第7章 強敵
急に格闘モノになってしまった・・・
ちなみに神威龍一は僕の書いた「武勇伝」の主人公です。
次の日・・・
セイヤと上夫が散歩をしていると、堤防で大岩力也が、またいじめられていた。
6人に囲まれ、殴られたり、蹴られたりのリンチを受けて血だらけだ。
「上夫、あいつがこの前言った奴だ」
「ああ、愛子の同級生か・・」
上夫とセイヤは止めに入った。
「コイツ、このまえの化け犬・・・」
いじめていた奴らは、セイヤというより、愛子のことを思い出し、震えだした。
だが、一人だけ笑っている奴がいた。
「お前、愛子が怖くないのか?」
「ハハッ、ホントに犬が喋っている」
「(そういえば、他の5人はこの前いたが、コイツは初めてだな)」
「修羅だろうが、愛愛子だろうが、化け犬だろうが、俺に怖いものなんてない」
「おい!妹には手を出すな!」
「誰だ!?お前?」
「愛子の兄、愛上夫だ」
「へ〜、アンタがあの上夫先輩かい・・噂じゃすごく強いらしいなあ」
「お前こそ誰だ?」
「アンタの妹さんと同じクラスの八木剛と申します」
「という事は・・こいつ等皆、俺の後輩かよ」
「そうですよ・・ヨロシク、せ・ん・ぱ・い」
「ヨロシクだと!?ふざけた奴だ!俺も妹もイジメが大嫌いなんだよ」
「噂じゃっ、先輩は格闘技をやっているみたいですね〜」
上夫は、少林寺拳法、空手、柔道、合気道、テコンドー、ボクシング、レスリング等の格闘技を学び、それを愛子に教えたのだ。
「俺も真似事ですが、格闘技やってましたよ」
そういうと、上夫に右の上段蹴りをするが、上夫は紙一重で避けた。
「さすが!」
「ふざけた奴だ!」
今度は金的に前蹴りだ。
上夫は後ろに跳び再び避けた。
力也やセイヤ、そして5人のヤンキー達は無言で二人の戦いを見ていた。
「真似事だ!?ふざけやがって・・誰に武道を教わった?」
「ククッ、誰にも教えてもらっていませんよ・・テレビとか観ていて、マネしているだけです」
「クソ!天才というやつか・・」
「その気になれば、修羅・・いや神威龍一の天神流忍術も、出来る自身がありますよ」
そういうと、剛は高く跳び、そして一回転した時に、片方の足でかかと落とし、もう片方の足で、上夫を蹴り飛ばした。
これは、天神流の技の一つ、天誅だ。
「上夫!」
「く、来るな!」
上夫は立ち上がったが、額から血が流れた・・・
「さすが先輩!」
強敵、八木剛に、上夫は勝てるのか・・・
おまけ・・・第2回、友人、知人、読者様からの質問コーナー
早速、K様(イニシャルしか載せてません)から質問が来ました。
Q,ドラゴンボールでトランクスと18号が好きだそうですが、他に好きなキャラはいますか?
生時・・・超サイヤ人の孫悟空、バーダック、ランチ(変身後)、若き日のブルマ、未来の孫悟飯、セル(完全態)などたくさんいます。
Q,ドラえもんでほしい道具は何ですか?
生時・・・タイムマシンです。過去に行き、昔の日本を見てみたいし、未来に行き、クローン病の治せる時代に行きたいです。
Q,尊敬する人はいますか?
ブルース・リー、ジャッキー・チェン。他にも初見良昭先生、宮本武蔵、沖田総司、堀辺正史先生、大山倍達先生、そして僕の師匠です。あと家族。
Q,好きな武道をやめたのは何故ですか?
少林寺拳法は当時泳げなかったため、スイミングに通わされたから、空手は病気で限界だと思ったため引退しました。
Q,学生時代、小、中、高、大と戻れるならどの時代ですか?
中2〜中3です。戻りたくないのは高校。あと大学は行ってません。
Q,彼女はいますか?
いません!
Q,修羅の刻がお好きだそうですが、どの章が好きですか?僕は虎と狛です。
雷の章と出海の章です。
以上 ご協力ありがとうございました。
また質問などをメッセージに送ってください^^
生時
最近仕事が見つかったが、調子が悪い僕・・