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想いサマヨイ  作者: 番日
肝試しへ!!
8/9

2

今日は木曜、今は昼休み。



光介は、朝の夢から今までの半日、ずっと考え込んでいた。


昨日のあれはなんだったんだろう…





-あの後、家につく頃には陽は沈みかけ、ダッシュで二階にある自室に駆け込んだ。


母親に「光介ー?帰ったのー?」と声をかけられたが、あの時は返事すら忘れていたと思う。



20分くらいだろうか…

自分の部屋に閉じこもり、少しは落ち着いたかと思うと、急にお腹が鳴りだして、意外と身体は普段どうりに活動してる事がなんだか不思議だった。


身体は正直って事?


「な、なんだかなぁ〜」


自分で自分に呆れていると「ご飯だから降りてきなさーい!」といつもどうりの母の声が

聞こえてきて、それが俺をまた少し安心させた。



「た、ただいま…」


とりあえず降りて、空腹を満たしに居間に顔を出すと、母はびっくりした顔で俺を見る。



やっぱり、こんな悲惨で怯えた顔してたら、誰でもびっくりするよね…










「あんた、なんでそんな小汚い格好してんの!ご飯の前に風呂入ってきな!」



「そっち!?」


おもわず聞き返してしまった。


だが、言われて初めて、自分の格好を見直し、顔やシャツに、土汚れがついていて、そういえば途中、二回くらい転んだような……と思いかえす。


「わ、分かった…」



お腹空いたんだけどなぁと、頭の中で呟き、仕方なく風呂に向かって、その後はいつもどうりに過ごして1日を終えた。




そして、今現在。

いてもどうり過ぎた朝は、夢で見たもののやはり今となってはあまり実感が湧かないのだ。




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