのかちゃんおもしろいなとおもって!!あ、ほのかちゃんってよぶね!!わたしのこともわかってよんでくれていいから!!」

吉野さんは可愛いなぁ。ふわふわしてて。言いたいこともはっきり言えてて、私とは正反対な性格だ。

「うん。ありがとうわかちゃん。」

私達は同じ二組だったので一緒に教室に戻った。

私が机に座ろうとすると、須藤くんと目があった。

須藤くんはニコッと微笑む。私はまた胸が鳴る。私も精一杯の笑顔で微笑む。なんかずっとドキドキしてる。私はずっと胸に手を当てていた。


先生の話もおわって、下校時間

わかちゃんはバスケ部で部活があるらしいので私は先に変えることになりました。でも初日から友達出来てよかったー。

帰っても暇だし、私は図書室で宿題をやることにした。


もう気づいたら夕方で私は急いで図書室の鍵を閉めて学校を出た。

ふと上を向くと夕焼けがとても綺麗だ。こんな時間に帰るのは久しぶりだ。私は少しだけ公園のブランコに座って夕日を眺めることにした。夕日をみるとなぜか今日の須藤くんの笑顔を思い出した。思い出した途端に胸がきゅーっとしめつけて、体が熱くなった。

「鈴宮さん!!」

自分の名前を呼ばれて周りを見渡すと、公園の入り口に須藤くんがいた。

さっきまで須藤くんのこと考えてたなんて言えない。

「鈴宮さん、今日帰り遅いな。」

「あっ、今日は図書室で宿題して帰ったんだああああああああ。」

緊張して語尾が伸びてしまう。須藤くんだとなぜか他の人よりもっと緊張する。

「ぶはっ笑のばしすぎ笑」

「すす、すどうくんは?部活?」

「おう!サッカー部!!」

「そうなんだー。がんばれ!!」

「ありがと」

不思議。誰かに背中押してもらってるのか口がどんどん動く。自分からしゃべりかけたくなる。緊張して怖いはずなのに。

「夕焼け綺麗だな。」

須藤くんは空を見ている。

私も空を見る。

「そうだね。私ね夕焼けすきなの。赤色と橙色と黄色とたくさんの色がまざってて、なんていうか人の気持ちみたいだなって。わたしね、だから悲しい時とか、苦しい時とかは空を見るの私。」

私が顔を下ろすと須藤くんは真っ直ぐに私を見ていた。

あっ、私なんか勢いでめっちゃ気持ち悪いこと言ってた!!

「ごめん!!きもちわるいよね!!いきなり語っちゃってなんかごめ「鈴宮さん今のなんかわかんねぇけど!!感動した!!」

「や、やめてよー、。」

私は、たぶん今耳まで赤くなってる。

「ははっ!!ゆでたこ!!」

「やめてって」

私達は誰もいない公園で笑いあう。

今日初めて話したはずなのに私がこんなに話せるなんて。

このまま帰りたくないって思うくらいとても楽しい。 

「なぁ!!俺これから辛いことがあった時さ、空見る!!それで鈴宮さん思い出して元気出す」

須藤くんはニヒっと、笑って私をみる。

須藤君の笑った顔は太陽というよりかは、夕焼けを照らす夕日みたいで私は、その笑顔に惹かれた。

「じゃあ私も、辛い時は須藤くん思い出す!!」

約束な!!っと言って私達は家に帰った。

家に帰っても須藤君の笑顔の余韻は残っていて、胸から聞こえる鼓動がうるさかった。

それが恋だと気づくのにそんなに時間はかからなかった。



私達は春の夕日に照らされながら大事な約束を交わした。

書いててとても楽しかったです(*´◇`*)

話の繋ぎ方が下手くそで、誤字もたくさんでまだまだ頑張らないといけないことはたくさんありますが少しでも面白いなと思ってくれたら嬉しいですし、読んでくださってる方に面白いっと思ってもらえるような作品を目指してこれから頑張ります!!

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